メンバーインタビュー(社員)/他社のインターンではできない、クライアントの意思決定に関わる調査に学生でも参加できる【後編】

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■SEEDATAとの出会いを教えてください。

 Branco!(※3)に出たのがきっかけです。一番最初は2013年10月で、1年の秋に研究も停滞していて、暇だったので別の大学の授業に出ようと思って。東大の駒場でやっているブランドデザインスタジオに社会人枠があったので応募してみたんです。でも他の大学院なのでお断りのメールがきて、代わりにBranco!を紹介されて、暇だし出てみるかなという軽いノリでした。

 Branco!の説明会で同じ大学院の人に会ったのでチームを組んで出場して、結果2位になったんですが、そこに友だちの友だちで、当時博報堂の社員だった藤井くん(現SEEDATA・取締役)がスタッフをしていて、連絡を取ったり飲みに行ったりするような仲になったんです。

 そのあとしばらく時間があいて、僕が留学から帰ったのが大学院3年の5月で、8月にとあるイベントで藤井くんに会って、「SEEDATAを立ち上げるから話聞きに来ない?」と言われたんです。

 そのときすでにSEEDATAはコンテストで採択化されていて、どう事業化しようかというと頃でしたね。

(※3:博報堂ブランドデザインが年に一度主催している学生コンペ)

■ほかにも選択肢がある中でSEEDATAを選んだ決め手は?

 何社か模索している中で、僕の中では結構序盤でSEEDATAに決めていましたね。単純にゼロから考えるのがおもしろかったんです、最初はほんとに何もない状態で、トライブ(※4)も、「まずミックスチャネラーっていのがあるけどほかにはないもないんだよね」っていう。じゃあトライブを考えようって感じで始まって、だんだん形ができていくのがおもしろくて。

 当時は宮井さん(代表)と藤井くんのふたりだけで、僕が学生第一号で呼ばれて話をしていて、「岸田って学生がおもしろかったからほかの学生も呼ぼう」となって、徐々に学生が増えていった感じですね。

(※4:SEEDATAが独自に定義し、リサーチした先進的な生活者群)

■トライブという考え方はかなり斬新ですが、最初どう感じましたか?

 僕はデザイン思考を学んでいたので、マーケットはゼロから作る、既存のマーケットにはあてにいかないというのがしみついていて、正しい考え方というか、すんなりと受け入れることができました。

 今ある「こういうものが欲しい」という声を聞いていると、新しいものはできない。だから、トライブという全然別の人の価値観から掛け算で作るというのがしっくりきたんです。

 それにSEEDATAでの業務に関わっているうちに、もっとやりたいという気持ちがむくむくとわいていったんですよね、自分が調査したトライブのデータが、クライアントの意思決定に関わるって、学生ではなかなかできない体験をしてしまったので。

 あとはBranco!の講演で伊右衛門のブランディングの話を聞いて、消費者の調査が商品開発につながるということを知っていたので、商品開発にも興味があって。トライブっていう一風変わった人たちから商品開発につなげればおもしろいなと思いましたね。

■ゼロから立ち上げる会社に、不安はなかったのでしょうか?

 それはあんまりなかったですね、つぶれたらつぶれたでまたなんとかなるかなと(笑)。

 学生時代もインターンもなんですが、いろんなことを昔からがむしゃらにやっていたらなんとかなってきたので。ちゃんとやっていたことがちゃんと評価されて、今もSEEDATAにいるので。働きだしてもちゃんとやっていれば、たとえ会社がなくなっても、どこかしら生きていけるだろうという自信はありますね。

■学生時代のどんな知識が、仕事上のどんな業務でいきていると思いますか?

 基本的に、人を見て解釈して落とし込むのはデザイン思考のときと同じなんですよね。

 建築学科のときも課題は仮想の人ではあるんんですが、こういう思いがある人にこういうことを提案するというのをやっていたし、SEEDATAでも潜在的な困りごとや潜在的にこうしたいという思いがある人たちに、だからこういうものがいいんですよと届けることをやっていて。

 今は新ホテルのブランディングをしているんですが、潜在的にこういう旅行がしたいという人たちがいるけど、できてない、だから新ホテルではこういうサービスを提供しますというブランディングをしていて、考え方としてはずっと一緒なんですよね。

 あとは、デザインって僕の中では関数と同じなので、x1という人の思いや潜在的な欲求があったらそれを解釈して、y1として解を出すんです。関数は都度都度変化するけど、結局答えを出さないといけないんです。

■学んでいたことでほかに生きたことはありますか?

