こんにちは!株式会社TheNewGate(ニューゲート)の岡田上です。
TheNewGateでは、社員のみんなから自慢の一枚を募る「フォトコンテスト」を定期的に開催しています。第4回のテーマは 「全国からお届け!〜みんなのホットスポット〜」。全37作品の頂点、最も票を集めて最優秀賞に輝いたのは・・・福岡branchの「ぬまさん」です!
テーマは"ホットスポット"でありながら、選ばれた一枚は、思わず息を止めてしまうような、"クール"で静かな光景でした。
受賞された撮影者に話を伺うと、そこには「離れて暮らしているからこそ、伝えたい」という、地元・岩手への大きな愛がありました。
岩手には、素敵な景色や写真映えもばっちりな海鮮グルメ、そしてあの有名なアニメの聖地も・・・!?
読み終わる頃には、岩手に旅してみたいときっと思うはずです。
岩手の魅力がギュッと詰まっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
ー 最優秀賞、本当におめでとうございます!知らせを受け取ったとき、どんな気持ちでしたか?
ありがとうございます!ちょうどお休みの日で、買い物中にSlackの通知を見たんですが、「最優秀賞」っていう文字が目に入って、その場で数秒固まっちゃいました。嬉しいけど、どうしよう・・・って!
投票の画面を見たときに「こんなにたくさん応募があるんだ」と知りました。皆さんの写真もどれも素敵だったので、まさか自分が一番上の賞をいただけるとは思っていなくて、目が飛び出るくらい驚きました。
ー そもそも、フォトコンに応募しようと思ったきっかけは?
今回のテーマが「全国からお届け!〜みんなのホットスポット〜」だったので、私の地元に興味を持ってもらえる写真を見てほしいと思って応募しました。
ー 受賞作、どこで撮った一枚なんですか?
岩手県の龍泉洞(りゅうせんどう)という鍾乳洞で、スマホで撮った写真なんです。
私は今、縁あって福岡で暮らしながらTheNewGateで働いているんですが、元々は岩手県の宮古という沿岸部の生まれです。撮ったのは2年ほど前、祖母が体調を崩したので様子を見に帰省したときでした。「家にいるだけじゃつまらないから、昔行ったけど最近は行っていない観光地にでも行ってみようよ」と母に誘われて、久しぶりに龍泉洞へ行ったんです。
最後に行ったのは、たぶん小学校低学年の頃です。子どもの頃は洞窟の中を歩き回るのが楽しいくらいのイメージで、「落ちたら危ないから覗き込んじゃだめ」って親に言われていたんです。それが大人になって、自分の裁量でじっくり覗き込めるようになって「こんなに綺麗だったんだ」と圧倒されました。思わず撮った中でも一番いいと思った一枚を送らせてもらったのが、今回の写真です。
ー 龍泉洞って、どんな場所なんでしょう?
天然の洞窟なので、とにかくアップダウンが激しいんです。一緒に行った母は、一周回って「疲れた、来るのはこれで最後にしようかな」って言っていたくらいで(笑)。しっかり見て回ると30〜40分くらいかかるので、行きたい方は体力に余裕があるうちに行くのがおすすめです。
あと、私が撮ったのが5〜6月頃で、東北はまだ肌寒くて薄手のジャンパーを羽織っていたんですが、それでも洞窟の中はひんやりしていました。秋口からは中がかなり寒くなるみたいなので、行くなら夏のうちがちょうどいいと思います。
ー 写真の龍泉洞のほかにも、岩手・宮古の魅力を教えてください!
岩手県って、実は北海道の次に面積が広いんです。だから魅力的なスポットがたくさんある一方で、名所がけっこう離れています。観光で来られる方は「1日目はここ、2日目はここ」と行き先を絞って、計画的に回るのがコツだと思います。
食べ物でいうと、私の生まれた宮古市は海が近いので、海産物が美味しいんです。特に、わかめや昆布、うにやアワビみたいな魚以外の海産物がおすすめです。今住んでいる福岡の北九州も海が近くて海産物は美味しいんですが、岩手や東北の沿岸で獲れる魚以外の美味しさは別格だなと、離れて暮らしてみて改めて分かりました。
もう一つのおすすめは 浄土ヶ浜。極楽浄土の「浄土」に浜辺の「浜」で浄土ヶ浜という地名なんですが、浜辺に敷き詰められた石が自然と真っ白で、東北にしては珍しい、極楽浄土みたいな光景が広がる場所です。晴れた日は白い石浜に有名な岩が並ぶ景色が撮れるんですが、私が帰ったときはあいにくの曇りで、海の色も少し淀んで見えて・・・ベストな一枚は撮れなかったんですが、地元でいちばん有名なスポットで、近くの浄土ヶ浜パークホテルなら、美味しい海産物もいただけますよ。
ー TheNewGateに入ったきっかけと、これからの目標を教えてください。
入社の一番の決め手が、実は「地方創生プロジェクト」への共感だったんです。最初は「プログラミングの勉強を頑張ろう」と思って入ろうとしていたんですが、会社が地方創生に取り組んでいると知って、「あ、自分のやりたいことはこっちかもしれない」と感じ、今はプログラミングを学びながら、そこでも力になれたらと思っています。
何の縁か、私の父も地元・宮古の観光案内の施設で働いています。ただ「宮古」って、どうしても沖縄の宮古島と間違われるんですよね。父もイベントで「宮古」と書かれたハッピを着ていると「沖縄から来たの?」って言われるらしいです。名前では宮古島に負けちゃっているけど、岩手の宮古にも負けないくらいいいところがたくさんあるよということをを知ってもらうのが、今の私の目標でもあります。だから今回、自分の写真をこうして取り上げてもらえて、本当にうれしいです。
ー 実は岩手、アニメの聖地でもあるんだとか?
