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低価格でめちゃめちゃおしゃれできる世界を CEOが語る17kgのストーリー

高校生のときから、なんとなく起業したいなと考えていました。ただ、そのころ学校の授業や勉強には全くやる気が起きなくて。朝学校に行って、ベランダで寝て起きたら夕方になってたりとか(笑)謹慎処分に5回くらいなっていて。”親に迷惑かけた系”の高校生でした。

ただ、卒業後に浪人していた2年間はものすごい勢いで、狂ったように受験勉強してましたね。朝起きた瞬間から勉強を始めて、サテライトの塾でずっと自習室にいるような状態で。「あれだけの努力ができたんだから、なんでも努力すればできるな」と思えて、自分の糧になる経験でした。

ちょうど大学受験が終わった春のころ、テレビで大学生がIT系の事業で起業したというニュースを見たんです。「学生でも起業できるのか!」と気づき、そこからプログラミングを独学で猛勉強し始めました。2年生まではバイトもしないで、奨学金をフルフルで借りて、ひたすらプログラミングを学ぶ日々です。



して3年生になってから、実際にプロダクトを作り始めましたが、そう簡単にはうまくいかず。就活の時期になったのでエンジニアとして就活をして、GREEやメルカリで内定をもらっていました。ただ起業をあきらめきれず、並行してベンチャーキャピタルに自分の構想をお話ししに行ったんです。そしたら「プロダクトの実物がないと、なんとも言えないね」と言われたので、僕2日後くらいに作って持って行ったんですよ。その行動力が評価されて、トントン拍子に投資が決まりました。それでもらっていた内定は辞退して、起業することになりました。

今社内にはエンジニアが0人なので。僕がプログラミングをやっていたおかげで、サイトの修正、受発注の効率化とかを直接ちょこちょこっと直せるのはよかったことかなと思っています。今でも、質問箱が流行ってたので友人と一緒に作ってみたりとか。あと、Mr.ビーンとMr.ゴーンを見分けるゲームを作ってTwitterにあげてみたりとか(笑)
小規模なものはたまに手を動かして作ったりしています。



1つ目に起業した会社は、中学時代の友達と共同創業という形で立ち上げました。事業自体は伸びていたんですが、長い目で見た将来性に疑問を持つようになって。最終的には事業を売却しました。

次も起業すると決めていて、始めたのが今の17kgです。アプリやSNSといったテクノロジーによって簡単に海外取引ができるような技術の進化がこんなに進んでいるのに、自社ブランドを持つ既存のアパレルのメーカー企業は、意外とそこに弱いことに気づいたんです。

市場に大小これだけ多くの企業が存在しているのに、不思議な話だなぁと。SNSを利用して爆発的に成功したプレイヤーは他にほぼいなかったんです。同じ手法を実行した企業はもちろんいくつもあると思うんですけど。17kgがその中でも飛び抜けて伸びたのは、SNSのマーケティングを100%やりきる実行力があったからだと思います。事業は初月から黒字化し、すごく順調に立ち上がりました。

昔は「誰もやったことがない、自分の完全なオリジナル」にこだわろうとしたこともありましたが、その必要性は意外となくて。みんながもう参入しているということは、その業界が伸びている証拠だし、その中で勝つ道筋を見つける方が、伸びやすいしスケールしやすいと気づいたんですよね。


僕が30代になったとき、同年代が創業した中で一番結果を出している会社にしたいと思っています。そして僕の生涯を通して、日本を代表する”グローバルで勝つ”会社に、ちゃんとしたい。そこに本気でチャレンジしています。うちの事業ならそれができるので。

17kgはもともと、そんなにたくさんお金を持っていないユーザーの子たちでも、めちゃめちゃおしゃれができるようにしたい!という思想で始めました。日本にある普通のプチプラとは違った、韓国ファッションの個性的な世界観。そしてそれを低価格で誰でも楽しめる、そういうブランドを確立したいという思いを実現している最中です。

そして17kgは、僕が大学生のときに「こんな会社があったら入りたい」という理想を形にした会社です。時間と場所に縛られない、自由な働き方ができる。そして何よりも仕事が楽しい!とみんなが心底思って働いていることが大事です。
このやり方で僕たちは、事業をしっかりと伸ばして”世界を獲る”ビジョンを掲げています。一緒にそこに向かって行ってくれる方、ぜひ応募をお待ちしています!

◆株式会社イチナナキログラム CEO 塚原健司

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