1
/
5

インターン体験談:「失敗と成功を繰り返した経験こそが自信に繋がる」

ABEJAでは、インターンを卒業した学生による体験談をご紹介しています。

今回は、ビジネスサイドで大きな成長を遂げた学生をご紹介します!

関連記事:

IoT,Bigdata,AI時代に、最高の仲間と過ごしたインターン

ABEJA Internship Report/Smith College Maria

インターン体験談:自分の正しい道を探して/京都大学工学部G.K

インターン体験談:研究での成功体験/豊橋技術科学大学T.M

Who am I

名古屋大学S.H

内定先:ITベンチャー企業

私は名古屋大学の4年生で、大学での専門は情報論的手法を用いたマーケティングリサーチです。ABEJAには2015年10月から翌年5月の約8ヶ月、ちょうど大学3年後期から4年前期の途中まで、ビジネスサイドの一員としてインターンシップをしていました。2017年4月からは、東京のITベンチャーに入社予定です。

インターン参加理由

ABEJAの存在は2013年から知っていました。私の所属学部の教授である安田孝美先生がABEJAの技術顧問を務めておられて、その関係でABEJA代表の岡田さんが、名古屋大学の授業に登壇をされたのがきっかけです。

当時、部活やサークル、旅行、飲み会、アルバイトといった、ごく普通の大学生活を送っていた私にとって、「イノベーションで世界を変える」というビジョンのもと、人工知能やディープラーニングといった最新技術を活用して新たなビジネスモデルの創造に取り組む社長の姿と、その壮大な世界観にとてもワクワクしたことを、今でもよく覚えています。

そこから時は過ぎ、海外留学から帰国した2015年の夏、残りの大学生活では、できるだけ幅広い経験をして自分の将来に結びつけていきたいと考えていた時に思い出したのが、ABEJAの存在でした。

大学3年の前期までに、卒論以外の全ての単位を取り終わっていたため、時間の許す限りABEJAで挑戦してみたいと思い、名古屋から上京して、インターンシップに参加することを決めました。他社のインターンを見ていたわけではないので、応募は即決でした。

インターンでの取り組み

インターンでは、メイン業務として、インバウンドマーケティングの一環であるオウンドメディアの運営を行いました。

当時は、「IoT・人工知能・ビッグデータ」や「O2O・オムニチャネル」をテーマに、国内外の最先端テクノロジーに関する情報を発信しており、私はメディア編集長として、ビジネス拡大のための戦略立案から、記事執筆、効果検証、そしてメディア運営を担うインターン生の採用まで、幅広く携わりました。

インターン開始当初は、メディア運営の知識も経験もなく、メンターの方や他のインターン生と、どうすればメディアを通じて見込み顧客に価値を提供し、事業を拡大させることができるのかを考えて、社内のメンバーをはじめ、過去のインターン生や社外の方々の協力を得つつ、様々な施策を実行しました。

例えば、まず社外ウェブマーケティング担当者4名にコンタクトを取りメディア運営の知見を集めたり、テクノロジー系スタートアップのCEOに直接コンタクトを行い、インタビュー記事を執筆したり、スタートアップ企業4社合同で、インターン生の採用イベントを企画・実行し、次期インターン生の募集もおこないました。

正解のない挑戦だからこそ、頭、手、足、口を動かし続けることで、結果的に、元々月間10件ほどだった見込み顧客数をインターンシップ終了時には100件まで伸ばすことができました。また、Webマーケティング・SEO・アクセス解析の知識、HTML・CSSといったフロントエンドの基礎的なコーディングスキル、ライティング力を身につけることができました。

またその他の取り組みとしては、経営陣や事業開発メンバーの業務サポートを行いました。資料作成や、海外情報の調査、イベント出展などを行う中で、業界への理解を深め、基礎的なビジネススキルを身につけることができました。


インターンでの学び

ABEJAのインターンで学んだことは書ききれないほどありますが、そのうちのいくつかをまとめます。

・自信がないからこそ、自信をつけるために行動することが大事。

私はもともと経験がないことに対して極端に自信がなく、インターン開始当初は、電話すらまともに取ることが出来ませんでした。期待していたように自分の業務をが進めることができず、その度に悩み立ち止まることが多くありました。その度に社員の方から、

