世間では、マーケティングや広告は成功モデルが語り継がれますが、
当然、同じ数もしくはそれ以上に失敗も巻き起こっております。
しかし、これらの失敗はデータ収集や世の中の流れを読み取れる大きな財産でもあります。
本日は、世界的企業のマーケティングの“失敗”を紹介していきます。
1. コカ・コーラ「ニュー・コーク」— 古参ファンを怒らせた大失敗(1985年)
80年代、ペプシが「ペプシ・チャレンジ」(ブラインドテストでコカ・コーラより美味しいと証明するキャンペーン)で勢いを増してたのを見て、コカ・コーラは「じゃあ新しい味にしよう!」と安易に決断。
ところが、新しい味「ニュー・コーク」を出した途端、大炎上。
「いつものコークが飲みたい!」と怒ったファンが大量に抗議。結局、わずか79日後に「クラシック・コーク」を復活させるハメに。
ブランドのアイデンティティを変えるリスクを甘く見た結果、コーラ界最大の黒歴史に。
2. マクドナルド「ARCH Deluxe」— 大人向け戦略が全然ハマらず(1996年)
マクドナルドは「ちょっと高級なバーガーも売れるんじゃね?」と考え、「ARCH Deluxe(アーチ・デラックス)」を発売。
「子供向けのジャンクなイメージを変えて、大人向けに!」という狙いだったけど、マックに来る大人は高級感なんて求めてなかった。
結果、誰にも刺さらずに販売終了。
マクドナルドに求められてるのは「安くて美味いファストフード」っていうブランドの根幹を見誤ったのが原因。
3. ペプシ「ケンダル・ジェンナーCM」— 炎上マーケの見本(2017年)
ペプシは「社会問題を意識したクールなCMを作ろう!」と考え、スーパーモデルのケンダル・ジェンナーを起用したCMを制作。
CMの内容は、抗議デモの最前線でケンダルが警察官にペプシを渡したら、なぜか場が和んで平和になる…というもの。
この演出が「社会運動を軽視してる」「ブラック・ライブズ・マターをバカにしてる」と大批判を浴び、ネットで大炎上。
ペプシは即CMを取り下げ、「狙いは良かったんだけど…」と釈明するも、ダメージはデカかった。
4. フォード「エドセル」— 車業界の伝説的失敗作(1957年)
フォードは「最高の新型車を作るぞ!」と10年かけて開発し、「エドセル」というモデルを満を持して発売。
でもデザインが「なんかダサい」と不評、値段も微妙に高くて売れず、発売からわずか2年で生産終了。
莫大なマーケティング予算をかけたのに、フォードにとって大赤字に。
今でも「マーケティングの大失敗」として語り継がれる伝説の車。
5. ギャップ「ロゴ変更」— たった1週間で撤回(2010年)
ギャップは「ブランドのイメージを一新しよう!」と、シンプルでスタイリッシュな新ロゴを発表。
でも、ファンの反応は「ダサい」「安っぽい」「ギャップっぽくない」と大不評。
SNSで炎上し、結局たった1週間で元のロゴに戻すことに。
この失敗から学べるのは、「ブランドの象徴を変えるときは慎重にやれ」ってこと。