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【講師紹介】アスリートエンジニアになりたい人は全員私に付いて来なさい!

アーシャルデザインで、エンジニアの講師としてご活躍される、島田梨瑚さんにインタビューしました!

今回は、今までのご経歴やこれからの目標などについて語ってくれています。

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出身は、大分県。

競技歴は小学校と中学校でバスケットボール。

現在はウィンタースポーツ、主にスノーボードを趣味として楽しむ。

大学では法律を学び、卒業後はオーストラリアへ行き、帰国後に東京の会社に勤める。

その後、カナダに一年間滞在して、帰国後にアーシャルデザインに入社。

・・・

ーまずは経歴について教えてください。

大学では、法律を学んでました。

そのあと、日本で就職をせずに1年間ワーホリでオーストラリアに行きました。

それから帰国し、東京のおもちゃ会社でフィギュアを作る仕事に就いて手で粘土こねたりとか、3DやCGとかをパソコンで作ってプリンターで出力したりデザインよりも製造みたいなことを2年くらいやってましたね。

3D、CGなどを作るのはパソコン関連だったのでそのころからエンジニアとしての道が開けていたのかもしれません。

その後またちょっと海外行きたいなって思って、スノボをしたくてカナダに1年行きました。

カナダでは主に観光地のホテルで働いていました。

カナダに行ってからコロナが流行りだして、それをきっかけに帰国をして、就職しようと思い、職業訓練校に通いました。

そこでプログラミングを学んで、やってて「楽しい!」「自分にも出来そう!」と思って、未経験でエンジニアになれるところを探したところアーシャルにご縁があって未経験のエンジニアとして入社して今に至ります。


ーエンジニアになりたいと思ったきっかけや理由はありますか?

カナダでの体験ですが、現地にロッククライムやスノーボード、スキーをやっている人たちがいっぱい居たんですね。しかし彼らは望む環境で競技を続けることと、経済的な安定を両立する難しさをみんな感じていると思いました。

それもあって、自分も将来的には、手に職をもってやりたいなぁってところが芽生えたっていうのはありますね。

プログラミングは職業訓練校で初めて本格的に触れました。その時は、エンジニアになりたい!というよりも純粋にパソコン触るのは嫌いじゃないし、楽しいなと感じるくらいでした。

しかしコロナが少し落ち着いたときに、将来のこととかも考えてみたんです。

それまでの人生は目の前のやりたいことを全部やる、その時にやりたいことをやるような生き方でしたが将来的にこういう生き方がしたいなというところから逆算して考えはじめました。

具体的な話をすると、将来的には場所を選ばない仕事がしたいって思ったので、まずは自分ができること、苦手なこと、向いてそうなこと、好きなこととかのバランスをみて考えてみました。その上で、挑戦したい仕事を探しました。

そこで、パソコンはそんなに嫌いじゃないし、IT業界は明るいって聞いたし、エンジニアがいいんじゃないかなと思って、独学で勉強を始めました。

Webデザインなどの仕事も考えましたが、そっちを選ばなかった理由は、デザインはセンスによると思ってたからです。

その適正が自分にはあまりないなと思っていたので。。。

エンジニアの場合は、作業の指示書があってそれをやるという流れなので、それなら出来るんじゃないかなって思いました!

ー島田さんの入社後について教えてください。

研修を終えてから直接社内の研修の講師として本社に来ました。

講師をやりつつ、社内で開発の経験を積んでいます。本当は、案件に出る予定だったので、私はかなり特殊なルートです。

というのもキックオフのタイミングで社長や事業部長に初めて会った日に

「講師やりたいです!」って宣言したのですが、そしたらその場で「じゃあ、お願い!」と言っていただき、そのまま講師になりました。

私の中では、「1案件、2案件経験してから、いずれ講師やりたいんですよね」というようなニュアンスで言ったんですが、すぐやって!と返事をいただいて、すぐ講師になった感じですね。

この会社の風通しの良さは私が保証します。笑

ー講師をやりたいと思った理由はありますか?

元々教育に興味があって自分が若いときも、同年代よりは色々な経験を海外とかでさせてもらっていました。それをしっかりと、還元する場所が欲しいという想いを価値観として持っています。

最近は、リカレント教育っていう言葉がよく使われるんですが、大人の学び直しや、人生100年時代で生涯かけてキャリアを積むための勉強をしたり、自分の仕事じゃない分野の勉強をする機会をつくっていこうという動きが世界的にあります。

その中で、私は学ぶ事も好きだし、プログラミングを極めて教える側も出来たらいいなと思っています。

そうすれば、例えばカナダで出会ったアスリートの人達とかにも、いろんな可能性を示せるのかなとも思っています。

※ リカレント教育は、社会人になった後も、必要なタイミングで教育機関や社会人向け講座に戻り、学び直すことを指します。 元々は、スウェーデンで提唱された言葉です。 教育を受ける場は、大学や大学院、専門学校に入学したり、資格取得の講座を受けたりとさまざま。

