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「全ての人々のコミュニケーションが インタラクティブ(双方向)につながっていく世界へ 」~The Dawn of Internet Revolution〜


「すべての人と人のコミュニケーション(通信)が インタラクティブ(双方向)につながっていく
未来のネットワーク社会をデザインし、貢献する企業であり続ける」
ICDはインターネットの黎明期、まだ大衆化していない創業期から、一貫してこの理念を掲げ、挑戦を続けてきました。

未来のネットワーク社会を実現するために企業としてどうあるべきかを常に考え、最適なソリューションを20年間提供し続けてきた当社。
未来を見据え、設立当時よりいかにして歩みを進めてきたのか、
代表の曽我英治に、インタビューしました。

-----はじめに、起業しようと思ったきっかけを教えてください!

元々、IT系のベンチャー企業に勤めていたのですが、そこで当時の社長と考えが合わなかったことがきっかけですね。

会社としてこれ以上の事業拡大をするより、今のままで十分でしょう、と現状を維持したい方針だったので、「将来はもっと活躍して会社を大きくしたい」と挑戦志向だった私には合わなかったんですよね。
そこで、転職を決意し退社しようとしたところ、今の副社長で高校の同級生であった神農に誘ってもらいました。

また、当時一緒に仕事をしていたメンバーが何人かついてきてくれると背中を押してくれたので、独立しようと決心しました。



-----そのような中で、WEBに注目し、ICDを興した経緯を教えてください。

当時から、これからはインターネットの時代になるぞ!と感じていました。

元々、ゲーム会社でずっと開発に携わっていたのですが、2000年にiモードができて、携帯がどんどん進化し発展していくという確信があったんですよね。

当時、モバイルで着メロとかが進化しはじめていて、、、
またそれと同時期にインターネットが生まれ、電話に代わってメールができるようになりました。
さらに楽天やアマゾンが出てくるなど、以前は収集できなかった情報が簡単に得られるようになり、世の中が便利になりはじめていました。

当時、一般的にはまだモバイルとインターネットは別々で捉えられていたのですが、これから先の未来はモバイルとインターネットの境目がなくなって一つに融合してすごいことになっていくだろうな、と思いました。

『いずれは通信がどんどん活発化して、人々の双方向のコミュニケーションが生まれていき、世界中の人がつながっていくだろうな、、、』

そういうワクワクした未来を思い描いていたので、その未来に賭けてみたいと感じたんです。

会社を設立してすぐにデザイン部門を立ち上げるという構想を描き、システム開発とデザインという二軸で、株式会社インタラクティブ・コミュニケーション・デザインを立ち上げました。

-----まだインターネットが普及していない時期からインターネットの未来を見据えていたんですね。
ちなみにシステム開発だけでなく、デザインにもこだわった理由はなぜだったのでしょうか?

クリエイティブを早い段階で立ち上げたのは、私が元々ゲーム開発をやっていたので、プログラミングだけでなく、クリエイティブを重視しないと良いものにならないということがわかっていたからです。

当時はゲームがPS2の時代で、面白いゲームがたくさんできていたのですが、ヒット作を生みだすにはコストをかけて壮大な物を作ってやっと当たるのかどうかというギャンブル性の高い業界でした。

その中で良いゲームには、
まずシステムとして機能性が高く、
次にキャラクター性があって、それがしっかり動き、
そして画面(フロント)の背景が綺麗である、というようにいくつか条件があります。
そしてそれぞれが同じくらいクオリティが高くて、バランスが取れているものが揃っていればヒットしやすいんです。

ICDが業務システムの開発だけで事業をやっていくのであればデザイン性がなくてもよかったのですが、コンシューマー向けにWEB開発をやっていくとなるとデザイン性、操作性が問われてくると思っていたので、システムとデザインの両面を重視していました。


-----創業後、事業の展開としてはどのように売り上げを伸ばしていったのでしょうか?

