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API連携でsonar ATS×HRサービス=新たな価値の創造を。掛け算の‟仕組み”を作るエンジニア

◆プロフィール◆
大庭 明(おおば・あきら)
2020年春、Thinkingsの前身の1社であるinfodexへエンジニアとして中途入社。
技術研究 APIチームでsonar ATSの外部連携をメインで担当している。
大阪府出身。最近の趣味はコーヒーを美味しく淹れる事と燻製を作る事。

入社のきっかけ

転職サイト経由で、カジュアル面談のオファーをもらったことがきっかけでした。
最初はプロトタイプエンジニアのポジションでエントリーしたのですが、面談の中でその他にもAPI連携担当エンジニアやプロダクトエンジニアの選択肢を提示してもらい、最終的にAPI連携担当のポジションへ入社しました。

*API(Application Programming Interface):ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェース

転職活動では、自社製品があることと、クラウドで運用している、すなわちSaaSであること、新機能開発を売りにしているような会社であることを軸として探していました。
また、採用管理システムは業界が絞られることなく、幅広い企業にモノを提供できるビジネスであり、景気などの変化にも強いのではないかというのも、魅力を感じたポイントです。

実際に入社してみて、自分がもともと期待していた上記のことはもちろん、それ以上に良い環境、仕事内容で働けていると感じています。プロダクトであるsonar ATSについて、標準機能における新機能開発にしっかりウェイトを置く体制や、いろいろと任せてもらえる社風であること、Tech Leadの廣瀬のような、知識やノウハウが豊富なエンジニアに相談しながら開発できることは、入社してみてからわかった良いポイントですね。


学生時代~前職までのキャリア

大学での専攻は物理系でした。比較的幼い頃からパソコンには親しんできたので、もともと情報系や電気電子系を志望していたのですが、受験の結果、第一志望の専攻に入ることができず。

学生時代は、プログラミングは授業で少し触れた程度だったのですが、ずっと興味は持ち続けていて、就活では未経験でも可能なエンジニア職を目指しました。それで、ホテルや旅館など宿泊施設向けの情報管理システムを自社開発・販売している前職の企業に、新卒エンジニアとして入社し、丸2年働きました。

前職での業務は、開発よりも運用・保守や問合せ対応のウェイトが大きかったです。宿泊施設向けという製品の性質上、24時間365日サポートが必要で、隔週くらいのペースで夜勤があったのも、自分にとっては少し辛い点でしたね。夜勤では顧客からの電話対応もしていました。

前職で実際に働いてみて、エンジニアとして開発をメインでやっていきたいと改めて思ったのが、転職のきっかけです。


今やっていること

技術研究APIチームで、主にsonar ATSに様々な他社のHRサービスを効率的に連携させるための‟仕組み”を作っています。
もともとはsonar ATSの連携先サービスが増える都度、エンジニアの開発作業が必要だったのですが、仕組みを作ったことで、基本的にエンジニアが毎回関わらなくとも連携させることが可能になりました。

仕事の進め方としては、Product Management(以下PM)チームが持つ要件や連携先の仕様について、不明点などをPMメンバーとやりとりし、どのような仕組みで実装するか、どの技術を使うのかなどを調べて、Tech Leadの廣瀬に相談しながら作っていく形です。
また、今後も連携サービスをどんどん増やして、sonar ATSを進化させていくために、PMのメンバーと一緒に、仕組みを段階的に発展させているところです。

プロダクトエンジニアと違うところは、直接sonar ATSのユーザーが使う機能を開発するとは限らないところです。どちらかというと、連携サービス企業の方や社内のメンバーが使うもの、あるいはユーザーが「意識せずともスムーズに使えるようにするため」の開発がメインです。「裏側の仕組み」を作るような仕事が多いですね。





写真は趣味の燻製。いろんなものを燻製にしては楽しんでいます。


開発で苦労したこと、うれしかったこと

初めのうちは、ユーザーである採用担当者の業務を理解しておらず、その点で苦労しました。開発を進めながら、キャッチアップしていったような形です。

うれしいなと思うことは、自分が作った仕組みを使って、外部の連携サービスがどんどん増えてきていることですね。社内外から「最近すごいペースで連携先増えているね」って言っていただけるなど、もともとのコンセプト通りのことが実現できて、機能しているというのが、とてもうれしいです。
もちろん、sonar ATSと連携したいと言ってくださる外部企業の方々や、サービス連携についての戦略立てから先方とのやりとり、実際の連携作業を担うPMメンバーの存在があるからこそ実現できることなので、本当に感謝しています。


自分にとってのやりがい

プロダクトエンジニアとして、実際にユーザーに使ってもらうモノを作ることも好きなのですが、今のAPI連携で取り組んでいるような、「sonar AST×他社HRサービス」という形で、作ったものが掛け算式に新しい価値を生み出していく、そういうところにダイレクトに関われることに、醍醐味や楽しさを感じています。

PMのメンバーと、連携先企業の方との打合せに参加するなど、企画の部分から関わることもあります。仕様が決まりきったものを作るだけでなく、どのようなモノを、どう作るかについて考えて開発できるのは楽しいですね。
なおThinkingsでは、プロダクトエンジニアも含め、エンジニアが企画など開発の上流から関わる取り組みを積極的に進めています


今後やっていきたいこと

現在のAPIチームは自分一人なので、今後メンバーが増えることを期待&想定して、業務の脱属人化を進めていきたいと思っています。自分の頭の中だけに入っている仕様や情報等がないように、ドキュメントに残す、型化するなど、チームとして仕事ができる体制を進めていこうとしているところです。

また、社内の他部署のメンバーともっと関わっていきたいなと思っています。自分はちょうどコロナによる最初の緊急事態宣言の時期に入社したので、入社初日から基本的にずっとリモートワークで、社内全てのメンバーとはまだ会えていないんですよ。
フルリモートワークの柔軟さ、効率の良さについては十分味わったので、今後は出社も含めたハイブリッドな働き方に興味があり、Thinkingsならそれが選べるのが良いところだと思います。 社内のメンバーと何か部活をやったりするのも、これから楽しみです!



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