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「私と CLAS(黎明編)」

毎々お世話になっております。
株式会社クラスでエンジニアをやっておりますナカガミと申します。

なにか一筆、ということで、私は従前のお三方とは少し CLAS への関わり始めが違ったので、その辺含め何かしら書いてみようと思います。



私はもともと派遣のエンジニアとして、大手派遣会社に登録しながら半年から1年半ごとに現場を転々としていました。
高校くらいから独学で始めた PHP がそのまま仕事にできたのもあり、ずっと PHP で仕事をしていたわけです。
しかしエンジニアのみなさんなら共感いただけるとは思うのですが、ずっと同じ言語を喋っていたり、あまりコミュニティに活気のない領域にいるといつかは飽きが来ます。
私もそんなところで、しかも派遣である手前全くその必要がないのに現場へ出勤して仕事をする日々に、報酬以外の価値を見いだせずいたのです。
いつしか私は、PHP をやめたい、エンジニアなのだしネットが繋がっていれば仕事できるのだからリモートの仕事に就きたい、というか本音はお腹が弱く毎朝家を出る前に2回から6回くらいトイレと懇意になる必要のある私でもリモートなら通勤中の便意発生の恐怖と戦わなくていいじゃん、等々の思いを抱え日々転職サイトやフリーランス向けの発注サイトなどを漂うようになりました。



私が CLAS と出会ったのはまだサービスが開始される前の6月で、それは私の友人からでした。
彼女は私が以前一緒に仕事をしていたアパレル小売に勤めていた人で、実はその会社は弊社社長久保の興した会社だったわけですが、私は単にリモートで仕事できるっぽいよ、その文句一つだけで、会ってみようか、会うだけならタダ(飲食交通費は別)だし、とレスを返しました。

しかしサイトにある募集要項をレスを返したあとに読んだらばなんと、Java と React、Vue などと書いてあるじゃあありませんか。
React ならまだしも Vue や Java は全く触ったことのないフレームワークや言語です。

早速やってしまったわねわたくし、などと思い、同時に、いや話聞きに行くだけだから、ご飯食べるだけだから、などと自分に言い聞かせいつもの調子に戻していきました。結局当日は現場を出る前にお腹を壊しました。

久保さんというのはどんな人だろう……
私は Amazon Prime ユーザなので、Bachelor Japan という番組に彼がでていたのは知っています。
そんなタレントまがいのことをするんだもの、さぞかしチャラいのだろうなあ……
夕ラッシュの時間帯、表参道駅の手前で宙吊りになった半蔵門線の中で、私はまたお腹を壊しそうになっていました。

場所は普通の居酒屋だったのですが、その日はたしか金曜日だったはずなのに店内にはあまり人がおらずまずそれに感嘆し、しかも席を案内されたらまだ誰もおらず更に感嘆しました。
久保さんと CTO の山下さんからそれぞれ遅れると来ていました。

そういえば、久保さんも割とお腹壊すと言っていたなと思い出しました。
契約取れるかどうかはわからないけど、いい話ができそう。そんな心地がしたのをまだ覚えています。





いざ揃ってみて話をしてみると、久保さんは想像とは全く違い落ち着いていて、それでいてとても柔軟な考え方を持つ人で、その考え方は今まで私が醸成してきたものともかなり共通点の多いものでした。
特に面談という形になるわけでもなく、久保さんにひとしきり夢を語ってもらったり、私も自分のやりたいことなどを広げて見せて、終始和やかに会は運ばれました。
そのときまだ金髪だった山下さんは表情があんまり変わらないので、私は警戒しておりました。

技術的に必要な情報も交換し、私も10月末まで派遣契約が残っているし、とりあえず委託でやってみませんかということでまとまったのです。
そんなに簡単に仕事って決まるものか、派遣とは違うのだぞ、派遣とは……など震えておりましたが、そこから私は10月末まで、燻り始めるプロジェクト、喜怒哀楽ごちゃ混ぜになっている CTO 、決まらないオフィス、怒涛のロンチなどが待ち受ける委託業務を始めることになるのです。

そこから何回か山下さんと話をし、私は気に入られたのか、契約形態にこだわりはないと言っていたができれば社員でお願いできないかと打診されました。
いくらか考えた後、私は社員になることに決めたのでした。
アラサーですけど人生初の正社員経験、一体どうなるのか……
緊張して寝られない! などということもなく普通に疲れていたので10月31日はさっさと寝ました。



まとめのようなもの

  • 私はずっと派遣のエンジニアでした
  • 単に、報酬は同じくらいの金額感で、かつリモートで仕事ができる場所を探していた
  • 友人からこんなのどう? と連絡が来た(PRECS の長谷川さん、取り次ぎいただきありがとうございました!)
  • プライベートですらほぼ経験のない分野だったので焦った
  • 久保さんの存在は知ってたけどチャラいと思ってた
  • 久保さんは想像とは違いとても実直で、しかし同時に笑うときは笑う素朴な感じの人だった
  • 山下さんはとてもロジカルだが、同時にいわゆるエンジニア的な自由度を持った人だった
  • ふたりとも会社の理念(というか久保さんの信念だと私は思います)であるところの「変化にしなやかに……」「主体的であろう」「まずは打席に立つ……」「和を重んじ……」を体現している人たちだなと感じた


クスッとなっていただけていたら、幸いです。
参考になるようなところがあったなら、更に僥倖です。
一緒に働きましょう。そして寿司を食べましょう。
私からは以上です。

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