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【ADEの活躍人_VOL.04】荷揚げ屋→採用コンサルタントに。ADEのイマにこの男あり。

今年12期を迎えるADE。ヘアとファッションを融合させたイベント企画会社からスタートし、美容業界のリクルートトータルサポートが主軸となり、クリエイティブ部門が生まれ、そのノウハウを元に医療業界のリクルートサポートも事業として発展し今がある。ADEの12年間の歴史を語る上で外せない男を紹介したい。

PLOFILE

杉本 拓磨 takuma sugimoto

修成建設専門学校卒/B型/兵庫県出身/家族構成・弟/「125kgの肉体は贅肉ではない。筋肉できている」が口癖の柔道男子

建築系専門学校を卒業後荷揚げの道へ。作業中の事故で指を損傷した時に学生時代から知り合いだったADEの社長の誘いで2人目の社員として入社。ADEの歴史のひとつひとつを語る上で彼の存在は欠かせない。

[転機] 作業員から採用コンサルタント。人生を180度変えたADEとの出会い

26歳まで杉本が生業としていた仕事は荷揚げ。建築現場で荷物を上げ下ろすという体を使う作業員だ。小さい頃から物を作るのが好きだった彼が、進学校の高校を卒業し周りの反対を押し切り選んだ誇れる仕事。

その仕事を離れた。

「現場の事故で指を損傷し当時は物もまともに持てなかった。小さい頃から建築物を見るのが好きで。このビルを立てるのに、どれだけの人が動きどのようにして出来上がったのだろうと想像しながら建物を見ることが趣味だった僕が天職を失った。退院後は自分の将来も見えず自暴自棄だったんです。」

その彼に第二の人生を提案したのがADEの代表・福島だ。学生時代からの友人だった福島がADEへの入社に声をかけた。

「ずっとで体力勝負で生きてきたから、BtoBのビジネスも知らない。スーツなんて結婚式以外着たこともなかったし、名刺すらビジネルマナーに則って渡せるか自信もない。正直何度か断ったんです(笑)。」

尊敬する先輩である社長からの幾度とない誘いに最後はADEへの入社を決めた。

「飛び交う言葉が全てわからない。慣れないネクタイに革靴に、現場の仕事の数百倍大変な毎日でした。正直何度も辞めたいと社長に懇願した。でも、常にもう少し頑張ってみろって跳ね返されて(笑)。でも、今思うと社長は僕の将来を案じてこの会社に誘い、続けるように言ってくれたんだなって思うんです。怪我をして重い物をまともに持てなくなった僕がこの先何十年も現場の仕事を続けていくのは難しい。常に一歩先どころか百歩先くらいを見て物事を考える社長なんで。」

入社当時は奇しくも真夏。27歳で大きな人生の転機を迎えた杉本は誰よりも汗をかき、誰よりも努力を重ねた。



[愛情] 愛情に溢れる美容業界が彼を動かした

努力家=この言葉は彼を表す代名詞であると言っても過言ではない。

美容兵庫事業の立ち上げに出向しディーラーの方々と兵庫中を回り、東京の立ち上げはマンスリーマンションを借りてひたすら新規顧客を探して回った。東京オフィスの立ち上げで長年住み慣れた大阪を離れ東京に移住し東洋医療業界の採用支援事業の立ち上げにも奔走した。

人一倍不器用で決して要領が良いわけでもない。そんな彼が、全国の専門学校を飛び回り講師として就職活動の心得を学生に指導し、ヘアサロンの採用コンサルタントとして採用支援に奔走する社内でもトップクラスの存在となった。

ここまで彼を押し上げたものはなんだったのだろうか?

「今の僕を形作ってくれたものは、クライアントの愛情。サロンで働く人は、美容業界に夢を抱き専門学校に入学し、アシスタントを経てマネジメントや経営の立場に立っている人がほとんど。「人を育てる」という愛情深い人たちばかりの業界なんです。できないことを無下に否定するのではなく、どうやったらできるようになるかを温かい目で見守り人を育てる文化が強い業界。不器用でどんくさかった僕が今こうやって業界に貢献できるようになったのは、クライアントが温かく指導してくれたおかげです。」

断られても何度も通う。断られた理由を自分の宿題と課し、次に訪問する時には必ずその回答を持っていく。

その熱意に多くのクライアントが彼のファンとなった。

「難しい営業のテクニックは分かりません。でも、どれだけIT社会になったとしても人と人の仕事は変わらない。現場作業員時代、自分が関わったビルを眺めた時に感じた充足感。その倍以上の達成感が今の仕事には存在してる。僕という存在を通じてクライアントが良くなる、それは建物のように目には見えないけれど、それ以上の「ありがとう」の声が僕の原動力なんです。

人一倍美容師が好き、美容学生が好き。

美容業界をもっと良くしたい。

彼を動かすその想いは、成長のきっかけを与え続けてくれたことへの業界への恩返しでもあるのだろう。

[野望] 100年後も続くサービスを。100年後も求められ続ける会社作りを。

「僕が講義させてもらった学生の1人でも、「僕の話を聞いて人生が変わった」って思ってくれたら。僕がコンサルティングに入らせてもらった美容室の1社でも「僕と出会って良い仲間が増えた」って思ってくれたら。「人」という企業の財産を支援することで業界に貢献したいんです。」

今の夢を聞いた。

「今自分たちが展開しているサービスが100年後も業界に根付いていること。常に新しく進化し続け、時代の流れが変わってもずっと必要とされ続ける存在でありたいですね。」

今だけの夢じゃない。100年後の業界の発展を見据えて杉本は進んでいく。


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