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「どんな野望でもいい。自分の意思で動ける人にこそ、この会社は合う。」
ホテルブランディング、旅館再生、韓国コスメの輸入販売、そして無形のプラットフォーム事業へ——。多様なフィールドでキャリアを重ねてきた李さんが、STORiiYで見つけたのは「挑戦が止まらない環境」だった。「どんな野望でもいい。自分の意思で動ける人にこそ、この会社は合う。」韓国事業を牽引する李さんに、仕事のリアルとストーリーのカルチャーを聞いた。
Profile
李(Lee)
K-Beauty事業部 ブランドマネージャー
大学卒業後、Webディレクション会社に入社。デザインやサイト運用を手がけながら、韓国支社立ち上げメンバーとして現地に赴任。ホテル業界向けのクリエイティブ案件を開拓し、ラグジュアリーホテルのブランディングプロジェクトに参画。メインディレクターの下で、撮影や内装デザイン、ロゴ設計など幅広く担当する。
その後、日本に帰国し、ホテル・旅館のリブランディングやポップアップ企画などを手がける企業で集客企画や販売促進に従事。続いて、韓国コスメや輸入商品のEC事業を展開する会社にて、ブランドマネージャーとしてAmazon・楽天・Qoo10など複数モールの運営を統括。2023年にSTORiiYへ入社し、韓国ブランドの輸入・販売・マーケティングを軸に、現在は韓国発プラットフォームの日本展開プロジェクトをリードしている。
クリエイティブの現場から、韓国事業の最前線へ
——新卒から現在に至るまでのキャリアを教えてください。
最初はWebディレクション会社に入社しました。研修を経てすぐに韓国支社の立ち上げメンバーとして渡韓し、3年間ホテル暮らしをしながら現地のホテル業界に関わる仕事をしていました。当初はWeb制作を中心に考えていたのですが、韓国では“ホテルの撮影案件”を自分たちで営業して獲得するところからのスタートでした。結果的に、韓国の大手ホテルグループ全体のリブランディング案件に参画することになり、ロゴや内装、ビジュアル撮影などあらゆるクリエイティブを手がけるチームの一員として、メインディレクターの下で現場を支える役割を担いました。そこでブランディングの奥深さに惹かれ、ものづくりへの興味が強くなっていったんです。
帰国後は、国内のホテル・旅館を再生するブランディング会社に転職。湯河原の旅館でブランドとのコラボレーションやポップアップイベントを企画し、地域の魅力を再発信するプロジェクトを担当しました。
その中で、ポップアップで扱っていたスキンケアブランドとの出会いをきっかけに、「体験を売るより、モノを売ることに挑戦したい」と思うようになったんです。
そこから韓国コスメの輸入販売を行う企業に入社し、ブランドマネージャーとして輸入から販売、EC運営までを一貫して担当しました。Amazon・楽天・Qoo10といったモールを横断して運営しながら、売上や在庫、販促のすべてを自分でコントロールする経験を積みました。このときに得た“事業を自分で動かす面白さ”が、今のSTORiiYでの仕事にもつながっています。
「この人と働きたい」——STORiiYとの出会い
——STORiiYを選んだ理由を教えてください。
当時はいくつかの韓国コスメ関連企業から内定をいただいていて、「韓国×EC」をさらに突き詰められる環境を探していました。そんな時に、偶然WantedlyでSTORiiYを見つけたんです。韓国ブランドも手がけていて、ちょうどモール領域を強化していくフェーズだったこともあり、「話を聞いてみよう」と思って応募しました。
代表の渡辺さんが短パンとアロハシャツで現れて(笑)、その瞬間の衝撃はいまだに覚えています。ファンキーな雰囲気なのに、社員にも初対面の自分にも、すべて敬語で話されていたのが印象的でした。「社員を大切にして、一人ひとりの挑戦を支える人」そんな印象を受けましたし、面接中の「いいじゃない、やってみよう!」という言葉のテンポ感に、挑戦を後押ししてくれる会社なんだと感じました。
“この人と働きたい”と直感的に思いましたね。
そして、「こんな大人になりたい」と思えたのが、STORiiYを選んだ一番の理由です。
オンラインからオフラインへ。未知の領域に挑戦
——事業面ではどんな部分に惹かれましたか?
僕はECモール出身なので、韓国ブランドがオフラインに力を入れているのが新鮮でした。韓国では基本的にオンライン販売が主流なので、「オフラインを強化する」というSTORiiYの方針にすごく驚いたんです。同時に、自分が知らない世界でまだインプットできるチャンスがあると思いました。オフラインは“人と人”の関係がすべて。数値で表せない定性的な価値をどう積み上げるのか。そこに興味を持って、この会社ならさらに自分の可能性を広げられると確信しました。
1人部署からのスタート。挑戦の積み重ねが信頼になる
——入社後はどんな仕事をされていたのでしょうか。
2023年8月に入社して、最初はECモールの担当としてAmazon・楽天・Qoo10をすべて一人で運営していました。当時はまだ部署自体がなく、まさに「僕=モール担当」という状態(笑)。期の途中入社だったこともあり、まずは目標数値を引き上げることに注力しました。中でもAmazonを中心に売上を伸ばしながら、既存の韓国ブランドをQoo10で拡大していくベースづくりを進めました。
11月頃からは営業メンバーが加わり、2人体制に。2024年に入ると、会社全体の中でも“韓国事業”が重要テーマとして位置づけられ、輸入ブランドを日本でどう売るかを一気通貫で任されるようになりました。韓国本社との折衝やコミュニケーション、国内販売の戦略設計からプロモーションまで、すべてを一人で担当。ブランドによっては同時に3案件を並行して進めていました。
リアルとオンラインの両方を見ながら、自分の裁量で動けるのがSTORiiYの面白さです。韓国企業特有のスピード感や急な方針転換にも向き合いながら、現地と日本の間に立ってブランドを育てていく。その積み重ねが信頼につながっていると感じています。
自分から“ラストワンマイル”を取りに行け
——STORiiYで働く上で、どんな覚悟が必要ですか?
野望を持ち続ける覚悟です。どんな野望でもいいんです。「韓国との架け橋になりたい」「日本のメンズコスメを盛り上げたい」「ブランドマネージャーとして市場を動かしたい」方向性は人それぞれですが、明確な想いを持っている人ほど実現できる環境だからこそマッチすると思います。
逆に、「上司に言われたからやる」というスタンスの人には辛いかもしれません。STORiiYは、業務のあいだに“誰がやるのか”が明確でない隙間がたくさんあるんです。僕たちはその部分を「ラストワンマイル」と呼んでいます。
このラストワンマイルを、自分から取りに行けるかどうか。
「ここは自分が進めよう」と一歩踏み出せる人が、最も評価され、成長していく環境です。 誰かの指示を待つのではなく、自分で仕事を見つけて動かす。その覚悟を持てる人にこそ、STORiiYは合っていると思います。
「安いから買う」ではなく
「信頼して選ばれる」韓国コスメを。
——今後、STORiiYで挑戦していきたいことはありますか?
日本の市場では、韓国コスメ=“安くて手軽”というイメージがまだ根強いと思います。もちろんその強みもありますが、今の市場構造は値下げや割引合戦など、いわゆる“マネーゲーム”に近い状態になっている。だからこそ、僕はその常識を一度壊したいと思っています。「価格」ではなく「信頼」で選ばれるブランドをどうつくるか。「なんとなく流行っている」ではなく、「安心して長く使える」と感じてもらえる韓国コスメの新しい基準を、もう一度定義し直したいです。