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複数スタートアップを経験した玄人が惚れ込んだSwishの事業とその展望とは

私たちSwishが挑戦するオフィス家具業界、そこには多くのアナログ領域が残っています。家具選定や見積作成など、オフィスを構築するにあたって、多くの業務がデジタル化への可能性を残しています。そんなオフィス家具業界をアップデートする。

Swishは業界出身の代表と優秀でプロフェッショナルなメンバーで切り込みます。

今回のインタビューは事業開発責任者として参画した飽浦さん。事業開発として多くのプロジェクトに携わり、Swishでも、今までのキャリアからの多くの経験を生かし事業開発を行っております。


プロフィール

飽浦尚(Nao Akuura)

株式会社インテージに新卒入社。消費財メーカーのマーケティング戦略支援業務に従事。2014年1月にフリークアウトに事業開発責任者として入社し、プロダクト開発、アライアンス業務に従事。2016年12月より株式会社IRISに取締役COOとして参画。タクシーデジタルサイネージ「Tokyo Prime」の事業拡大に貢献したあと2021年8月に退任。2021年10月よりSwishに事業開発責任者として参画。

玄人向けのBtoB SaaS

ー本日はよろしくお願いします。

飽浦:よろしくお願いいたします。

ーまずは今までのキャリアについて教えてください。

飽浦:大学時代は所属ゼミでマーケティングリサーチを専攻していました。また軽音楽部で音楽活動もしていて、プロを目指していました。ただ音楽は大学時代に挫折し、新卒で就職活動をすることになりました。就活では大学で学んでいたマーケティングに興味を持ち、その流れでマーケティングリサーチ企業のインテージに就職しました。就活中も音楽自体は続けていて、当初は日中はほどほどに働きながら、休日は音楽を楽しむ、そんな社会人をイメージしていました。

ー今の働き方とは結構イメージが違いますね。

飽浦:そうなんです、実はインテージに新卒入社した時に、インターネット系企業とインテージのジョイントベンチャーの関連部署で働くことになり、イメージしていた働き方とは大きく違う環境になりました。

飽浦:偶然ではあるものの、そこでベンチャー企業のような働き方を経験することになりました。予想外でしたが、刺激的な環境が非常に楽しく、気づいたら大事にしていたギターを売って仕事に熱中していました(笑)

ー当初は全くイメージしていなかったと思いますが、結果として非常に良い環境で働けたんですね。

飽浦:2年ほどそうした環境で働き、その部署で一定の成果を出すことができたのですが、本社との兼ね合いでチームが解散することとなりました。そのタイミングで私は大手クライアントの営業担当として本社に戻ることになりました。しばらく本社で勤務をしていたのですが、ベンチャー的な働き方や環境が楽しく忘れられず、もう一度そういった環境に身を置きたいと思い、転職活動を開始しました。



ーインテージの次はどのようなキャリアを歩まれたのでしょうか。

飽浦:フリークアウトというアドテクノロジー系企業に転職しました。半年ほど営業やコンサル業務を行い、その後に事業開発責任者として、サービス開発に携わることになりました。フリークアウトのベンチャー的環境で事業開発という仕事を重ねていくうちに、徐々に会社経営に携わりたいと思うようになり、転職活動の末、アパレル系ベンチャーの経営に参画する機会を得ました。そこでは店舗とECの在庫を連携し同時に管理するSaaSを開発しており、COOとして事業開発責任者を任されておりました。しかしながら、自分の実力不足に起因して結果を出せず1年弱で退職することになり、その後、会社自体も解散してしまいました。この企業に在籍していた期間に起きた失敗に対しては、今でも当時のステークホルダーの皆様に本当に申し訳なく思っていて、2度と同じ事を繰り返さないぞ、という強い気持ちで事業、経営に向き合うようになりました。


飽浦:その後は出戻りの形でフリークアウト・ホールディングスの関連会社のIRISで取締役COOを任して頂き、タクシーのデジタルサイネージ事業の開発・運営に携わりました。タクシーサイネージ事業は書き切れないほどたくさんのことがあったのでここでは割愛します(笑)

詳しくはこちら!”https://make-some-noise.fout.co.jp/articles/1910akuura/


ー会社経営や、事業開発など多くのキャリアを積み上げてきた飽浦さんですが、Swishとの出会いはどのような形だったのですか。

飽浦:2021年8月にIRISの取締役を退任した後に、Swishの株主でもあるフリークアウト時代の同僚から横澤さんを紹介して頂きました。

事業内容を横澤さんから聞いた時に、非常にマニアックで玄人的だなと思うと同時に、恐らくユーザーの強いニーズを掴んでいそうだなと思いました。個人的にもSwishのようなBtoBのバーティカルなシステムに興味があり、話した瞬間に面白そうなイメージも持てたので、参画させて頂く運びとなりました。