最初はサイト制作から始めたのですが、当時はなかなかない業種だったため、営業が本当にきつかったですね。

サイト制作の営業で企業に訪問しても、「名刺があるからサイトは必要ない」と何社も断られていました。それでも、蓄えが尽きるまでインターネットの仕事をしようと、自分たちの想いを貫き通して続けていました。

そのうち少しずつ案件が取れるようになりました。
最初の頃は、まだネット系の仕事は本当に少なく、その仕事を獲得するだけでも大変でした。 それに金額もとても小さかったのですが、 そこでノウハウを学んで実績を積み上げて、他の会社への営業の事例として生かしていました。 その後ネット系の仕事の需要も前より少しずつですが増えてきて、 大きな案件を獲得し、単価も上がっていきました。

このやり方は、今とあまり変わらないですね(笑)


獲得したHP制作の仕事は新しくジョインしてくれたデザイナーに担当してもらったりもしていました。
当時はECサイトやゲームのウェブサイト、サブスクの情報サイト、釣りメディアの運営なども
手がけていましたね。
いかに早くその商品に辿り着けるUI/UXデザインにできるか、いかに決済が簡単にできるかを
特に大切にしていました。




-----システムとデザインの2軸を強みにされたからこそ、ここまで成長を続けられたという事なんですね。
最近ではSIとクリエイティブの融合を標榜している会社が多く出てきています。
その中で今のICDの強みはどのように捉えていますか?


昔はシステムとクリエイティブの両面ができるノウハウと体制が整っているというのが1番の優位性でしたが、今はそれを提供する形態が複数あるという幅の広さが強みだと捉えています。

開発体制がオンサイト、オフサイトに大きく分かれていて、
その中でもオフサイトの中ではオフショア・ニアショアとラボで2種類に分かれています。


システム開発とクリエイティブの両面で、WEBアプリ、ネイティブアプリ、WEBサイトなどの様々な開発に上流から携われることはもちろん、北海道にニアショア開発拠点、ベトナムにオフショア開発拠点があることで国内外で開発の幅が広がり、システム開発案件において大きな問題となるコストと品質の問題を解決することができます。

また、もう1つは一定の規模感があることですね。
企業様に安心してシステムを提供できるようにするためには、開発したサービスを長く使っていただけるようにしなければいけません。
リリースして終わりではなく、定期的にシステムを更新していく中で、どうしても2次メンテナンスが必要になってくるので、そこまでしっかり対応できる会社かどうかという点で見ると、開発側にも一定の規模感/安定性が求められると思います。
そこの部分では、パートナー企業を都内だけで1,600社抱えることができている当社は、信頼性という点で競合に負けないところだと思っています。

-----開発の幅の広さ、アフターフォローが求められる開発案件では当社のアセットがまさに生きてくる場面ということなんですね。
最後に普段、社員とはどのように接しているのか、教えていただけますか?

普段から、積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。
コロナ前には社長会と名付けて食事会を企画して、メンバーの意見をざっくばらんに聞くための時間を設けたりもしていました。

これは会社規模が大きくなっていく中でどうしても新入社員とのコミュニケーションが取りづらかったり、気持ちがわからないのが嫌だな、と思ったことから始めたものです。

今後、ICDをどうしていくかという自分の思いを伝えたり、メンバーの仕事への思いを聞いたりなど直接のコミュニケーションを通して温度感の高い会話をしています。
コロナ前は相互にとってメリットのある会にしたいというのを目的に、月に1回、社員を12分割して全員と話していました。

今はコロナの影響で控えていますが、終息したらぜひまたやりたいですね!


曽我社長、ありがとうございました!
今回は代表がどのような思いでICDを創業し、これまで歩んできたのかを伺いました。

後編では、ICDがどのような未来を描き、今後歩んでいくのかを中心に、代表の曽我と副社長の神農の対談形式でお届けいたします。

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