STEP１　踊り場

　ビジネスの世界で踊り場と言うと、事業の停滞時期を差す。

階段を駆け上がる時は業績が向上し、踊り場に入ると停滞する。そんなイメージだろう。

人は停滞という踊り場を恐れるが、実は多くの成功する人は踊り場こそ重要なポイントだと考える。

その要因のひとつがセーブポイントだ。

事業は何も成長だけではない。駆け上がり続ける課程で階段を踏み外したとき、

そこに踊り場があれば再び立ち上がることができる。

しかし、踊り場のない階段は、下まで真っ逆さまだ。

STEP２　修正

　また事業は「はしご」ではなく、階段で成長させていく。

階段は構造上、よこにスライドさせながら登るため、当初の地点から大きく方向がずれる。

マンションの非常階段などを想像してほしい。

階段を駆け上がると、横に横に進み、途中で踊り場が無ければ真上に上がることができず

隣のマンションに行ってしまう。

踊り場というのは「軌道修正」の課程なのだ。

今回は上手くいかなかった。

成績が残せなかったって人もいるだろう。

でも落ち込む必要は無い。

今はキミにとって必要な踊り場の年だったのかもしれない。