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身に着けた知識を活かせるスキルに変えていく。不確実で予測ができない時代だからこそ、「今」を確実に積み上げたい。

こんにちは!アディッシュHR企画部の松下です。

新型コロナウィルスの流行で、数年後だけではなく明日の状況もわからないという状況がまだまだ続いていきそうですね。
今回のように突発的な環境の変化だけではなく、長期的にも私たちの働く環境が大きく変化していくと言われていますよね。

そのような中で、自分のキャリアをどのように作っていくかを考えて、自ら動いていくことは、今後ますます重要になってくるのではないでしょうか。
カスタマーソリューション事業部の澤田菜つみさんも、いま自分にできることを考えて進んでいきたいと話してくれました。

<プロフィール>
澤田 菜つみ 
アディッシュ株式会社 カスタマーソリューション事業部 

新卒でWEB制作受託開発を行っている企業に営業として入社、その後、プログラマーや営業等の経験を経て、2019年7月にアディッシュへ入社。世界39か国で展開しているオンライン決済サービスのカスタマーサクセスを担当。


3つの会社を経てたどり着いた自分のやりたいことができる場所

-前職では、どのようなお仕事をされていたのですか?

澤田:ひとつ前の会社では情報システム部門の担当者様向けに、社内システムのクラウド移行やデータ管理のためのSaaSサービスの提案営業を行っていました。

営業ですのでもちろん目標もありましたが、決して目先の売上数字を優先していたわけではありません。担当者様のニーズやお悩みを丁寧にお伺いして最適なインフラやデータ管理方法を提案し、ご納得いただくことを大切にしていました。長期的に見てそれが売上げにつながると考えていたからです。このときに養われた傾聴力は現在の仕事でも役立っていると感じています。

-営業は今の仕事とはまた異なる職種ですね。そこからなぜアディッシュへの転職に至ったのでしょうか?

澤田:アディッシュに至るまでの3社では「困っているお客様を助けたい」というだけの、漠然とした想いだけで仕事をしていました。しかし、これだけでは自分が本当にやりたいことが見つからないと反省したのです。

そこで今回私は、転職活動を始める前に以下の具体的な条件を掲げました。
・英語力を活かせる(幼少期はアブダビで過ごしていました)
・「何かを実現したい」という方の実現に向けてサポートができる
・メンバーが自社の商品やサービスに誇りを持っている
・会社に伸びしろがあり、自由に挑戦できる環境が整っている
・一緒に前を向いて頑張れる仲間がいる職場

この5つです。

アディッシュはこれらすべての条件が当てはまる会社であると、面接のときから感じていました。自分の勘にハズレはなく、入社後に置かれた今の環境にも大変満足しています。足りないと感じる部分があっても自分で作っていけるという点は、アディッシュならではの魅力ですね。


「新しく学んだ知識を実務に活かせるレベルにしたい」スキル強化のために始めた取り組み

ー澤田さんはいまプライベートで取り組んでいることがあるんですよね?それについて教えてもらえますか。

澤田:はい。アディッシュ入社後に、社内で開催された勉強会でGoogleデータポータル(※)について学び、大きな興味を持ちました。データを可視化することで施策検討などに活用できるデータポータルを仕事に応用してみたいと考えていたのですが、現状私のスキルではまだ業務に活かせるものがありませんでした。

(※)Googleデータポータルとは
Googleのサービス。様々なデータを取り込み表やグラフ等に視覚化できるツール

データポータルのスキルアップを目指して模索していた時に、知人に声をかけてみたところ、国士舘高校のバスケ部を紹介していただきました。様々な試合のデータが充実しているのにわかりやすく可視化できていない為に活用できておらず、非常にもったいない状態だったのです。

国士館高校バスケ部のデータを活用できていないという課題と、私のデータポータルを活用して学びを深めたいという想いがマッチしました。そこで、バスケ部のマネージャーにデータポータルの存在と使い方をレクチャーする取り組みを始めました。

伝える相手にあわせて自分の取り組み方も変えていく

澤田:最初はなかなか苦労しました。今の高校生はスマホの利用がメインの為、そもそもパソコンをあまり使わないそうで、パソコンの操作に慣れていませんでした。Gmailのログインに30分かかったこともありました。
そのような状況だったため、まずは説明の為のスライドを作成しました。そのスライドに沿って進めていくことで、段取り良く進めていくことができました。

そして、目的を定めて進めていきました。
●試合の結果表をグラフにすること
●グラフにすることで、自分やほかの選手の成績がわかりやすくなり、選手のモチベーションアップを図ること

すこしづつ理解を深めていくことで、徐々にデータを可視化することができるようになっていきました。

可視化されたデータを見て、「次はどんなグラフを作ったら参考になるか?」と、真剣に議論している先生と生徒さんの姿がありました。
「この取り組みで、選手とマネージャー間の絆が深まると感じる」と話していただき、感動しました。

ーこのプロジェクトで最終的に目指していることはなんですか?