「壁にぶち当たったときにすぐ考えるのをやめるから 、"何がわからないのかが、わからない状態" になっているよ。」

「人から何かのアドバイスをもらっても、否定から入る。口癖が「でも」なのは、相手からすると会話しづらいよ。」

「自己中心的で相手の立場に立てていない。主語がいつも自分になっていない?」

といった、直球な指摘を受ける日々が続きました。

何度も自分の未熟さを痛感し、悔しくて落ち込み、自分は何もできないのではないかと自信をなくしながらも、自分自身の根本的な課題に気づけたからには、絶対に変わってやるという思いで、業務に取り組みました。

自信がないからこそ、「ここで立ち止まるものか」という思いが挑戦する原動力となり、失敗と成功を繰り返した経験そのものこそが自信に繋がると学びました。


・大学生活の貴重な時間を、どう活用するかは自分次第。

インターンシップに参加する前は、特に将来やりたいことが見えておらず、卒業後は、周りから「すごいね」と言われるような大企業に就職したいと漠然と考えていました。

また土地柄もあってか地元志向が大変強く、県内の名だたる企業で働くことがが、周囲の大学生の多くが良しとする道でした。

しかし、いざ東京に出てきて、20名人ほどのスタートアップでインターンを経験し、これまで出会ったことのない沢山の優秀な社員や、同世代の学生に出会い、いかに自分の視野が狭く視座が低かったかを痛感しました。と同時に、出来上がった仕組みの中だけで行動することに、危機感を覚えました。

またABEJAでは、自分の将来について真剣に考える機会を数多く与えてくれました。

基本的にABEJAは、上から降りてきたものをやるだけではなく、状況を見極めて、「これをやらせてください」と社員もインターン生も関係なく、言える環境です。大学生という、人生で一番自由なときに、ただ目の前のやりたいことをやるのも選択肢の一つですが、自分が人生において「やりたいこと」、「やるべきこと」、「できること」は何か、それらが重なる場所を増やすために何をすればよいかを、インターンを通して考えることが出来ました。

 また、インターン中には、経営陣やメンターに向けて自分の将来のビジョンをプレゼンをする機会もあり、平日休日関係なく夜遅くまで、つきっきりで私の人生について一緒に考えて、沢山のアドバイスをくださった社員のみなさんにはとても感謝しています。

・未来は不確実。だからこそ楽しい。

 今は、人工知能が働き方を変えると言われる時代であり、どんな会社や、職業であれ、10年後にどうなっているかは、10年後になってみないと誰も知る余地はありません。

しかし、未来は不確実だからこそ、不安を感じるのではなく、むしろ私は未来を予測して今進むべき道を考えることにワクワクします。それは、ABEJAで過ごした8ヶ月間を通して、今まで決められた土俵の上でしか行動していなかった自分の殻を破り、自分で自分の人生を選択していくことができるようになったからではないかと思います。 

日々の業務は地道で、辛いことも多かったですが、それでも「やりたい!」と思って続けることができたのは、様々な課題に気づき改善を続ける中で、メディアと自分自身の成長を肌で実感できたからです。最先端テクノロジーが生み出す世界に、日々の業務を通じて触れ続けることができたこと。そして何より、そんな環境を用意してくれたABEJAと、支えてくれた社員のみなさんのおかげだと思っています。

数値的な目標達成はもちろんですが、徹底的に自分自身と向き合うことが出来たのが、ABEJAのインターンシップに参加してよかったことであり、楽な選択だけでは絶対に知り得ることのない、新たな楽しさを経験することができました


What is ABEJA?

ABEJAは「イノベーションで世界を変える」という会社のビジョンに共感し、熱量を持った大変優秀な社員さんが集まるとても刺激的な会社です。

また、会社としても常に様々なことにトライし、組織や事業が変化していく、とても面白いタイミングです。

時代の変化のスピードと一緒に発展するビジネスを育むことができる環境で、徹底的に考えて答えを創り出したい人にとって、ABEJAは最高のインターン先だと思います。

株式会社ABEJAでは一緒に働く仲間を募集しています
23 いいね!
23 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング