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高校卒業後、自衛隊に入隊。その後、営業とフィットネスジムでのアルバイトを掛け持ちしながら、独学でプログラミングを学ぶ。
一見すると異色のキャリアですが、その選択には一貫した考えがありました。
「自分の可能性を広げたい。そして、作る力と売る力の両方を身につけたい。」
そんな思いを持ってTempestAIに入社したのが、今回ご紹介する下津さんです。
AI・金融業界の実務経験がない状態から挑戦し、入社から約半年。現在は営業だけでなく、プロジェクトマネジメントやシステム開発に関わる業務にも取り組んでいます。
なぜAI業界を選んだのか。TempestAIで何を経験し、どのような成長を感じているのか。
これまでのキャリアと、これから目指す未来について話を聞きました。
将来の選択肢を広げるために、自衛隊へ
――まず、これまでのキャリアについて教えてください。
高校卒業後、3年間自衛隊に勤務していました。
高校卒業時点では、将来やりたいことが明確に決まっていたわけではありません。だからこそ、まずは自分の進路や選択肢を広げられる環境に身を置こうと考え、自衛隊への入隊を選びました。
その中で、自分の可能性を広げるためには何が必要なのかを考えるようになりました。
動画編集やデザイン、プログラミングなど、パソコンを使ってできる仕事にはさまざまな選択肢があります。
その中でもプログラミングに興味を持ったのは、身近な業務の非効率さを感じたことがきっかけでした。
自衛隊では、外出時の手続きなど、紙に記入しなければならない作業が多くありました。
こうした作業をもっと効率化できないかと考えたとき、プログラミングなら自分で仕組みを作って解決できるのではないかと思ったんです。
そこからプログラミングの勉強を始めました。
――自衛隊を退職した後は、どのようなことをしていたのでしょうか?
プログラミングを学ぶ時間を確保するため、アルバイトをしながら勉強を続けていました。
一つは清掃業界での営業、もう一つはフィットネスジムでの店舗業務です。
清掃業では、コンビニやホテルなどの事業所を訪問し、マットやモップなどのレンタル契約を提案する飛び込み営業をしていました。
営業の仕事を選んだのには理由があります。
将来的に、自分で何かを作ることだけでなく、それを世の中に届けられる人間になりたいと思っていたからです。
どれだけ良いものを作れても、それを必要としている人に届ける力がなければ、価値を十分に発揮できません。
だからこそ、技術力と営業力の両方を身につけたいと考えていました。
「不便だな」で終わらせず、自分で仕組みを作る
――アルバイトをしながら、実際にシステム開発にも取り組んでいたそうですね。
はい。仕事の中で非効率だと感じた業務を、自分で改善するためのツールを作っていました。
例えば清掃業では、営業先の顧客情報を紙に記録し、さらに複数のシステムへ同じ情報を入力する作業がありました。
同じ情報を何度も入力するのは非効率だと感じ、自分で顧客管理の仕組みを開発しました。
フィットネスジムでも、Excelのデータを手作業で編集して報告する業務があり、その作業を自動化するツールを作りました。
もともと15分程度かかっていた作業を、短時間で終えられるようにしたこともあります。
――その頃からAIも活用していたのでしょうか?
そうですね。
システム開発にはAIのコーディング支援ツールを使っていましたし、営業活動にもAIを取り入れていました。
例えば、営業先の情報を整理したり、訪問ルートを考えたり、新しくオープンする店舗を調べたり。
AIを使うことで、情報収集や準備にかける時間を減らし、実際にお客様と向き合う時間を増やすことができました。
こうした経験から、AIの可能性を強く感じるようになりました。
自分一人でもこれだけ業務を改善できるのであれば、企業全体の仕組みとしてAIを導入することで、もっと大きなインパクトを生み出せるのではないか。
そう考えたことが、AI業界を志すきっかけになりました。
TempestAIとの出会いは、Wantedlyのスカウトだった
――数あるAI企業の中で、TempestAIを選んだ理由は何だったのでしょうか?
最初のきっかけは、Wantedlyで池田さんからスカウトをいただいたことでした。
正直に言うと、最初から事業内容を細かく理解していたわけではありません。
ただ、会社の雰囲気や、そこで働いている人たちを見て、純粋にかっこいいなと思ったんです。
自分とは違う世界で、すごいことに挑戦している人たちがいる。
そんな人たちと話してみたいという気持ちがありました。
実際に池田さんと話してみると、自分がこれまで知らなかった世界や考え方に触れることができました。
話を聞くほどに興味が強くなっていき、この環境で働いてみたいと思うようになりました。
――入社前、AIや金融に関する知識はどの程度ありましたか?
AIについては、ChatGPTなどのツールを使ってシステムを作る経験はありました。
ただ、APIを活用した本格的なアプリケーション開発など、実務で必要になる知識はまだ十分ではありませんでした。
金融についても、ほとんど知識がない状態でした。
なので、入社してから覚えなければならないことは本当に多かったですね。
入社半年。技術だけでなく、仕事の進め方そのものが変わった
――入社後、特に大変だったことを教えてください。
金融機関向けのプロジェクトに携わったときは、特に大変でした。
システムを作るための技術を学ぶだけでなく、金融機関の業務や専門用語も理解する必要があったからです。
さらに、お客様が本当に求めているものは何なのかを理解し、認識がずれないようにプロジェクトを進めなければなりません。
技術を学び、業務を理解し、お客様とコミュニケーションを取りながら、限られた時間の中で仕事を前に進める。
そのすべてを同時に考える必要がありました。
――この半年間で、最も成長したと感じる部分は何ですか?
一つは、仕事の優先順位を判断する力です。
プロジェクトを担当していると、やらなければならないことが次々と出てきます。
でも、そのすべてを同じ優先度で進めることはできません。
今、本当にやるべきことは何なのか。
やった方がいいけれど、今やる必要はないことは何なのか。
そうした判断を意識するようになりました。
もう一つは、常にお客様の視点で考えることです。
自分が今やっていることは、本当にお客様のためになっているのか。
ただ作業をこなすのではなく、その仕事の目的や価値を考えるようになったことは、大きな変化だと思います。
――印象に残っている失敗や学びはありますか?
あります。
以前、自分では重要だと思って進めていた作業が、実は優先度の低いものだったと気づいたことがありました。
周囲の方から指摘をいただいて、初めて自分の判断がずれていたことに気づいたんです。
幸い大きな問題にはなりませんでしたが、もし誰にも相談せずに進めていたら、納期やプロジェクト全体に影響していたかもしれません。
この経験から、自分一人で抱え込まず、周囲に相談しながら進めることの大切さを学びました。
やり切った達成感と余韻に浸りながら書いた滋賀の絵【思い出の滋賀】(下津さん作)
意思決定が速い。だからこそ、挑戦を前に進められる
――実際に働いてみて、TempestAIらしいと感じる部分は何ですか?
とにかく意思決定が速いところです。
社内でも社外でも、レスポンスが速いことが当たり前になっています。
わからないことがあればすぐに聞けますし、相談するとすぐに方向性が決まる。
仕事が止まらず、次々と前に進んでいく感覚があります。
また、経営陣やエンジニア、コンサルタントとの距離が近いことも魅力だと思います。
オフィスでは、相談したい相手がすぐ近くにいることも多いので、必要なコミュニケーションを取りやすい環境です。
――TempestAIで働く面白さは、どんなところにありますか?
できることが本当にたくさんあるところです。
一つの課題を解決すると、また次の課題が見つかる。
新しいことを学ぶほど、さらに挑戦したいことが増えていくんです。
もちろん、簡単なことばかりではありません。
考えなければならないことも多いですし、一つひとつの仕事に難しさがあります。
でも、だからこそやり遂げたときの達成感は大きいです。
これまで経験したことがないくらいの達成感を感じることもあります。
常に成長したいという気持ちを刺激される環境だと思います。
目指すのは、営業から開発まで全体を理解できる人材
――今後、どのようなキャリアを築いていきたいですか?
まずは、営業から受注、要件定義、設計、実装、保守運用まで、プロジェクトの一連の流れを理解できるようになりたいです。
知識として知っているだけではなく、実際に自分で経験することで、それぞれの仕事への理解を深めたいと思っています。
そのうえで、将来的には各領域の専門家と連携しながら、プロジェクト全体を統括できる人材になりたいです。
技術も理解していて、自分でお客様に提案し、案件を受注することもできる。
そんな人材を目指しています。
――最後に、AI業界への挑戦を迷っている方へメッセージをお願いします。
経験がないから迷っているのであれば、むしろ挑戦してみた方がいいと思います。
経験してみなければ、自分に向いているかどうかもわかりません。
もちろん、最初は怖いと思います。
でも、そこで一歩踏み出すことで、新しい可能性が見えてくることもあると思います。
「怖いだろうけど、一旦飛び込んでみる。」
僕自身も、そうやって選択肢を広げてきました。
編集後記|可能性は、自分の行動で広げていく
自衛隊から営業へ。そして、独学でのプログラミングを経てAI業界へ。
下津さんのキャリアを振り返ると、そこには一貫して「自分にできることを増やしたい」という思いがありました。
与えられた仕事をこなすだけではなく、不便だと思ったことを自分で改善する。
経験したことのない領域にも飛び込み、必要な知識を学びながら前に進む。
そして、失敗からも学び、次の成長につなげていく。
TempestAIが大切にしている主体性や挑戦する姿勢を、下津さんの経験から感じることができました。
TempestAIでは、営業、AIコンサルティング、エンジニアリングなど、さまざまな領域で新しい仲間を募集しています。
これまでの経験を活かしながら、さらに自分の可能性を広げていきたい方。
ぜひ一度、私たちとお話ししてみませんか?