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たぴみる5/24メジャーデビュー! これを見ればアナタも“たぴちゅう”!?

Candeeのグループ会社であるCOMPLExxx所属の「たぴみる」が、5月24日に株式会社ランティスより『発見者はワタシ』でメジャーデビューします! 同曲は4月10日より放送されるテレビアニメ『ゼロから始める魔法の書』のオープニングテーマです。

TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』公式サイト
TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』公式サイト。世間知らずな魔女と獣の傭兵の魔法書ファンタジー 2017年4月よりTV放送開始!
http://zeronosyo.com/

女の子がもつ独特なもやもやした感情(エモーショナル)をかわいく、ありのまま表現する“エモカワイイ”女性タレントの育成を掲げるCOMPLExxxとしては、「たぴみる」は大型プロジェクト第1弾です。今回は、そんな「たぴみる」のロングインタビューを敢行。ひとつの夢を叶えたエモカワイイ女の子の素顔とは――!?


――3月12日のメジャーデビュー発表後の周囲の反応は?

たぴみる:Twitterなどでいろいろなコメントをもらいました。「(アニソンシンガーになる夢を)本当に実現させちゃったね」とか、「夢の舞台までこんなにはやく行くとは思ってなかった」とか。デビュー前から応援してくれているフォロワーさんも喜んでくれていました。


――デビューするという実感はわきましたか?

たぴみる:うーん……まだ実感があまりないんですよ(笑)。自分のために大勢の方々が動いてくれている状況を見ても、まだホワホワと夢を見ているような感覚です。

■高校時代にハマったライブの充実感

――アニソンシンガーはずっと目指していたんですか?

たぴみる:歌うことが大好きだったので歌手になりたいとは思っていましたね。子供の頃はママチャリの後部座席でずっと歌っていたり、小学生の時から地元のお祭りでカラオケ大会に「出たい、出たい!」と言ってと出場したり。目立ちたがり屋なんでしょうね(笑)。


――いわゆるアニソンにハマるきっかけは?

たぴみる:中学生の時、友達と行ったカラオケで気になった曲がアニメの主題歌で、それがきっかけでアニメを見始めました。気付くと好きな曲が全部アニメに関する曲だったんです。


――曲から入ってアニメを知るという。

たぴみる:そうですね。あとはラノベ(ライトノベル)からもあります。学校で朝の読書タイムのような時間があって、本を忘れたときに友達が貸してくれたのがラノベで、貸してくれた子が途中で読むのをやめて、私のほうが夢中になるという……。アニメにハマってからは、受験シーズン中もなかなか勉強に手がつかなかったですね(笑)。


――「アニソンシンガー」になりたいと思い始めたのは?

たぴみる:高校に入学して、軽音楽部の見学に行ったんです。すると、見た目が怖そうな先輩しかいなくて「あ、無理だ」と(笑)。ただ、そっと帰ろうとした時に「音楽やるの?」と捕まって、どうしようとオドオドしていた時にアニソンを流している人たちがいるのに気づいたんです。「あ、この曲知ってる」と口ずさんでいたら、「歌えるの? じゃあボーカルやってよ」と誘われて(苦笑)。本格的にいろいろなアニソンを歌うようになって、ライブも経験していくうちに、すごく気持ちよくて「もっとライブをやりたい。やるなら好きなアニメの歌を歌いたい」と。


――ライブのどういうところが快感だと?

たぴみる:普段の練習ではバンドのメンバーから「声が小さい」「もっとまとめて」みたいにいろいろ要求があって、うまく応えられずツライと感じることもありました。でもライブが終わって「うまくできたじゃん!」と言ってもらえた時の充実感が大きかったです! それにライブを見にきてくれた人から「めっちゃ良かったです」という感想を聞いて、「やってて良かったな」と。すごい達成感で、生きた心地がしました(笑)

■自分を変えるために「松岡修造さんの本を読んだ」

――高校卒業後はアニソンシンガーを目指す傍ら、様々な動画プラットフォームでの活動も目立ちます。

たぴみる:最初はニコ生(ニコニコ生放送)でしたね。ただ始めたばかりの頃は、顔出しも歌もやっていなくて、お喋りするだけ。放送には人も来ないし、話題もないので、しんどかった(笑)。同じように歌手を目指している友達の放送に時々お邪魔させてもらったおかげで段々喋れるようになり、自分の放送に来てくれる人も増えていきました。でも、1年前くらいのある日、ふと「このままでいいのかな」と思ったんです。


――といいますと?

