29歳でミャンマー支社長になったリケジョが得たもの。

<PROFILE>
2013年に東京工業大学生命理工学院を卒業し、新卒でアクロクエストに入社。
大学では生物の研究でヒトデを捕っては磯の香りのなかで顕微鏡覗いて生命の神秘に日々感動していた生粋のリケジョ。入社後は、QA(品質保証)エンジニアとして活躍。2017年には、入社時の希望であったミャンマー支社へ赴任。2019年11月に任期を終え、日本に帰国。

本記事では、ミャンマー支社長として活躍した若井さんにこれまでの経緯について話してもらいました。

【品質の高いものづくりをし、信頼を守れるように】

- まず、なぜQA(品質保証)エンジニアというキャリアを選んだんですか?

学生さんからもよく「品質保証のやりがいって何ですか?」と聞かれます。笑

なぜこのキャリアを選んだかというと、全社横断的に活動できるからです。
会社全体が品質の高いものづくりをし、信頼を守れるように」という広い範囲で活動できる仕事は、他にはなかなか無いと思います。

将来的にはQAエンジニアとして、世界中のエンジニアが自分の技術に誇りを持って楽しく開発できる環境をつくり続けることが私の夢です。

そのために、アクロクエストの品質保証のノウハウをまとめて本を書くことが第一の目標としています。

(JaSST’17 Tokyoソフトウェアテストシンポジウムで「テストマネジメントツールSquashTMを利用した継続的テスト改善」というテーマで登壇)

【アクロの技術、社風を広めるためにミャンマーへ】

- 入社当初からミャンマー支社への赴任を希望していたみたいですが、それはなぜですか?

アクロクエスト最初の海外支社であるミャンマーにアクロクエストの技術、社風を広めたいと思ったからです。

私が内定者時代にミャンマー支社が設立され、期待や力をかけている時期に入社しました。
なので、その時期は社長・副社長と話すなかでもトピックとしてミャンマー支社が登場することが多かったんです。
特に、新人時代にミャンマー支社から初めてミャンマースタッフが来日し、一緒に働いたり日本語を教えるなかで、ミャンマーへの興味が増していきました。

そこから最初の海外支社であるミャンマーで「アクロクエストの技術、社風を広める」ことにチャレンジしたいと思うようになり、入社当初から希望していました。

そして5年目(2017年)のタイミングで副社長から声がかかり、実際にミャンマー赴任が決まりましたね。

(ミャンマー赴任壮行会で決意を語る若井さん)

- ミャンマー支社長として、主にやったことは何ですか?

 総務・経理・人事・営業事務などを中心にやりました。QAエンジニアとして、品質が高いプロダクトをつくるためには、プロとしてのマインドを持つエンジニアがチームワークを発揮することが必要であると思っていたため、マインドやチームワークの教育には特に力を入れましたね。

また、社内だけでなく、ミャンマーのトップ大学でビジネスマインド・スキルの講義をしました。(大学のIT部門から要望があり、声をかけていただきました。)

(ミャンマートップ大学でビジネスマインド・スキルの講義)

他にも、チャウセ工科大学で開催された科学技術に関する国際カンファレンスで基調講演をしました。
機械学習、IoTといった最先端技術を扱う優秀なエンジニアを、日本国内だけでなく、ミャンマーでも育て上げてきたアクロクエストの実績をご評価いただき、ミャンマーのトップ大学より「基調講演者にふさわしい」と推薦をいただいたことが、登壇のきっかけとなりました。

講演では、アクロクエストのIT技術の概要や、発展を担うエンジニアに必要な要件について話しました。

(チャウセ工科大学での国際カンファレンス基調講演)

このような活動を通して、ミャンマーという国に社風、チームワークや教育の重要性を広めることができたのではないかと思います。

【「難しい」と思うから物事は難しくなる】

- 初海外でのチャレンジだったと思いますが、困難などはありましたか?

前任が40代の経験もスキルもある支社長だったなかで、 まだ20代の人間が引き継いだので、その時点で難しいことに挑戦させてもらっていたと思います。

東南アジアは人材の流動性が非常に高いこともあり、
例えば、リーダー層が友達同士でつるんで退職したり、
一部の社員が退職者とつるんで情報漏洩したり、就業中に社内SNSでお喋りしていたりなど、
想像の斜め上をいく困難な出来事がありました。
社員が次々に辞めて当初の3分の1になってしまった時期もありました。

ですが、例え困難なことがあっても、日本にいる社長、副社長、シニアマネージャーや、一緒に住んでいたこともある同期のミャンマースタッフなど、信頼できる仲間のおかげで、苦悩だと感じることなく乗り越えることができました。

具体的には社員が一桁まで減るという状況でしたが、
もう一度社員一丸となって、機械学習のセミナーを開催しました。
このセミナーは、本社からKaggle Masterをふくむ最先端の技術分野で活躍する技術者がミャンマーに来て
最先端技術を広めるというもので、トップ大学の学生のみならず、大学の教授まで参加してくださいました。

このような取り組みから、最先端技術・先進的な教育がある会社であると評判が広まり、社員の数もまた増えていきました。

そこで気づいたのは、すべてはその人の心が決めることだということです。 人が「難しい」と思うから、物事は難しいものになるだけであって、 そう思わなければ仲間と乗り越えるだけのことだと気づいたのです。

だからこそ、どんな困難でも「信頼できる仲間がいる」「仲間と一緒に乗り越えられる」と思えるように、常に仲間と誠実に接し、深い信頼関係を築いていくことが重要だと心底感じましたね。

(2019年11月、任期を終え、日本に帰る前のオフィスの様子)

これからは、異文化の中でチームワークをつくりながら働いた経験を生かして会社を大きくしたいと思っています。
また、ミャンマーでの奮闘は「僕の彼女は品質保証 リケジョのミャンマー赴任記」というブログに綴っているので、もしよろしければ、覗いてみてください(^^)

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29歳でミャンマー支社長になったリケジョが得たもの。
Keisuke Kurihara
Acroquest Technology株式会社 / Business (Finance, HR etc.)
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