オンラインビジネス英会話「Bizmates」をはじめ、ビジネスパーソンを支援する事業を展開しているビズメイツ。
今回は、人事総務グループで活躍されている相馬さんにインタビュー。さまざまな事務系職種があるなかで、人事総務を選んだ理由や、これからスタートするオフィス移転プロジェクトにおける「総務の役割」についてお聞きしました。
■プロフィール
コーポレートデザイン本部 人事総務グループ:相馬 唯衣
大学時代は英米文学・文化を専攻。卒業後、プラスチックメーカーで生産管理を担当。その後、別のプラスチックメーカーにて労務に従事し、さらに品質管理として出荷製品の品質検査に携わる。さらにスキルアップできる環境を求め、2023年9月にビズメイツへ入社。
主体的に多くの人と関わり、サポートしていく人事総務の魅力
——これまでのご経歴について教えてください。
学生時代は英文学を専攻し、詩や絵画などの英米文化を学んでいました。新卒で入社したのは、安定した経営基盤を持つプラスチックメーカーです。腰を落ち着けて、じっくりとキャリアを積める環境だと感じて入社しました。
最初は人事総務を希望していたのですが「生産管理」を担当する部署へ配属。
社内の納期調整や出荷数の管理、社外対応の窓口を担当していました。しかし当初の希望どおり人事総務職にチャレンジしたいと考え、別のプラスチックメーカーへ転職したんです。
転職後は総務事務として、勤怠管理、給与計算などの労務業務をメインに、外国籍実習生の生活サポートにも携わりました。部署を問わず、多くの人の活躍をサポートしていくやりがいを感じました。
ところが、入社して4年ほど経過したころ、製品の品質検査を行う部署へ異動になりました。その時、改めて「多くの人と関わる総務の仕事が好きなんだ」と分かったんです。そこで再び、転職を決意しました。
——事務系職種の中で、なぜ人事総務に惹かれたのですか?
学生時代のアルバイト経験がきっかけです。当時、自然公園の案内スタッフを務めており、来場者のアテンドや、公園内で楽しんでもらうためのサポートをしていました。
この経験から「主体的に人と関わりながら、たくさんの人をサポートする仕事に就きたい」と思うようになりました。そうしている瞬間が、一番自分らしく働けると感じたからです。
その後、就職活動をする際に「会社のなかで同じような役割が果たせる職種は何か」を考え、人事総務に行き着きました。社内の全部署の社員と関わりながら、働きやすい環境をつくりあげていく。そんな役割が果たせれば、自分らしく働けるのではないかと考えました。
——ビズメイツへ入社した理由を教えてください。
「英語を使って人事総務として活躍したい」と考えたからです。前職では、外国籍実習生とのコミュニケーションはほとんど日本語だったため、学生時代に学んだ英語スキルを活かせないことに物足りなさを感じていました。
また、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが在籍しているビズメイツであれば、人事総務としてのスキルも格段に上がると考えたからです。
人事総務の生む新たな価値=対話による組織活性化
——現在の業務内容について教えてください。
勤怠管理、備品の発注管理、勤怠に関する質問などの社内の問い合わせ対応、入社・退社手続きなどです。前任者の業務を引き継ぎながら、直属の上司2名と共に仕事を進めています。
全部署とやり取りをしており、日本語が苦手なメンバーからの問い合わせには、英語で対応しています。知らない単語や表現が出てくることもあるため、より深く相手の要望を理解するためにも、ビジネス英語をさらに勉強する必要があると思っているところです。
問い合わせ対応はメール・チャットが中心ですが、実際に会ってコミュニケーションを取れる機会は、仕事以外の側面も知ることができるため、いつも楽しみにしています。
——人事総務として大切にしていることは何ですか?
大切にしていることはビズメイツのValueとしても定義されている「対話」です。総務人事として、部署や役職を問わずさまざまな社員と対話をすることで新しい発見が生まれ、組織の活性化という「価値」が生まれると考えているからです。
だからこそ問い合わせで質問を受けた際にも、ただ答えるのではなく「意図を確認して答える」ことを大切にしています。
質問の意図を正しく把握することで、相手が本当に知りたいこと・困っていることが理解でき、誠実に対応できる職場へと変わっていくと思います。
また、人事総務はさまざまな部署・メンバーと関わるからこそ、それぞれどのような特徴を持っているのか熟知しています。今後は人事総務目線で、社員同士のつながりを作ることもできるかもしれません。
必要な法律の知識を深め、資格取得に向けて勉強中
——現在、人事総務として積極的に学んでいることはありますか?
法律に関する知識ですね。前職で総務をしている時から「もう少し法律の知識が必要だ」と感じていました。
例えば「なぜ年末調整の書類を書く必要があるのか?」と聞かれて、うまく答えられなかったんです。「なぜか」を私自身が理解していなかったからです。
外国籍の社員は文化が異なることもあり、背景から説明し、理解してもらう必要があります。法律は日々変化していくものであるため、法律を正しく理解するために常にキャッチアップをしていきたいと考えています。
私の上司は質問すると、「なぜか?」から丁寧に教えてくれます。自然と学びも深まり、非常に感謝しています。おすすめの書籍や資料も紹介してもらえて、少しずつスキルアップできている実感があります。
今は安全衛生管理者の資格取得を目指し、実務経験を積んでいます。今後は給与計算検定の取得にもチャレンジしていきたいと考えています。
どのようなことでもなんでも相談してもらえるように、さらなるスキルアップを目指し、信頼を積み重ねていきたいです。
新たなオフィスへ移転してさらなる「Valueの体現」を目指す
——最後に、相馬さんは今後スタートする、オフィス移転業務を担当されると伺っています。オフィス移転の背景を教えてください。
2023年に上場し、今後はさらに従業員数も増える予定です。このタイミングでオフィスを拡大することで、より組織を活性化させていきたい狙いがあります。
移転の完了は2024年の秋ごろで、今は内装工事の打ち合わせを進めています。総務としては移転に関するスケジュールを上司とすり合わせ、メンバーが混乱しないようにしっかりフォローしていきたいです。
——今のオフィスと比較すると、どのような部分が変わるのでしょうか?
現在は部署によってオフィスが2つに分かれており、雰囲気もそれぞれ異なっています。例えばタレントソリューション事業部は活発にコミュニケーションを取っている印象ですが、エンジニアの所属している部署は黙々と開発に集中しています。
新たなオフィスは、会社のValueである「建設的に対話する」を体現できるような、部署の垣根を超えた交流が生まれる場をつくっていく予定です。
オフィス移転に携われる機会はとても貴重なため、人事総務としてValueを体現できるような環境づくりを積極的にサポートしていきたいですね。