宇宙につなぐ3Dプリント技術 Vol.2 / CTO 古賀洋一郎
みなさん前回の古賀のインタビューはいかがでしたでしょうか。
vol.1は古賀がどのような経緯で3Dプリント技術と出会うかまでを記事にしました。
後半のvol2では古賀がどのような業務に携わっているかを簡単にご紹介いたします!
-宇宙開発するための手段が3Dプリント技術
-待望の金属3Dプリンターの導入
今年2022年頭に、大型の金属3Dプリント機械 を導入、つい最近設置が完了しました。
ぼくが約10年前のコンテストの時に偶然発見し、そこから描いていたものが少しずつ現実化していると実感しています。
軸足は現在も宇宙にあります!
[解説]金属3Dプリント手法:
金属粉末を敷き詰め、熱源となるレーザや電子ビームで造形する部分を溶融・凝固させるPowder Bed Fusion方式というテクノロジーを利用し、複雑な金属物体を3Dプリントする。
Velo3Dの技術は、航空、宇宙、ガス、石油、半導体など高い製造技術が必要とされる分野ほど需要が高い。
(引用:TECHBLITZ / https://techblitz.com/velo3d/)
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Q.3DPCでは実際にどのような仕事をされているんですか?
はい、主に、
●メタマテリアル(技術)
・技術、アプリケーションの開発
政府からの助成金を受給し産学連携プロジェクトを推進中
・建築用のメタマテリアル(騒音軽減)の開発
2-3年で実用視野
●プラットフォーム製作
●特許出願
3件取得しました!
●新サービス開始(2022)
ー3DPC社員がシステム開発会社と連携し実装
・設計の自動化(お客さんに実際に使ってもらえる)
・治具自動化(政府のとある省の方からも太鼓判を頂いています!!!)
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2022年は昨年巻いた種(上記リスト)が芽吹き始める始めの年だと確信しています。
企業活動としては、僕の視点からですが、去年の夏頃から組織も変化し始めてきたと感じています。
会社として、
・的確なアプローチ先が見えてきた。
・製造プロセスもうまく周ってきている
=製造を背景とした他のチームが動きやすくなってきている印象。
私たちマネジメントチームも気づきを得る点も多く、成長を続けています。
足並みも揃い同じ方向を見据えることが出来てきました。
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残念ながらここで2時間に及んだインタビューが終了しました。
マネジメントメンバーから今後の展望を聞くことが出来たいい時間でした。
今年2022年は3DPCにとって楽しみな年になりそうですね!
それではまた次回!