ーアーシャルデザインのエンジニア研修について教えてください。

まず研修自体は、カリキュラムをお渡しする形です。教育のシステムがあって、その中にカリキュラムが入っています。例えばwebのエンジニアコースというようなものがあって、それを受講開始するとカリキュラムがダウンロード出来ます。

基本的にはその課題を解いて、提出してもらう形を取ってます。流れは資料を読んでカリキュラムを進めて、それを講師に提出をしてチェックをしてもらい、OKだったらまたその先に進めるし、ダメだったらフィードバックしたり、分からない部分があったら質問したりみたいな感じで学んでいきます。

なので、座学というよりは自分で進めていく感じになります。

そういう意味では、自ら進めていかないといけないので本当にやる気のある方じゃないと成長できないですしエンジニアになることは難しいかもしれません。

ー研修の体制について教えてください

質問するハードルを下げたくて、講師という感じではなくて、先輩のような存在としてやっています。実際に私は、気さくになんでも聞けるお姉さんみたいなポジションを意識していますね。

フランクなオンライン面談も定期的に行なっているので、質問できない環境ではないと思います。あとはオフライン勉強会というのを本社でやっているので、そこで対面で質問できる機会もあります。

具体的には、カリキュラムの詳しいこととか、カリキュラムで詰まっている問題を解消したりとか、学習面で困ってるところ、どう進めていいか分からないところなどをアドバイスしています。

今は私以外にも講師やってる人がもう二人いまして、クラスの担任の先生みたいに研修生1人に講師が1人担当する体制を取っています。担当の講師とは最低でも月2回くらいは対面で面談をします。

1人で学習していると自分が今どのくらいのペース感なのか把握できなかったり、孤独とかもあると思うんです。

なので私達が「あなたは今このくらいのペースでこのペースで進んでるから、卒業までこのくらいかかるよ」としっかり教えてあげると、本人が自分のペースを認識できるので、あーもっと勉強時間取らないといけないんだなのような意識も持って貰えるのかなと思います。


ー未経験のエンジニアの方を育てる上で工夫してることとか気をつけてることってございますか?

最終的には現場に出てお仕事をするのでエンジニアとして働けるスタンスをまずは身につけて欲しいと思ってます。

その他に、スキルはもちろんですが、「自走力」がつくように意識しています。自分で調べて解決したり、分からないときに自分から動けるアクションを取れるか、そういうところがしっかり身につくように意識して接しています。

例えば、質問されたことに対して、ゼロから答えまで全部解説するのではなく、問題を解決するために「何が必要か」とか「どういう道筋で考えればいいか」などを本人が考えて、違う課題にぶつかったときに、再現性が取れるようになってほしいです。

あと立場としては、講師や先生っていうよりもコーチという感じです。というか本当に講師のことコーチって呼んでるんですけど。なんでも、スポーツに関連させたがる会社なんで笑

ー研修生が講師以外と交流することはできるのでしょうか?

オフライン勉強会のタイミングで他の研修生と懇親会をしたりエンジニアとして現場で活躍している卒業生とかも来てくれてるので、現場がどんな感じなのかを聞けますよ。

あと、ちょいちょいスポーツ大会もやってます笑

今月の月末('22/05)にバスケ大会をやるんですけど、それは4月入社の研修生が企画してくれました。

同じ立場で今頑張ってる人がいるっていうだけで頑張ろうと思えますし、愚痴を言い合えたり講師に聞くまでもないちょっとした疑問とかもあったりすると思うので、そういうことを共有できる人がいるだけで全然違うなと感じます。

やっぱり、同期が仲良いところは、みんなで助け合って、カリキュラムを進めて全員で成長している印象が凄いあるので、こういう機会に親交を深めてほしいですね。

ー優れた研修生の特徴ってありますか?

色々ですけど、凄いスピードで成長している人は、楽しいって思える人ですね。

自分でコードをかいて、実際目に見える形でサイトを作るとか、ゲーム感覚だったり遊び感覚で楽しくて夢中になっちゃうって人はめちゃめちゃ早く進むなと感じます。

あとは着実にカリキュラムを終わらせる人の特徴としては、素養の部分になってしまうんですが、素直さは大切だと思います。あとは、自分から人に関わるかどうかだと思います。良いエンジニアに成れる人の共通点としては、みんなコミュニケーション能力が高いです!

