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株式会社Candee、YJ2号投資事業組合をリードに総額約10億円の第三者割当増資を実施し、役員体制を強化

12月21日、株式会社Candee(本社:東京都港区、代表取締役 古岸 和樹、以下「Candee」)は、YJ2号投資事業組合(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長 堀 新一郎)をリードインベスターとし、TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合、株式会社gumiを引受先とする総額約10億円の第三者割当増資を実施致しました。また、同22日付で株式会社gumi代表取締役社長の國光宏尚氏を当社取締役会長へ、社外取締役にグリーベンチャーズ株式会社General Partnerの堤達生氏及びYJキャピタル株式会社取締役副社長の戸祭陽介氏を迎え、新体制へ移行いたしました。

(左から國光宏尚氏、山村嘉克氏、新井拓郎氏、古岸和樹氏、堤達生氏、戸祭陽介氏)

■Candeeの概要

株式会社Candeeは2015年の設立以来、モバイル動画市場における知見を有する経営陣及びスペシャリスト集団のもと、モバイル動画時代の「新しい時代のカルチャーとスターの創造」をミッションに掲げ、LINE、Facebook、Instagram等を活用したモバイル動画コンテンツの企画・制作において、スマホならではの新しい映像フォーマットに次々とチャレンジし、モバイル動画時代のトップランナーとして実績を作ってまいりました。

■資金調達の目的

現在、エンターテイメント領域においては、モバイルオンラインゲーム市場に加え、モバイル動画市場が急速に拡大しております。モバイル動画市場の市場規模は平成27年には1,460 億円(モバイル・コンテンツ・フォーラム社のデータによる)となり、今後も更なる拡大が見込まれます。

2015年以後、モバイル動画プラットフォームが各社からリリースされるとともに、Facebook、LINE、Twitter、Instagramなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)も次々に動画配信に対応、モバイル端末で動画に触れる機会は飛躍的に増えてきました。スマホならではのフォーマットを活かした、テレビとは異なる動画コンテンツの楽しみ方が定着しつつあります。

加えて2016年秋、携帯キャリア各社から20GBまで高速データ通信を利用できるデータ定額プランが相次いでリリースされたことで、データ制限の心配なくWi-Fi外からもモバイル動画の視聴・配信を楽しめる外部環境が整いつつあると言えます。

テレビからスマホへ。視聴環境のシフトは今後加速し、モバイル動画はより広く生活に浸透が見込まれ、スマホらしい操作性を活かしたハイエンドな機能とインタラクティヴなコミュニケーションが可能な視聴環境が当たり前に変わることが予想されます。

今回の資金調達は、このようなモバイル動画時代のニーズに応える、新たな動画コンテンツ・フォーマット開発及びサービスの構築、またそのサービス認知拡大へ向けたマーケティングへの投資です。数多くのモバイル動画の制作実績を活かし、スマホだからこそ可能な新しい動画を企画・制作・提供してまいります。

■Candee新体制について

今回の第三者割当増資に伴い、新体制へ移行致しました。Candee創業時より執行役として事業を担ってきた古岸和樹氏が代表取締役社長へ、新井拓郎氏が代表取締役副社長、山村嘉克氏が取締役へ就任致。また、株式会社gumi代表取締役社長 國光宏尚氏を取締役会長、グリーベンチャーズ株式会社General Partner 堤達生氏、YJキャピタル株式会社取締役副社長 戸祭陽介氏を社外取締役に迎えいれ、事業展開を加速していきます。

【役員プロフィール】

古岸和樹 代表取締役社長兼CEO(Chief Executive Officer)

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(旧株式会社ツタヤオンライン)、ヤフー株式会社にて、映画、音楽といったエンタテインメントコンテンツの企画、プロデュース、ディレクション、プロモーションに従事し、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンへ出向)、エイベックス・グループにおいて事業責任者として音楽配信部門を担当、平行してグループのデジタル戦略及び新規事業推進を担当。Candeeにおいては、タレントマネジメント事業及びコーポレート部門責任者として常務執行役に従事。


新井拓郎 代表取締役副社長CCO(Chief Content Officer)

大学在学中よりエイベックス・グループにて、デジタルメディアを活用した音楽情報やアーティストに関する企画、制作、運営を牽引後、音楽配信、アーティストのデジタルファンクラブ、BeeTV、dビデオ、UULAといった定額制映像配信、映像コンテンツのマルチユース展開、企業アライアンスなど、新規事業の立ち上げを担当。Candeeにおいては、制作事業及びメディア事業責任者として常務執行役に従事。


山村嘉克 取締役 CSO(Chief Sales Officer)

株式会社東急エージェンシー 、beacon communications k.k. においてアカウントエグゼクティブとして牽引、株式会社IDEE R-PROJECT設立及び取締役として事業の経営を牽引、Webプロダクション株式会社FILEFIXを設立、2012年にイージスメディアグループとの資本提携により世界最大のデジタルソリューションネットワークである「isobar network」 に参画、isobar Japan 取締役副社長に就任(2013年 株式会社電通によるイージスメディアグループ買収の為、isobar Japanは電通グループへ)。Candeeにおいては、広告事業責任者として常務執行役に従事。


國光宏尚 取締役会長

米国Santa Monica College卒業後、2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当する。2007年6月、株式会社gumiを設立。代表取締役社長に就任する(現任)。


堤達生 社外取締役

グリーベンチャーズ株式会社General Partner。シンクタンク、投資会社を経て、サイバーエージェント、リクルート、グリーにてベンチャーキャピタル事業を立ち上げ。現在、総額約125億円規模のベンチャーキャピタルファンドを運用。 主な投資先は、Retty、Geniee、KaizenPlatform、Candee、FIVE等

戸祭 陽介 社外取締役

YJキャピタル株式会社取締役副社長。大和企業投資にて投資部、審査部、投資事業組合を経た後、あおぞら銀行にてベンチャーキャピタル事業立ち上げを支援。その後、ヤフーにてM&A 業務全般に従事後、YJキャピタルを企画・設立、VC歴は20年以上。YJ キャピタルでは取締役副社長として、ミドル・バックを固めながら、投資業務にも従事。YJキャピタルでのIPO実績は、みんなのウェディング、フリークアウト、レアジョブ、Aiming、ユーザベース。


「ここからがスタート」(古岸氏)、「20年に一度のチャンス」(新井氏)」


12月21日に忘年会を兼ねて行われたCandee Nightでは、上記の重大トピックスが改めて社員の前で周知されました。その中で古岸和樹CEOは「ここからがスタートです」と語気を強めました。

新井拓郎CCOもモバイル動画市場の現状を「10年いや20年に一度のチャンス」と分析した上で、「チャレンジしていきましょう」と社員の士気を高揚すると、“必達仕事人”の山村嘉克CSOの売り上げ目標をドルでぶち上げるというジョークも炸裂。この時の社員の顔からは笑顔の中にも、今後への強い覚悟が見てとれたように思います。

設立からモバイル動画時代のトップランナーとして駆け抜けてきたCandee。ただ「新しい時代のカルチャーとスターの創造」というミッションを成し遂げていくには、立ち止まっている暇はありません。Candeeは“大人の本気の悪ふざけ”をしながら、世界一のエンタメ集団になるべく邁進してまいります。

Wantedly応募ページはこちら→https://www.wantedly.com/companies/Candee/projects

(写真:今村健一)

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