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一介のエンジニアが起業して会社を14年存続できたコツ ベスト2

27歳で起業して、会社はかれこれ14年経ちました。
エンジニア視点でこれまでを振り返ってみた時に、大切だったなぁと思うことをピックアップしてみました。

どんな状況でも最後までやりきる
今でこそよっぽどの事が無い限りいわゆる「炎上」はしなくなった(あらかじめ回避できるようになった)のですが、やはり昔は火柱を立てまくっていました。
炎上するとものすごい状況になるわけですが(内容割愛)、投げ出さずにもしくは倒れずに最後までやりきってきたことで「田村さんは最後までやりきってくれるから安心」と評価してもらい継続的に仕事が続いてきました。
馬車馬のように次から次へと開発プロジェクトをこなしてきた事でタフさも備わり、ものすごいクライアント担当者に当たってもへこたれなくなりました。

お客さんに楽してもらうフォローする。そしてファーストチョイスになる
プロジェクトの座組ではエンジニアの上には大抵誰か(プロデューサーやディレクター、PM、情シス等)がいるものですが、彼らの仕事が楽になるように、担当領域外のサポート(進行管理、ドキュメンテーション、その他フォロー)も心がけてきました。
プロデューサーさんに対しては「全部やっときますので、何か問題があった時だけ報告します」という感じでした。それによりプロデューサーの方々は新規営業活動に専念できるようになります。
経験の浅いディレクターさんに対しては制作の抜け漏れなどをサポートすることで、プロジェクトが無事に済めばディレクターさん自身の評価にも繋がるし、ディレクターさんから頼られる存在になれます。
競争社会なのでどんな業種・職種でも競合他社はいるので、こうした事の積み重ねで、プロデューサー・ディレクターさんの中での「ファーストチョイス(まっさきに思いつくエンジニア)」になれます。

13年間を振り返った時に、エンジニアとしてのスキル・成果物の品質もさることながら、こうした非機能要件的な要素が重要だったなと思いました。

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