澤田:最終的には、可視化したデータを活用していくことで、より選手やチームに合った練習ができ、試合結果にも影響がでてくるところまでいけるといいなと思います。また私としても、データポータルを活用する場があることで自身のスキルアップになるのでWin-Winの関係だと思っています。

現在は新型コロナウィルスの影響で中断しているので、再開したあかつきにはまた積極的かつ継続的に進めていきたいです。


お互いを高め合える仲間と知り合いポジティブ思考に

-学んだことを活かそうとする前向きな考えが素敵ですね!以前からポジティブ思考なのですか?

澤田:考え方はアディッシュに入社してかなり前向きになったと思っています。
前職では、自分の意思を通せなかったり、仕事のパフォーマンスに自信が持てない時期もありました。

現在は、カスタマーサポートとして日々たくさんのお客様からお問い合わせやご意見をいただく中で、残念ながら御要望にお応えすることが叶わないこともあります。
そういう場合は、お客様であっても実現ができないものは無理であるとはっきり伝えることで、逆に信頼を勝ち取れることもわかってきました。お客様とお互いに良い関係を築けるような対応をできるようになり、自信が持てるようになりました。

昨年7月末に入社をして早いもので1年経ちますが、経験を重ねることによってたくさんの成功体験を得られるようになり、クオリティもスピードも徐々にあがっていき、一つ一つの対応に手応えを感じています。
なによりもポジティブな先輩方や同期達、後輩達と一緒に仕事をしていくなかで物事を前向きにとらえられるようになったことをとても感謝しています。

▼チームメンバーでクリスマスパーティをした時の様子


-チームメンバーに恵まれたことも、今の仕事のやりがいにもつながっているのでしょうか?

澤田:はい。今のチームメンバーはみんな一人ひとり違ったスキルを持っていて、メンバー同士で知識を共有したり助け合ったりすることでチームワークが養われていると感じます。私もデータポータルや先生として教えることを通して身につけたスキルを今後、チームの中で活かしたりしながらチーム全体のパワーアップに貢献していきたいです。

私が対応している業務は、とにかく変化が激しい業界ですので、業務遂行には幅広い知識を身につけ、相手の意図を読み取る傾聴力が必要です。お客様からお問い合わせいただいた内容からニーズを読み取り、適切なご案内ができたときには大きなやりがいを感じます。ユーザーさんが丁寧に送ってくださるフィードバックも大変勉強になります。良いフィードバックも厳しいフィードバックも、きちんと向き合うことで、チームとしての方向性の確認や改善に向けて取り組めていると思います。


-最後に澤田さん自身のこれからの目標があれば教えていただけますか?

澤田:私はすでに4社経験しており、最近では新型コロナウイルスの影響もあって、将来は明るいけれども、同時に「不確かで予測できないもの」だと思っています。

またビジネス系の雑誌や経験談を読んで、現在活躍されている方々がキャリアを振り返っても結婚や出産、予期しない病気などの人生のイベントにより、元々実現したかった目標を完璧に叶えられている方はそう多くはないと知りました。

だから、いま考えた人生の目標が100%叶えられるとは思っていないし、むしろ崩れる可能性のほうが高く、今後は「偶発的なキャリア形成」が前提になっていくのではないかと思っています。
スキルもマインドもいつでも活躍できる状態を作っておくことで、チャンスを掴めたり、困難を乗り越えることができるのではないかと思っています。「いまここ」を精一杯生きることで、10年後も、20年後もチャンスを掴み、新しいことに挑戦し続けていたいと思います。

ー関心の高い分野の学びから、新たな取り組みにチャレンジしてスキルアップを目指しているのですね。自分自身の今後のキャリアを作るために、いま何をするかを考えて動いている姿が素敵だなと思いました。澤田さん、ありがとうございました!

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