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創業秘話(5) ~スーパー青果部門受託から旬八青果店の開業(2013年1月~2013年10月)まで~

※この話は第2創業期(2017年5月までの道のりを書いております)

それまで催事での出店しかした事がなかった当社にとって
恒常的に店舗を持つことで今までとは全く違った情報が大量に入ってきた。
また、いきなり自社の路面店の出店であれば「(毎日の数字を)そんなもんでしょ」となっていたかもしれないが、
他人のお店の中に入れていただけた事で「(他人の決めた指標を)必達」の気持ちで取り組めたのも良かった。

結論から書くと、
現在の当社のビジネスモデルである
SPF(Specialty store retailer of Private label Food)
の原型がこの時期に出来たのは間違いない。
2009年2月~2012年12月までに得た生産・販売の点の知識が、細くだが一気通貫で繋がった。

当社のSPFプロセス分解は、
「生産→仕入→物流→製造→販売」
としている。

大きく学べたのは2点。

一つ目は、「販売」。
青果を販売するという事の見方が大きく変わった。
当然だけど、食生活に必要不可欠な野菜・果物は毎日購入されていく。
水、ガス、電気と同じ様に、
もはや青果を毎日購入できる場所は食生活のインフラとも言えると再認識した。
たとえ1日30万円売れる店でも催事として利用される場合と、
たとえ1日10万円しか売れない店でも毎日利用されるお店の場合では、
利用者(お客様)にとってその店舗に期待されている機能が全く違う事が分かった。

「置いていれば売れる。」
スーパーのビジネスモデルでは当然の出来事のようにも思えるが当事者になるとその事実に改めて驚いた。
委託スタート時の商品は、2009年から少しずつ付き合いを増やして来た農家さんらの産地直送品のみ。
当時は全てが宅急便配送だった。

ど素人だった我々は、
それはもう常識はずれの売り方を様々試した。
その中で一番感じたのは、
産直だろうが、市場だろうが、有機だろうが、慣行だろうが、
世間で言われている「売り」「差別化」が実際は購買のポイントではなく
「新鮮で、おいしくて、価格に見合う(適正価格)のもの」
が本質的に求められているものだという事だった。

ただ、初めの1ヶ月間はなかなか想定通りの成果が出なかった。
その後アドバイスを受けて、福島屋と一緒に市場の仕入に行き市場仕入もスタートした。

二つ目は、「仕入」。
スーパーマーケットはどこも歴史がある。
がゆえに仕入の仕組みも出来上がっている。
ただ私が大田市場の仕入に付いていくようになって出した仮説は、
「実は誰もどうやって青果が仕入られて(動いて)いるのかの構造を把握しきっていないのでは?」
という事だった。

青果が売場に運ばれてくるまでには、
生産→仕入→物流→(製造)→販売
のプロセスは必ず経られている。
でもそれが明らかに分断されていて、
この全てを知り尽くしている人とは会えなかった。
そして、知らないが故のコストはしっかりと掛かっている。

「仕入」に関しては、
この時期に見たから解決策が分かり一気に解決出来ました、とは到底いえない。
今もどんどんナレッジが溜まっているし、
ナレッジが溜まっただけではどうしようも無い世界である事も理解をし、
実行のために日々精進している状況だ。

そんな事を経ながら、
最大では売場の売上を3倍程度までは伸ばすことが出来た。
福島屋という会社は今もテレビで話題になっているし本当に素敵な会社だと思う。
ただ、当社の実現したいビジネスモデルがどうしてもあったので、
それを独立して体現する売場である旬八青果店を2013年10月10日にオープンすることになった。

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