みなさんこんにちは。株式会社インターサーブの広報チームです。
今回インタビューしたのは、2025年4月に新卒入社し、現在は基盤開発部のプロモートチームで新規事業の魅力を社内外に伝える役割を担っている唐崎です。
事前準備を大切にする姿勢や、相手にどう伝わるかを常に意識する彼女の、入社のきっかけや今後の展望について、じっくり話を聞きました。
インターサーブに入社したきっかけ
これまでの経歴を教えてください。
大学では経営学部に所属しながら、ゼミでは2D・3DCGのアニメーション、イラストレーションなどの制作を学んでいました。経験はまったくなかったのですが、大学のゼミは初心者が多く、自分の好きなものを自由に作れる環境がとても楽しかったです。
特に印象に残っているのは、卒業制作で取り組んだAIを活用したミュージックビデオの制作です。あらかじめ完成形を思い描くのではなく、AIとの対話の中で発見していくプロセスが新鮮で、今までにない表現に挑戦できたと感じています。
また、在学中はCGアート展の運営にも2年間携わりました。特に印象的だったのは、チームでの情報共有の重要性を実感できたことです。指導教官からも「質問や連絡は個人ではなく、必ずグループで共有するように」と指導されており、最初は少し抵抗がありましたが、実際にやってみると、疑問が重複しない・知識が全体に広がるなど多くのメリットを感じました。
インターサーブに入社したきっかけはなんですか?
一番の決め手は、社員の方々の人柄の良さと安心感でした。
就職活動では職種は絞らず、デザインに関われる仕事を軸に、多くの企業にアプローチしていました。そんな中、インターサーブは面接から内定までのやりとりが常に丁寧でスピーディーで、「この会社なら相談しやすい環境があるかも」と感じました。
また、代表の岡本と専務の池田との面接で、最初にお二人から自己開示をしてくださったことも大きかったです。一般的な面接のように、学生が一方的に話す面接ではなく、会話のキャッチボールのような時間で、とてもリラックスして話せたことをよく覚えています。決まりきった面接ではなく、ちゃんと向き合ってくれることが伝わってきて、自然とこの会社に惹かれていきました。
現在担当していること
具体的な職務内容について教えてください。
現在は基盤開発部プロモートチームに所属し、新規事業を社内外に伝える役割を担っています。企画や販売促進とは少し異なり、魅力を伝えることに特化した、新しいチームです。
魅力を広めるにあたり、まず大切なのは社内のモチベーションだと考えています。社員自身が「自分たちが作っているものって、すごいんだ」と実感できてこそ、外へ自信を持って広めたくなる状態が理想です。最終的には、社外の人が自然に情報を共有し合うような連鎖を生み、新規事業のサービスが「当たり前の存在」になることが私たちのゴールです。
最近では生成AIを使って、立場やシーンごとに新規事業が広まった未来をイラスト化し、社内に共有しました。まだ伝わりきらない部分もありましたが、「どうすれば伝わるか」を試行錯誤する中で、大学時代に培った「伝え手と受け手の視点のギャップに気づく力」が活きていると感じました。自分が伝えたいことはもちろん大事ですが、見た人がどう感じるかという視点を常に考えるようにしています。
チームでは「楽しくやる」ことを何よりも大切にしていて、毎日30分の定例時間を設けてこまめに対話するようにしています。プロモートは社内の盛り上げ役でもあるので、自分たちが楽しそうに活動していないと、他の部のモチベーションも上がらないのでは、ということでできた方針です。
私が意識していることは、進捗をきれいに整えてから出すのではなく、小さくてもこまめに共有することです。これは入社後に身についた考え方で、情報を丁寧にまとめる力と早く出す勇気のバランスを学んでいる最中です。
印象に残っているエピソード
入社してから印象に残っているエピソードなどありますか?
特に印象に残っているのは、新卒3人で実施した新入社員向け研修の講師経験です。役員の方々からヒアリングを重ね、インターサーブの8つの行動指針がどう生まれたのかを物語形式にまとめ、参加者にワーク形式で体験してもらいました。物語と理念を見ながら、行動指針がどの場面で生まれたのかを考えてもらうという内容を一から企画しました。
また、別の機会で参加した「エンジニア研修」では、同期9人で打刻システムの開発に取り組みました。この研修では、スライド作成や報告会に向けたスケジュール設計、意見の集約など、初めての経験ばかりでした。特に印象的だったのは、「準備の深さが、全体の進行を大きく左右する」と実感したことです。
たとえば、会議で決めなければいけないことがひとつあったとしても、「こういう意見があり、それぞれにこんなメリットがあります」と事前に整理しておくだけで、議論のスムーズさが格段に変わります。限られた時間の中でも、質の高いアウトプットにつながることを体感しました。
私はもともと大人数の会議や咄嗟の発言があまり得意ではなくて、準備不足のときは「失敗したらどうしよう」と不安で頭がいっぱいになってしまうこともあります。そうすると、話し方や声にも迷いが出てしまうので、準備しておくことは、私にとって安心してのぞむための大切な土台でもあるんです。
思い返せば、小学生のころから「社会科新聞」を作るのが好きで、金賞を目指して毎回頑張っていました(笑)。当時から情報を集めてまとめることが本当に好きだったのだと、今になって改めて気づかされます。文章を整えたり、誰にでも伝わるように構造化したりするのは、今の仕事にもつながる、自分らしい得意分野なのかもしれません。
インターサーブの魅力
インターサーブの会社の特徴、面白さ、好きなところなど教えてください。
一番に感じているのは、役員との距離の近さです。
現在、私は「全体ミーティング委員会」にも所属しており、役員の方と毎週1時間、密にやり取りする機会があります。LINEなどもすべて目を通して、丁寧にフィードバックや感想をくださる姿に、驚きとありがたさを感じています。
よく風通しがいい会社という表現がありますが、インターサーブはそれ以上に、近くて信頼できる存在が社内にいる環境だと感じています。
今後の展望
最後に、今後やっていきたいことや目標など教えてください。
プロモートチームとしての一番の目標は、この新規事業を、電気や水道、通信ネットワークのように、日々の暮らしやビジネスに欠かせない“インフラ的存在”にすることです。誰かに紹介されなくても自然に知ってもらえる状態を目指して、まずは社内の空気を変えていく必要があります。
そのために最近は、会議室にこもらず、あえてオープンスペースで話し合うことにも挑戦しています。オフィスで何をしているのかが見えることで、「何してるんですか?」と自然に声がかかるきっかけが生まれ、社内の巻き込みが少しずつできてきました。
私はもともと社交的なタイプではありませんが、プロモートの一員として、明るく、楽しそうに仕事をすることで周囲にも良い影響を与えられるよう努力しています。チームの同期の「全体を俯瞰する視点」からも多くを学びながら、自分のスタイルで貢献していきたいです。
※インタビュー内容、役職、所属は2025年7月時点のものです。