みなさんこんにちは。アドケイトインターンメンバーです。
前回に引き続き、仕事内容の第2弾です。
第1弾では、『インフルエンサー選定業務(リスト抽出)』についてお話ししましたが、今回はMeta広告のクリエイティブ制作をテーマにどんな仕事をしているかお話しします!
Meta広告とは
突然ですがここでみなさんに質問です。Meta広告ってどんな広告か知ってますか?
Meta広告は、FacebookやInstagramなどで配信される広告の総称です。「Meta=FacebookとInstagramの広告」とイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
Meta広告には具体的に、大きな特徴が3つあります。3つの特徴については以下の図で説明しています。
次はこのMeta広告に配信するためのクリエイティブ制作と過去クリエイティブの数値分析についてお話しします。
インターン生が取り組んでいる業務内容
私たちは、InstagramやFacebookで流れてくる広告の案を実際に作成する仕事をしています!
私たちが行っているのは、単に広告をデザインする仕事ではありません。常に、「誰に」「何を」「どう伝えると行動してもらえるか」を考え、仮説を立てて広告案を作成しています。 それでは、私たちはどのようにして広告を作っているのかを架空の広告を使ってお話しします!
下に2つの広告があります。あなたが女性だと仮定して考えてみてください。普段インスタを見ている時、これらの広告が流れてきたとしたらどちらを購入したいと思いますか?
恐らく、多くの人が左側を選ぶと思います。では、なぜ左側の広告の方がクリックしたいと思ったのか、また商品の良さが伝わるのでしょうか。
この理由を自分たちが行っている業務内容と絡めて紐解いていきます。
私たちは以下の3工程で業務を進めています。
①企業の商品や特徴を研究
②デザイン設計
③広告案を作成
①企業の商品や特徴を研究
まずは企業と商品の特徴を研究する所からはじめます。おもな方法はLPを読み込んだり分析フレームワークである3Cを用いて分析します。
今回は実際に3C分析を用いてみます。 マーケティングの基本である「3C分析」の観点から、両者のアプローチには大きな違いがあります。
・Customer(市場・顧客) です。
スキンケアを求める顧客が本当に求めているのは、「素肌が変わる」「毎日が変わる」という前向きな期待や、安心感のあるアプローチです。右側の「今買わないと一生後悔する」のような威圧的な表現や過激すぎる文言は、かえって顧客の警戒心を高めてしまいます。
・ Competito(競合)&Company(自社)です。
左側の広告では、「累計販売本数100万本突破」という実績や、「送料無料」「30日間返金保証」「定期縛りなし」といった他社との差別化や安心材料が丁寧に提示されています。自社の商品の強みや、顧客が購入時に抱く不安を払拭する内容が正しく訴求されています。
②デザイン設計
マーケティングにおけるデザインは大きく分けて2つあります。
【色は商品の特徴や伝えたい内容に合っているか】
色にはそれぞれイメージがあります。例えば、高級感を演出したい場合は黒やゴールド、安心感や信頼感を伝えたい場合は青やピンクなど、商品やサービスの特徴に合った色を選ぶことが重要です。 左の広告は、スキンケア商品において大切な「清潔感」「安心感」「透明感」が意識されています。白やピンクを基調としており、商品特性にぴったりの配色になっています。一方、右側は黒を基調としひび割れたようなデザインになっており、化粧品の持つ本来の魅力や信頼感が伝わりづらくなっています。
【 文字の大きさ・配置で伝わり方は大きく変わる】
広告では、「何を一番伝えたいのか」が一目で分かることが重要です。 そのため、最も伝えたい内容は大きく目立たせ、補足情報は小さくするなど、文字の大きさにメリハリをつけることが大切です。 また、配置も重要に重要です。ユーザーの視線は、目立つ部分から順番に情報を読み取っていくため、割引率・実績といった重要な情報を自然と目に入る位置に配置します。その結果、伝わりやすさは大きく向上します。
今回の場合左側の広告は、ターゲットを自分事化させるための「肌の悩みへの共感」と一目でわかる「100万本突破」「90%OFF」という実績・お得情報が、視線の流れに沿って綺麗に配置されています。情報にメリハリがあるため、ユーザーにストレスなく内容が伝わります。
③広告案を作成→改善
そして実際に①・②をもとに広告案を作成します。
私たちは、その商品を届けたいターゲットを設定し、商品のどの魅力を伝えると購入まで至るのかを考え日々広告の案を作り続けています。 数字が悪い広告でも、「デザインは良かった」「訴求は刺さっていた」など学べる点があります。私たちは広告を一つの作品としてではなく、「画像」「配置」「色」「訴求内容」など細かな要素に分けて分析し、次の広告制作に活かしています!
実際に皆さんがクリックした広告も作った側の思惑にはまっているかも、、
「数字を見て改善する」「商品を深く理解する」「誰に伝えるか考える。 このようなマーケティングの奥深さに難しさを感じるかもしれません...。 でも、これが面白いんです!
それでは最後に、この業務を通して私たちはどのようなことを学んだのでしょうか。実際に取り組んだ中で感じたことをお話しします。
インターンでの学び
広告制作のインターンを始めた頃は、商品の機能性や価格など、「企業が伝えたいこと」を中心に広告を作っていました。しかし、思うように成果は出ませんでした。 広告のデータを分析していく中で気づいたのは、ユーザーは商品に対する期待を持つ一方で、同じくらい「不安」も抱えているということです。
「どんな効果があるのか」という期待だけではなく、「本当に自分に合うのだろうか」「失敗しないだろうか」という不安も、購入の意思決定に大きく影響します。 そのため、期待ばかりを訴求しても成果にはつながりません。かといって、不安ばかりを取り上げても商品の魅力は伝わらない。大切なのは、ターゲットが何を期待し、何に不安を感じているのかを深く理解し、そのバランスを取りながら情報を届けることだと学びました。
この経験を通して、私は「マーケティングはコミュニケーションと同じだ」と強く実感するようになりました。例えば、飲み会で「この人と話していて面白いな」と感じる人は、自分の話ばかりをする人ではありませんよね。相手の反応を見ながら質問をしたり、話題を変えたり、ときには自分が話したいことがあっても、あえて話さない選択をします。 それは、相手が今何を知りたいのかを考えながら、伝える内容を取捨選択しているからです。
広告も、まったく同じでした。 企業が伝えたいことをただ並べるだけでは、人の心は動きません。成果を出す広告とは、ターゲットの反応やデータをもとに、「相手が本当に知りたいことは何か」を考え、情報を適切に取捨選択して届けているものなのだと気づきました。
広告制作を通して私は、マーケティングとは単に商品を売る技術ではなく、「相手を深く理解し、相手の状態に合わせて価値を伝えるコミュニケーションそのものだ」ということ学びました。

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