そうなんです。私自身アニメが好きなのもあるんですが、最近アニメで取り上げられた場所が、実は岩手だったりします。たとえば『すずめの戸締まり』。今回のコンテストにも「扉」の写真を応募していた方がいたと思うんですが、あの扉は舞台になったスポットにそれぞれ置かれているらしいんです。しかも、エンディング近くのシーンの場所が、祖母が住んでいた家から5分くらいのところで、映画館で観ていて「あれ、ここ地元じゃない?」と気づいて、後日、劇中の扉の現物が「ばあちゃんちの真横くらいにできたよ」と親から聞いたときは驚きました。
その扉、地元に置かれたときもかなりひっそりだったらしくて、舞台になった場所に割とサイレントに置かれています。TheNewGateの社員は全国にいるので、みんなで撮り続けたら扉コンプできるかも、なんて思っています(笑)。
ほかにも、地元を走る三陸鉄道は朝ドラ『あまちゃん』にも登場していて。映像作品で地元が使われる機会はたくさんあるのに、地名までは出ないから、地元の人しか気づかないんですよね。もう一枚応募した扉の写真は、周りに本当に何もないんです。震災の津波で流されてしまった場所で、その後は逆に何も作れなくなって・・・。でも、だからこそ扉だけがぽつんとあって、すごくストーリー性が出るんです。こういうサイレントな魅力に、この記事をきっかけに興味を持ってもらえたら、一番うれしいなと思います。
ー ここでちょっとひと休み!写真フォルダの主役や、恋しくなる地元の味は?
私のSlackアイコン、実はうちの猫なんです。パソコンで学習しているときに、画面をじっと見ている猫を思わず後ろから撮った一枚です。2代目で、今6歳です。フォトコンの写真を選ぶときも、フォルダを見返したら猫の写真ばっかりでした。実はこのインタビュー中もずっと後ろで鳴いていたんですが、タンスの上から私のいる場所に着地したくて「どいて」って催促していたみたいです。しょうがないので、別の場所に着地してもらいました。
もう一つ、地元が恋しくなるのがラーメンです。福岡はとんこつが主流で、それはそれで美味しいのですが、地元で食べていた鶏ガラや魚介の醤油系が食べたくなるんですよね。帰省すると必ず地元のラーメンを食べていて、家族に「そんなのでいいの?もっといいもの食べさせるよ」と言われても、「いや、これを食べに帰ってきたんだ」って言ってます。
ー 最後に、この一枚に込めた思いを聞かせてください。
地元・岩手には、名前が表に出ないまま眠っている魅力がたくさんあると思っています。この一枚が、そんな岩手や宮古に興味を持ってもらうきっかけになったら、これ以上うれしいことはありません。ぜひ一度、足を運んでみてください。
ぬまさん、最優秀賞、本当におめでとうございます!そして、たっぷりお話を聞かせてくださって、ありがとうございました。
離れて暮らしているからこそ見えてくる、地元の景色や味。ぬまさんの一枚と言葉には、「大切な場所を、誰かに伝えたい」という、まっすぐで温かい気持ちが詰まっていました。
名所の名前は知らなくても、私たちはもう、映画やドラマのどこかで、その景色に出会っているのかもしれませんね。
それでは、次回のインタビューもお楽しみに!
P.S. ぬまさんからのメッセージ📩
オススメ商品『瓶ドン』
市場では生ウニを牛乳瓶に入れて販売しているのですが、その文化から着想を得て生まれた商品だそうです!
岩手県宮古市内の8店舗で、それぞれ異なる個性の「瓶ドン」を楽しむことができます✨
私も地元に帰った際にお土産として買って帰りましたが、本当に美味しかったです!
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