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【会社沿革】でわかる『ニイヨンイチ』Vol.2

このシリーズでは、藤井社長へのインタビューを通して創業から今に至るまでを深く掘り下げ、今のニイヨンイチがどのようにして出来て来たのかを皆さんにお伝えできればと考えております。

衣料業界、ファッション業界に興味のある皆様がもっと楽しく、もっとワクワクしながら働いてもらいたい。
ニイヨンイチをもっと深く知って頂き、少しでも気になって頂いたり、もっと知りたい、ファッション業界で働くならここがいい、と思って頂ければ嬉しく思います。

まだ、Vol.1をご覧になっていない方は、こちらからご覧ください👖

【会社沿革】でわかる『ニイヨンイチ』Vol.1 | 有限会社 ニイヨンイチ(241Co.)
このシリーズでは、藤井社長へのインタビューを通して創業から今に至るまでを深く掘り下げ、今のニイヨンイチがどのようにして出来て来たのかを皆さんにお伝えできればと考えております。衣料業界、ファッショ...
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◆Vol.2有限会社ニイヨンイチ設立~本社社屋完成(1997年9月25日~2003年7月)

Q. 藤井商事を創業して約3年9ヶ月後に、『ニイヨンイチ』を設立されていますが、そのきっかけやストーリーを教えてください。

ニイヨンイチは藤井商事として活動していた中であった一つの出会い、一つのチャンスから発展しています。
大阪のメンズウェア小売り専門店を運営している新規の営業先に営業に行っていた時の話です。
藤井商事で制作したサンプルを見て頂き、商談を行っておりましたが、残念ながらその店長には気に入ってもらえず取引を断られそうになっていたところ、近くいたアルバイトの方に、「この人一生懸命なので何か買ってあげてください」と言って頂き、20本パンツを買って頂く事がありました。
当時何も仕事のない私の営業活動はそれはそれは必死で、買ってもらえないとこの人死んでしまうかもしれない。と思われたのかもしれません。笑

その買って頂いた20本は幸いすぐに完売、追加注文を頂くに至りました。
そしてそこからさらに1か月後、我々の物作りの能力を見込んで頂き、16型OEMで別注として作って欲しい、と店長から依頼を頂きました。
その当時、今では当たり前の専門小売店がオリジナルブランドを作る、という事が全くなかった時代でした。

Q.ではそのオリジナルブランドのOEM製造業務がニイヨンイチを設立、発展に導いたのですか?

はい、そうです。
専門小売店発信のブランドという事でたちまち話題となり、雑誌媒体掲載で爆発的に売れました。
上でも言いましたが、今では当たり前の専門小売店がオリジナルブランドを作る、そしてそれを作る、という事業はまだ誰も手を付けていないブルーオーシャンの仕事でした。
ここで私は考えました。これチャンスじゃね??この事業一気にやるべきじゃね。と。
伴い、従業員を一気に雇用し、ここぞとばかりに色々と前へ進めて参りました。

Q. なぜニイヨンイチと言う社名なんですか?

その小売店の店長のアイディアもあり、藤井という名前を表し「241」、そして日本一の会社をつくりたい、という願いで「241」と命名しました。
専門小売店のオリジナルブランドの作り手を担うOEM事業、チャンスとは思っていましたが、電話がこれでもかというくらい鳴り続ける毎日でした。
そして真の物作りの会社としては自社縫製工場はなくてはならないと判断し、当時ほとんどの製品は外注に依頼していましたが、その外注工場の1社だった先が倒産の危機にあるという事で、設備を全部預かり自社縫製工場の設備を整えていきました。
そしてそういった工場を作るということは、その工場のキャパシティの何倍もの人と企画開発力が必要だと考え、そういった環境を整える為本社社屋を建てました。



おまけ
本社が海沿いへ移転した今もまだ残る旧本社。社長が言うとおり真っ白な児島一目立つ城です。
しかしまだ色濃く残る柄の悪さ。


『ニイヨンイチ』の事がさらに気になった方は、コチラをチェック😍

241co. | 有限会社ニイヨンイチ | 岡山県倉敷市
241co.(有限会社ニイヨンイチ)は、1994年の創業以来、ジーンズの聖地である岡山県倉敷市児島から世界に、デニムパンツをはじめとした衣料品や雑貨をつくり続けています。
https://www.241co.com/
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