 スキルでいうとインタビューや分析は、SEEDATAに入ったときにすでにある程度あったのは、学生時代にフィールドワークとかしてたからかなと思います。結局僕の場合、建築でやったことはKMDでいきて、KMDでやってたことがSEEDATAでいきて、全部繋がっている気がしますね。

■SEEDATAで働くのはどんな人が向いていると思いますか?

 新しいものや自分が考えたものを人が使っているのを見るのが好きな人。

 産みの苦しみはあるけど、自分の納得いくものを作るためなら遊びとか自分のいろんなものを犠牲にすること許容できて、その関わった新商品とかを楽しみにして働ける人ですね。SEEDATAのやってることってかなり上流なので、世に出てくるまでにはなかなか時間はかかるんですけど。今の仕事は確実に世にでるので、僕はずっとそれを待ち焦がれているんです(笑)。

 学生時代から曲であれ、ブログでも本でも、なんでも作って人に届けるのが好きな人は合うんじゃないですかね。

■KMDの後輩やデザイン思考を学んでいる人にオススメできますか?

 早いうちに入ったほうが絶対面白いことができると思います。30人くらいの規模になっちゃうと自分のやりたい案件のリーダーとして関われるかはわからないし。

 あとは、デザイン思考や、人の思いや潜在的欲求を商品にいかすような仕事って、できるところが世の中にそんなにないはずです。

 もちろん、KMDやデザイン思考に関わっていなくても、いろんなことに興味がある人には向いていると思います。今同時に食品、ホテル、インフラ、飲み物のプロジェクトに関わっていて、そういういろんなことを同時にできる会社ってほぼないはずなので。

 僕の飽きっぽい性格上、一生食べ物とか、同じ商品をやっていくのはたぶん無理だけど、SEEDATAにいればいろんな方向からデザインややり方を試していけるし、こんなことができる会社って日本で10社もないんじゃないかなと。

■岸田さんの周りでデザイン思考を学んでいた人はどういう仕事をについていますか?

 商品企画やUXデザイン、あとはひとりでコンサルやったり、テレビ局のディレクターになったり、都市開発に行ったり……自分で考えて作っていくところにちらばっていくかんじですね。

 デザイン思考のやり方を知っちゃうと、モノづくり以外の仕事にはいけない気がします。でも「デザイン思考やってました!」って言っても面接官にもあんまり理解されないし、行き場を失いやすいんですよね。なので、デザイン思考を学んでいて、なにか作りたい人は困っている気がするので、そういう人にぜひ来てほしいですね。

■SEEDATAを一言で例えると何ですか?

 機動戦士ガンダムのホワイトベース(※4)。

 ガンダムに乗ってるパイロットってめちゃ若いけど、確実な成果が求められているんです。SEEDATAって平均年齢は25歳くらいなんですが、案件ベースでプロジェクトに入るうえでは年齢以上の高い成果が求められていて、でも若いことを言い訳にせず最高の成果を出すのがポリシーなんですよね。そういうところがSEEDATAとホワイトベースって似てるんですよね。

(※4:テレビアニメ「ガンダムシリーズ」に登場する、架空の宇宙戦艦。正規軍人ではなく、ほとんどが民間の少年少女がパイロットや搭乗員をつとめている)

■インターンを考えている学生にエールをお願いします!

 SEEDATAは欲しがった分だけ成長する機会を与えられる会社です。

 普通のインターンってお手伝いさんみたいな感じが多いと思いますが、SEEDATAはもっと実践的なことが学べるので、成長スピードはほかの会社に比べてとても速いです。それでマッチすればそのまま社員として入ってくれればいいし、ガンダムでいえばまだモビルスーツ(※5)も余ってるんで。少しでも商品開発に興味があって腕試しをしたい人に来てほしいですね。

(※5:「ガンダムシリーズ」に登場する人型ロボット兵器の略)

■ありがとうございました!

 ほかのメンバーや代表のインタビューでも幾度となく出てきた「商品開発」というキーワード。少しでも気になった方は、SEEDATAのインターンに参加してみてはいかがでしょうか。

 次回は年明けの更新になります!

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