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トレンド・プロにやってきたわけ

はじまして! 

株式会社トレンド・プロ内定者の早川です。

今回は内定者ブログということで、トレンド・プロに入社したきっかけを書いてくださいとお話をいただきました。

ブログを書くのってなんかかっこいいですよね。ちょっと舞い上がってます。

調子に乗らない程度に、でもかっこいい記事がかけたらいいですね。頑張ります。


さて、私がトレンド・プロに入社した理由を一言で表すと、

素晴らしいコンテンツや商品を、より多くの人に、よりわかりやすく広める仕事がしたい!

なのですが、この気持ちにいたるまではなかなか長いお話になりますので、私自身の昔のお話も交えつつ、ちょっと気合を入れて書いていきます。

長いなあ就活の話なかなか出てこないなあと思うかもしれませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。


自己紹介

好きな食べ物は卵とホルモンと生ものです。

これを言うと友達にラプトルかよって言われます。

趣味はお芝居を観ること、映画を観ること、本を読むことです。

最近は漁港の肉子ちゃんという小説を読んでいます。



映画を観るのが好き、というと「年間100本とか観るの?」って聞かれるんですけど、

そんなに数はこなせていません。

ちなみに大学時代の教授で年間1200本観る人がいたんですけど、

この教授は生活を犠牲に映画を観ていたので体を壊し、

奇病にかかり、謎の腫瘍ができたらしいです。怖いですね。

私は奇病にならない程度に趣味を楽しみたいです。

自己紹介はこのくらいにして、本題に入りましょう。


「80点人間」だったわたし

私は勉強もスポーツも、習っていたバレエも、そつなくこなせる、いわゆる「器用貧乏」でした。

これを言うと「何それ、良いじゃん。嫌味?」と言われるのですが、その時はいつも「全然良くない!」と声を大にして言い返しています。

ちょっとやれば人並みにはできる。でも、「人並み」から抜け出せない。

それは私にとってとてつもないコンプレックスでした。

他がダメダメでも、何か一つ、「これだけは誰にも負けない!」と胸を張って言えるものが欲しくてたまらない。

そこそこできる全部ができなくなってもいいから、一つ、私を象徴するものが欲しかった。

そう思いながらも「そこそこ人生」はだらだら続き、気が付けばついたあだ名が「80点人間」。

初めてそう呼ばれた15歳、私は布団の中で滅茶苦茶に泣きました。


「80点人間」から抜け出した大学生活

「80点人間」の称号を背負った私は、自信も自己肯定感も皆無の大学生となりました。

高校の時の延長で演劇サークルに入ったのですが、もちろん演技も「80点」。

結局このままずっと、なにをしても80点なんだろうなと思いながら過ごしていたのですが……

二年生の春、とある演劇コンクールで脚本と演出をすることになりました。

その公演がなんと優秀賞を受賞。

ちなみに作風は、自分がされたことをネタにするというものです。

日常の中であった嫌なこと、悲しかったこと、子供のころに感じていたけどその時はうまく言葉にできなかったこと……

そんなことを細かく粘着質にメモしておいて、それをネタにするのが私のやり方だったのですが、もちろんサークルのメンバーにされたことなんかも容赦なくネタにします。

そのせいか、脚本を読んだメンバーが青い顔で「あの時怒ってたの? ごめんね」って言ってくることもしょっちゅうありました。

そのせいでサークルの中では「早川を敵に回すと劇にされるぞ!」なんて言われたりもしています(笑)

話が脱線しました!

それ以降私は自信と自己肯定感を取り戻し、その時初めて、私は「80点人間」から抜け出すことができたのです。

「好き」と「仕事」の違いを知る

80点人間を抜け出した私は、三年生になりました。

学校ではインターンシップのガイダンスや講座が始まり、頻繁に会社説明会イベントのチラシが配られ始めます。

調子にのった私は、「演劇関係の会社に行きたい!」と意気込んでいました。

就活の波に乗り遅れてチャンスを逃したら一生後悔する……! 

と、学校で開かれている就活関係の講座を片っ端から受け、就活サイトにも登録できるだけ登録し、会社説明会にも足を運びました。

今思えば、空回りな頑張りでしかないのですが。

そうして受けた講座のうちの一つで、自己PR文を書く、というものがありました。

自分が行きたい業界・業種に合うような自己PR文を書き、それを教師の方が添削するものです。

そこでシャーペンを手に取り、さあ書くぞ、と思ったら。

何も書けませんでした。

私は演劇が好きで、演劇の会社に行きたいと思ったけれど、演劇の会社に行っても私の好きな脚本執筆も演出もできないじゃん、と気づいてしまったからです。

演劇に携わる会社で働きたいのでは?

と自問自答しても、「実際にお芝居が作れないなら別に入社したくはないな」としか思えません。

そこでようやく、「好きなことがしたい」ではなく「どんな仕事がしたいのか」を考え始めました。

演劇が好き。

携わりたいんじゃなくて作る側にいたい。

じゃあどうして作ること―脚本と演出が好きなんだろう?