スポーツ経験者であれば、チーム意識や対人能力の高さは経験から培われたものがあると思うんですけど、やっぱり自分から積極的に講師に関わったりとか、同期と仲良くしたり、みんなで勉強したり、聞きに行ったりとかすればカリキュラムは進むので、そこで一生懸命やってる人っていうのは、カリキュラムはしっかり終わりますし、エンジニアになっても、現場で高い評価貰えていると思います。そういう点では、適正に関わらず重要な部分は、対人能力の高さかなって思います。

実際、現場に出て絶対に分からないことって出てくるんですが、何かわからないことがあったときに、自分からアクションが取れるとか、壁にぶつかったときに、自分で動けるかが、現場に出て大事なポイントになってくるので、そこができると、たとえ技術が不足してた状態だとしても、そこからまた成長できると感じます。


ー研修でどのレベルまでエンジニアとしてどこまでできるようになるのでしょうか?

自分でサイトを作れるレベルまで成長できます!

最後の卒業制作でサイトを作ってもらいます。それも自分で企画をして、設計をして、作って発表をするという流れです。サイトのテーマはなんでも良くて、会社で使えるようなシステムを作るような人も居れば、趣味によったものもあります。

例えば、私が実際に作ったのは旅行の体験記を投稿するサイトです。投稿に対していいねが出来たり、コメントをつけられたり、写真の投稿が出来て、文章の投稿が出来て、あとはGoogleマップとかと連携させました。

サイトデザインには補助ツールのようなものがあるので、そういうツールを使うと素人でも簡単にそれなりのものが作れます。デザインに自信のない人はそういうのをどんどん活用してもらってもOKです!

(島田さん卒業制作物)

ーアーシャルデザインでエンジニアになるとこんないい事があるよ!を教えてください

同期や先輩など社内でつながりを持てるところですかね。

アーシャルのエンジニアはスポーツ経験がある人が多く、チーム意識があり、コミュニケーション能力が高い人が多いので社内交流が盛んに行われています!

入社初期から同期懇親会があったり、グループ面談を実施することで先輩とも交流できますし、オフライン勉強会では、卒業生の現役エンジニアの先輩から教わったり話を聞く機会があります。

「ティーチャープール制度」という卒業生の現役エンジニアが研修生の質問対応などをしてくれる制度もあり、自由参加にも関わらず多くの先輩エンジニアが参加してくれています!

社内にエンジニアがたくさんいる&チーム意識と向上心がある人(アスリートスタンスを持った人)が集まっているのはアーシャルならではですし、そこを活かして社内で教え合える仕組みがあるのが強みですね。


ー島田さんの講師としてのやりがいを教えてください

キャリアの可能性を広げられるところがやりがいですかね。やっぱりスポーツばかりやってきた人って、言い方悪いですけど、世間では脳筋ってイメージだと思います。

誰もエンジニア向いてるなんて思ってなくて、最初はできるかな?みたいな不安や、数学とかも出来ないし大丈夫かな?って思ってた人が、ちゃんとやれば出来るんだ!と分かって、私でもエンジニアになれるんだな!って自分の可能性に気づいてくれるところにやりがいを感じますね。

ー島田さんの今後やりたい事を教えてください

1つは、アーシャルで「学び」を組織文化の一部にしたいです。

簡単に言うと、「学び」が当たり前にある会社にしたいですね!

社員が自分の職種にとらわれずに学びたい分野をいつでも開拓できたり、社員同士で教え合えたり、という環境を作りたいです。

2つ目は、自社内の教育システムが4月にリリースされて、今はエンジニアのカリキュラムなんですが、例えばキャリアアップに繋がるようなマネージメントの講座を入れたり、営業で使えるようなスキルを集めた講座を入れたいと考えています。

まずは社内の人に使ってもらって、プラスでスキルを身につけられたらいいなと思っています。

それをゆくゆくは社外にリリースして、もっと色んな人に使って貰える教育システムにしたいです。キャリアアップの教材とか、教育システムって世の中にいっぱいあるんですけど、そのなかでアーシャルデザインの教育システムを有名にしたいですね。


ー最後にWantedlyをみている求職者へメッセージをお願いいたします!

迷っているのであれば、自分をより知るために挑戦するべきだと思います。

これまで私は講師として100名以上の研修生を見てきました。

その中で、「自分自身と向き合うことができる人」はどんなキャリアに進んでも強いと思っています。

自分を良く知ろうとする、かつ、環境や人のせいにしない人です。

私自身、未経験ながらカリキュラムを乗り切れたのは、元から勉強ができた訳でもセンスがあったからでもありません。

それまでの人生で培った様々な経験から、自分のモチベーション維持や習得効率などをコントロールすることができたからです。

スポーツに打ち込んだ経験があるなら、無意識でも自分自身と向き合って自分を良く知る経験をすでにしているはずです。

実力と実績重視のIT業界で、「実力0、経験100」で挑戦できる環境がアーシャルデザインにはありますので、自分を信じて挑戦してみてください!


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