たぴみる:周りの友達は進学や留学とか、私の知らないような難しい話をしているんです。対して私はアニソンシンガーを目指すといっても家に引きこもって、パソコンに向かって歌っているだけ。そんな時に、「このままの状況は嫌だ」と。そこから、積極的にオーディションを受けたり、ネットで知り合った子から誘われてライブに出演したりするようになりました。


――ターニングポイントが訪れたわけですね。

たぴみる:「自分を変えなきゃ」と。それまでは、周りの環境のせいにしていたことも多かった。でも、そうじゃなくて「自分が変わったら環境も変わるんじゃないか」と考えるようになったんです。なので、まずマイナスな思考を変えるために、松岡修造さんの本を読みました(笑)。ほかにはカフェで「今の自分」と「なりたい自分」をノートに書いて、なりたい自分になるためのプランをひたすら考えるということもやりました。そして歌以外のところで知名度を上げたいと思っていた時に、まよちゃん(横塚まよ/COPLExxx取締役CCO)に出会ってゲーム実況配信を始めました。そこから事務所を立ち上げるほどになり、気が付くと1年でデビューさせていただける状況になっていたというのが正直な感想です。


――自分を変えようと決意してから、デビューするまでのスピード感がすごい。メジャーデビューが決定した時の心境は?

たぴみる:なかなか信じられなかったですね。それまでも、オーディションを受けて手ごたえがあっても落ちるの繰り返しだったので、あまり期待はしないようにしていたんです。だからデビューが決定したときは半信半疑でした(笑)。

■ヒロインの気持ちになって歌う


――デビュー曲『発見者はワタシ』に対する第一印象は?

たぴみるワクワク感があってピュアな歌という印象で、私がこれを歌えるか不安でした(笑)。ハッピーすぎて押しつぶされないかなと。最初は自分が歌ったらどういう感じになるかをうまく想像できなかったんです。でも、ライブで観客が曲のこの部分でノッてくれるんだろうなというシーンを想像したら、すごく楽しみながら歌えていましたね。


――曲の中で気にっている部分は?

たぴみる:気づいたら周りに仲間が1人ずつ増えていくシーンを歌った部分です。大切な人やモノは、気づかないうちに増えているんだと改めて思います。


――原作『ゼロから始める魔法の書』のオープニングソングとして、レコーディングではどういうところを意識しましたか?

たぴみる:頭の中で物語を想像して、オープニングでは私の歌に登場キャラクターがどう動くのか想像しながら歌いました!


――アニメは4月10日から放送開始です。たぴみるさんが注目しているところは?

たぴみる:アニメは1クールが長いようですごく短いんです。原作が連載中の場合は、作品によってアニメの内容を原作から変更したり、少し省略したり。なので『ゼロから始める魔法の書』も、原作とアニメでどのような違いがあるのか気になりますね。キャラクターでは、ヒロインの「ゼロ」に注目しています。原作では「傭兵」目線で物語が進んでいるので、ゼロのいろいろな心情を、アニメで読み取りたいです。


――『発見者はワタシ』を通して伝えたいことは?

たぴみる:歌詞に出てくる主人公は、見るものすべてが初めてで、「なんだこの世界は!」みたいにキラキラしているんです。その気持ちって、私たちにもあると思うんですよ。たとえば初めて渋谷に来た時は「スクランブル交差点すげぇ」とワクワクしたのに、1年も経てば平然と歩いている(笑)。曲を聴いてくれる人には、いろいろなことに対する最初のキラキラ、ワクワクした気持ちを思い出してもらえたらいいですね。

■目指すは原宿系アニソンシンガー!?

――ここからは、たぴみるさんのパーソナルな部分もお聞きします。『発見者はワタシ』にちなんで、最近あった新しい発見は?

たぴみる:友達から「自分のことを話している時に、泣きそうな顔になるよね」と言われました。どうも自分の考えを話そうとすると恥ずかしくなって、涙目になるらしいんです(笑)。


――そこは逆にこれから注目してみたいですね(笑)。

たぴみる:やめて~、今も声が若干震えている気がします(笑)。


――好きなアニソンはどういうものでしょうか?

たぴみる:作品に“+α”になるような曲がすごく好きです。「この曲を聴いたら、アニメのあの場面を思い出す」というような。アニソンにはそういう“+α”があるんです。作品でいうとアニメの劇中に音楽がメイン要素として出てくるアニメが好きですね。


――アーティスト名「たぴみる」の由来は好物のタピオカミルクティーということですが、どんな経緯で決めたんですか?