……答えはすぐに出ました。

それは「大好きな人たちの、魅力的なところや愛おしいところ、気づかれていない素敵な一面をたくさんの人に知ってほしいから」。

 そもそも私は、書いた脚本や自分の演出が褒められることよりも、出ている役者をほめてもらうことを嬉しく感じていました。

大好きなメンバーを日常の姿そのままで出して、それが褒められるなら私自身なんて一言も褒められなくていい。

80点人間だったときは一番になりたいとか、ほめてもらいたいという気持ちばかりがあふれていたのに、いつのまにかそんな風に考えるようになっていたのです。

気持ちがまとまった途端、私の仕事像がはっきりと見えました。

それから、「いいものや人、コンテンツを、多くの人にわかりやすく伝える仕事をしよう!」と就活に励みだしました。


トレンド・プロと出会う



そうして目指しだしたのが出版・広告業界です。

一日のインターンシップだと会社のことも仕事のこともわからないから、長期のものだけ行こうと探していると、面白そうな見出しがふと目に留まりました。

「東京タワーPR漫画を作る」

それは、東京タワーのPR漫画を、2週間かけて作るというものでした。

会社名は「トレンド・プロ」事業内容は「広告漫画制作・ビジネスコミックのコミカライズ」。

これだ! 

と直感で感じ、すぐにインターンに応募しました。

インターンが行われたトレンド・プロのオフィスは、想像よりもずっときれいでした。




何より、応接間にずらりと並んだコミックや、入ってすぐの壁に貼られた大きなイラストに圧倒されました。

部屋をしきる壁はほぼすべてガラス、社員の方同士を隔てる壁もない。

オープンで清潔な空間で、インターンシップは行われました。

部外者が入っているにも関わらず社員さんたちは暖かく受け入れてくださり、安心して課題に集中できました。インターン課題の出来はあまり良くなかったのですが……。

実際に「創る」場を体験すること、社長ときちんとお話しすること。

これは他ではできないインターンシップだったと思います。

課題は微妙だったし、無理だろうなと思いながら「ここで働けたらいいなあ」「私が制作にかかわった本がここに並んだら気持ちいいだろな」と考えていました。

内定をもらう

インターンシップに一社しかいかない、というのはさすがにまずい!

と、トレンド・プロのインターンを終えた後に就活サイトを漁っていましたが、トレンド・プロで濃い二週間を過ごしてしまったせいか、他社の一日・二日しかないインターンシップに行く気が起きませんでした。

まずいなと思いながら結局ピンとくるインターンは見つからず、夏は過ぎ、秋になり、冬になってしまいました。焦っていたのをよく覚えています。

年が明けたころ、就活サイトから大量に届くメールを開いては閉じ、開いては閉じしていると、トレンド・プロからのメールに気づきました。選考の案内でした。

届いてから少し日が経っているメールに慌てて返信し、同時に就活サイトをすべてログアウトしました。なんでそうしたのかはよくわかりませんが(笑)「ここの内定を取ってやる!」という決意なんじゃないかなと自分では思います。

選考は思いのほか長期間にわたって行われました。

課題がいくつもあり、その課題もクリエイティブなものからビジネス的なものまでと様々です。

提出するたびに「落ちるかもなあ」と思い、そして毎回それは覆されました。

内定をもらったのは二月末、トレンド・プロの社内でした。

社長面談の時に「内定を出します」と言われ、内定というものはメールか電話で後日言われるんだろうなあと思っていた私はぽかんとしてしまいました。

驚きとうれしさでふわふわしていたせいで、その時のことはあまりよく覚えていません。

帰り道に、母親に電話で伝えると、とても喜ばれました。

まだ三年生の2月なのに、本当?

と何度も聞かれ、私も「あれ、本当に出たのかな」と不安になってしまいました(笑)

入社を決める

トレンド・プロに内定をいただきましたが、とりあえず他の会社も受けますということになりました。

大手の出版社を受け、受かったらそっちに行こうかなと上澄みでは考えていたのですが、日がたつごとに、トレンドの皆さんの暖かさや、社長のビジョン、きれいなオフィスが頭に浮かび、本屋でトレンドの本を見つければ応接間に並んだ作品を思い出し……心は完全にトレンド・プロに傾いていました。

私自身は気づいていませんでしたが。

大手出版社からのお祈りメールをいただいたとき、最初に思ったことは「これでトレンドに行ける」でした。自分でもびっくりして、ようやく、私はトレンド・プロに心が傾いていたことに気づきました。


今に至る

そんなこんなで、私は今トレンド・プロの内定者として研修に来ています。

自分の席をもらって、自分のパソコンももらって、うきうきです。

ブログではかっこつけてみましたが、会社では地に足をつけて入社への準備をしていきます。

以上、早川でした!

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