Swishの切り口の鋭さ

ーそれでは、Swishでのご自身のミッションについて教えてください。

飽浦:今の私のミッションは、Swishのプロダクトをユーザーから価値を認めて頂けるレベルにし、売上、利益を作り、企業価値を向上させることです。各論では、その過程にあるアライアンス、営業、プロジェクトマネジメントなど、事業開発全般の業務遂行です。


飽浦:プロダクトオーナーである代表の横澤さん、エンジニア、デザイナーと連携してプロダクト開発にガッツリ携わる時もあれば、アライアンス先の企業に営業に行ったり、機能開発のためのユーザーヒアリングをしたりなど、多岐に渡る業務を任せて頂いています。また、エンジニアやバックオフィスなどの採用、資金調達のための財務活動にも部分的に関わっています。

ー前職までの事業開発のキャリア中心に、プロダクトづくりに貢献している形ですね。また、他業界出身の飽浦さんから感じるオフィス家具業界のイメージについて伺いたいです。

飽浦:前職まで携わっていた広告業界とオフィス家具業界は似ている部分が多いなと思いました。具体的にいうとオフィス家具業界のメーカーが商品を作る⇨メーカーが代理店に卸す⇨代理店がエンドユーザーに販売するというビジネスモデルは、広告業界の広告枠販売の商流と全く同じです。

ーなるほど、それでは抱えている課題自体も似ているということでしょうか。

飽浦:そうですね。多層化した企業間取引の業務プロセスにアナログな部分が多く、コミュニケーション齟齬や見積作成ミスが発生してしまっていることなど、オフィス家具業界の課題と類似する点が多いと感じています。

飽浦:さらにオフィス家具業界は、広告業界と比べても代理店が多く、いわゆる多重下請け構造になっているため、上記のような問題はより根深いと感じました。

ーオフィス家具業界の多重下請け構造は業界内部でないと気づきにくいですね。オフィス家具業界特有の課題についても伺いたいです。

飽浦:非常に複雑な見積作成業務を手作業メインで行っていることに当初非常に驚きました。正直この部分のアナログ度合は想像以上でした。しかし同時にこの課題がクリアになることでの効果は絶大だなとも確信しました。残業問題やメンタルヘルス問題など、オフィス家具業界のアナログ業務ゆえに発生しているさまざまな問題に対して、Swishが構想しているプロダクトの切り口で解決できるのではと考えています。

飽浦:そして、これは他の業界にも同じことが言えますが、そうした課題が今まではあまり注目されず、解決されていない現状があるので、そうした領域への挑戦は非常に社会的意義があると考えています。

ブレないプロダクト志向

ー今後のSwishでの目標を伺いたいです。

飽浦:短期的には現在開発しているプロダクトの正式リリースによる売上を立てることが目標です。またその売上を見据えた組織づくりの具体的な方策も考えていきたいです。CSやエンジニア、バックオフィスなどのメンバー編成やどんなメンバーに来ていただくとSwishがより盛り上がっていくかを考えています。



ー組織づくりの部分ですね、メンバーの拡大において意識していることはなんですか。

飽浦:今は6~7人のメンバーですが、パフォーマンスの質や組織の温度感を落とさずに、15〜16人くらいのメンバー構成にしていきたいですね。現時点で参画しているメンバーも全員非常に優秀ですが、これからも少数精鋭の組織を作っていきたいと思っています。

ー飽浦さんが考える「良い少数精鋭な組織」とはどのようなものでしょうか。

飽浦:一人一人がプロダクト志向であることが第一です。会社や世間、転職市場へのアピールで自己顕示欲や出世欲を満たす中身の無い人ではなく、自分たちが作っているプロダクトがユーザーの皆さんや業界にとってプラスになると信じて、パフォーマンスを発揮できる方々が集まる組織を目指したいです。

飽浦:そして、そうしたメンバーが各分野のエキスパートとして自分の任された領域で高い付加価値を生み出せることが大切だと考えています。組織としては緩やかに、時には綿密に連携し、お互いが本質的な部分でコミュニケーションができているので自然と前に進んでいくような、そんな環境になるとベストだと考えています。

ーすごくイメージできました。未来のメンバーはどのような方がマッチングしていると思いますか。

飽浦:今まで在籍していた職場で成功体験があり、自身が得意とする分野で結果を出してきた、という自信を持っている方がマッチすると思っています。そしてそれらに裏づいているのは多くの失敗体験。失敗を恐れずに挑戦してきた方やこれからも挑戦できる方が活躍できると思っています。

飽浦:今までのユーザーとのやり取りや、ドメイン理解が深いメンバーと事業を進めていく中で、Swishのプロダクトはオフィス家具業界の課題の芯を食っていると確信しております。同じくその確信を持てるメンバーと一緒に事業を進めていきたいですね。



ー今までの多くの経営的な観点と事業開発スキル、そしてブレないプロダクト意識を持つ飽浦さん。Swishの組織とプロダクトのこれからを語ってもらいました。本日はありがとうございました。

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