たぴみる:もともと、ゆるい名前や、ゆるいモノがとにかく好きなんです。歌の活動を始める時、活動名をゆるい食べ物の名前にしたくて、タピオカが好きなので「たぴ」にしようとも思ったんですが、SNSなどで検索してみると一杯いる。「じゃあタピオカミルクティーで『たぴみる』はどうだ」と調べたら、当時は見当たらなかったので「キタコレー!」と。今は同じアカウント名も増えていて、ちょっと複雑な気持ちです。(笑)


――ファンの呼称はあるんですか?

たぴみる:「たぴちゅう」というハッシュタグを作っています。「ちゅう」は中毒という意味と大好きなピカチュウから。タピオカとピカチュウをあわせて「たぴちゅう」です。


――最後に、“たぴちゅう”へのメッセージという意味も込めて、目指すアーティスト像を教えてください。

たぴみる:まずはここまでこれたのは応援してくださった“たぴちゅう”の方々や、周りで支えてくれた方々のおかげです。本当に感謝しています。

アーティストとしては、元気な姿を見せるだけではなく、落ち込んだり、ブラックな気持ちも人間らしくありのまま表現したいと思います。

それを見て、悩むことも悪くないって安心してほしい。

そのために「エモカワイイ※」って言葉があると思います。

渋谷やそんな私を通して、アニメやゲームなどのオタクカルチャーがもっと広がったら嬉しいです。「アニメが好き!」って人が増えて、一般的になって、渋谷や原宿の街にも広がって……。そのうち私のグッズが街中に並ぶようになったら嬉しいな(照)。

Photo by KENICHI IMAMURA

※エモカワイイとは:たぴみるの所属する株式会社COMPLExxxが定義する言葉。
“エモーショナルでかわいい”を略して「エモカワイイ(EMOKAWAII)」。
女の子がもつ独特なもやもやした感情をかわいく、ありのまま表現していることを
エモカワイイと定義しています。

<たぴみるプロフィール>

12月25日生まれ
好きな色:ミントグリーン
タピオカミルクティーが大好きだから、なまえは『たぴみる』。
かわいい容姿からは想像つかない毒もちょっぴり持っている。それはまさに、まっくろなタピオカとやさしいミルクティー。少しめずらしい、カラフルなタピオカのように、まだ見ぬ色とりどりの可能性を秘めた女の子。
小さな頃からいつもうたっていたたぴみる。アニメやボーカロイドの世界と出会って、もっともっとうたいたくなった。軽音楽部でバンドを結成。うたうことが大好きな女の子は、アニソンがもたらす儚さと力強さをとどける喜びを知った。
たくさんの人にうたをとどける方法を探して、ソロでアニソンシンガーを目指す。
2016 年には、「LINE LIVE OF THE YEAR 2016」を獲得。
現在も雑談、カラオケ、イベントなど、多様な内容の生配信を行っている。


たぴみるオフィシャルサイト
たぴみる。アニソンシンガー。やわらかな甘さと少しの毒気がとけあう歌声は、まさにタピオカミルクティー。歌をとどける方法を模索し続け、LINE LIVE OF THE YEAR 2016を受賞。2017年、TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』OPテーマ「発見者はワタシ」でランティスよりデビュー。
http://tapimiru.com/

Twitter:https://twitter.com/tapimiru_2525

Instagram:https://www.instagram.com/tapimiru_2525/

Facebook:https://www.facebook.com/tapimiru

LINE LIVE:https://live.line.me/channels/33283


たぴみる デビューシングル『発見者はワタシ』
(TV アニメ『ゼロから始める魔法の書』OP テーマ)
品番:LACM-14608
価格:1,300 円(税抜)
発売日:2017 年5月24日
≪INDEX≫
表題曲+c/w2曲を収録予定
発売元:株式会社ランティス
販売元:バンダイビジュアル株式会社

<放送情報>(出典:公式HP
TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』
AT-X  4/10より 毎週月曜日 23:30~
[リピート放送]毎週水曜 15:30~
       毎週土曜 7:30~
       毎週日曜 24:30~
TOKYO MX  4/10より 毎週月曜日 24:30~
tvk  4/11より 毎週火曜日 25:00~
サンテレビ  4/10より 毎週月曜日 24:30~
KBS京都  4/10より 毎週月曜日 25:00~
BSフジ  4/10より 毎週月曜日 24:30~
※諸般の都合により変更となる場合があります。

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