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みんなで勉強しよう!

みんなで一緒に勉強会!

会喜調剤薬局グループが毎月行っている取組みのひとつに、薬剤師勉強会というものがあります。医療分野は日進月歩で、日々新たな治療法が見いだされ、また新薬も登場するので、月に1回だけ薬剤師がみんなで集まって勉強しようねって会です。全員が集まれる時間帯は業務終了後になってしまいますが、みんなでマジメに、そして楽しく勉強会を行います。

「社会人だから自分で勉強すればいいじゃん!」って思いますが、わざわざみんなで集まって行うのには、ちゃんと意味があります。その意味は後ほど説明するとして、まずはどんなことをやっているか具体的にお話ししたいと思います。



薬剤師勉強会とは?

先に簡単に紹介しているように、薬剤師勉強会では新しい治療法や、疾患の病態の他、自分達は薬の専門職なので薬物治療について勉強します。

各薬局に2~5名の薬剤師が勤務していますので、順番で勉強会の担当になります。担当になると自分でテーマを決め、その内容をまとめてスライドを作り薬剤師全員の前で発表します。

自分が持っている参考書をもとに勉強会の内容を組み立てますが、新書を購入したり、時には臨床でどのように治療しているのか問前Drへ聞きに行き、まとめてして勉強会の内容に取り入れます。なので、勉強会の質を高めれるかどうかは、担当する薬剤師の腕にかかっています。

自分たちだけで勉強会を行うことがほとんどですが、時には門前Drを講師としてお招きし、専門とする疾患の病態や、最新の薬物治療にについて講演をいただく、そんな薬剤師勉強会も行います

こんなテーマの勉強会がありました!

会喜調剤薬局グループは眼科、内科、消化器・肛門科、小児科、腎・泌尿器科クリニックの門前5店舗と、在宅専門薬局の1店舗が会津市内に開局しています。

例えば眼科門前に配属になればその治療薬を勉強するので、点眼の薬物治療について詳しくなります。そのため、勉強会の担当になった時は配属先の科で接する機会の多い疾患や薬物治療をテーマに選んで勉強会を行うことが多いです。

現在はコロナウイルスの流行から開催されていませんが、流行前に行われた勉強会の内容を紹介すると以下のようになります。

・褥瘡について

・乳がんの治療法について

・小児薬物療法について

・ポリファーマシーについて

・プライマリーケアについて

・簡易懸濁法について

・トレーシングレポートの書き方について

これはほんの一例ですが、疾患や病態をテーマとしたものもあれば、簡易懸濁法やトレーシングレポートの書き方など、実務に直接役に立つテーマとした勉強会を行ったこともありました。

全員で勉強会をした方が10倍楽しい!

先に記述した通り、勉強会を全員で行うことにはちゃんと意味があります。

自分自身で参考書を読み勉強することは大切ですが、一人の学習では限界があると感じます。勉強会中で、薬剤師全員でディスカッションを行うことで、疾患や薬物治療について知識を深めていくのが会喜調剤薬局グループの薬剤師勉強会のスタイルです。

このDrはこんな疾患の患者に、こんな薬を処方している

この薬剤はこんなことに注意が必要

処方した患者からこんな話を聞いたことがあったので注意した方が良い

こいう薬物治療法もあるから参考になれば

こんなエビデンスがあるから、この薬剤の方が適切

勉強会ではこんな会話が飛び交います。「10人寄れば文殊の知恵」で、個々の薬物治療の知識を全員で共有しながら勉強会をすすめた方が幅広い知識が付きますし、何より一人で黙々と勉強するよりも10倍楽しいです。



会喜調剤薬局グループの薬剤師勉強会についていろいろとご紹介させていただきました。

勉強会の担当になると、勉強をしたり、Drに質問に行ったり、資料を作ると言ったことが、一般業務をやりつつ同時に進めなければならないので、大変だなって感じます。

ただ、しっかりと準備をして発表し終わった時は、大きな達成感が味わえますし、さらに薬学的知識の向上、仕事の段取り、対外的なスキルなど、様々なスキルが身に付くのは間違いなしです!

会喜調剤薬局グループは一緒に勉強する仲間を募集しています。

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