【アカツキ福岡の輪読会】学びを得ながら、仲間との相互理解を深める。
みなさんこんにちは、アカツキ福岡の豊村です。
今回は、アカツキ福岡の「輪読会」についてご紹介します。
輪読会とは?
[輪読会の流れ]
1. 「課題図書」を決める。
2. 参加者を募る。(業務時間外で実施するため、完全任意参加制としている)
3. 開催日時を決める。
4. 各自「課題図書」を読んで、事前課題を準備する。
ー 事前課題の内容は本によって異なるが、感想文や要約文の作成、本の内容に対する“問い”を立てるなどの課題を用意している。
5. 輪読会当日、本の内容をより深く理解するためにワークを実施したり、それぞれが持ち寄った感想や“問い”を共有し、全員で議論する。
アカツキ福岡の輪読会には二種類あります。
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① 入社して1ヶ月前後のメンバーを対象に実施しているもの。
ーなんと、参加率98%!
② 全メンバーを対象に実施しているもの。
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当初は、入社してすぐのメンバーへ向けての輪読会のみを実施していましたが、入社後の輪読会を終え、しばらく経過したメンバーたちからも「この本をみんなで読みたい!」など、新たな輪読会の立ち上げを希望する声をもらい、最近では、全メンバーを対象にした輪読会も実施するようになりました。
輪読会を実施する目的
輪読会は「スタンスの育成」のために実施しています。
[輪読会で育成したいスタンスとは?]
・自分がアカツキ福岡で働く意義と意味を考える(振り返る)。
ー人生で仕事を通して何を成し遂げたいのか?、自分の火種は何なのか?を認識する。
・自分を見つめ直し、自分とはどういう人間なのか、自分の課題は何なのかを考え向き合う。
ーマインド面の課題セットを行う。
・ものごとを自分ごと化して考える。自律。
・本を通じて、アカツキ福岡の共通言語をつくる。
どんな本を課題図書にしているのか?
課題図書は、基本的には輪読会のオーナーと人事企画担当が話し合って案出しを行っていますが、最終的には全体へ向けてアンケートを実施し、アカツキ福岡全員の意見を取り入れつつ決めています。
[課題図書一覧]
(※以下は、入社して1ヶ月前後のメンバーを対象に実施している輪読会の課題図書です)
・仕事の報酬とは何か(著:田坂広志)
・メンタリング・マネジメント(著:福島正伸)
・7つの習慣(著:スティーブン・R・コヴィー)・採用基準(著:伊賀泰代)
・マーケット感覚を身につけよう(著:ちきりん)
それぞれの本に、選定の狙いがあり、メンバーに味わって欲しい言葉や、感じて欲しい学びがあります。それをうまくキャッチアップしてもらえるよう、本ごとに、オーナーが実施するワークの内容や、事前課題の内容を変えるなど、試行錯誤と改善を繰り返しつつ実施しています。
参加して感じたこと
実際に私も、「入社して1ヶ月前後のメンバーを対象に実施している輪読会」と、「全メンバーを対象に実施している輪読会」の二つに参加した経験があります。
正直、これまでは、ビジネス本や自己啓発本は難しそうなイメージが強く、ほとんど手に取ったことがありませんでした。
そんな私がアカツキ福岡へ入社し、「輪読会」に参加したおかげで今まで意識していなかったモノの見方や捉え方、考え方など、本から多くの学びを得ることができました。課題図書は名著ばかりで、心に響く内容も多かったため、今でも折りに触れ、繰り返し読んでいるものが多いです。
実際に参加してみて、ひとりで本を読むのとは違う「輪読会」のメリットが2つあると感じました。
1. 学びをアウトプットする場なので、本の内容をより深く落とし込むことができる。
ー 輪読会は自分が本から学んだこと(インプットしたこと)を、一緒に参加している他メンバーへ向けてアウトプットする場なので、話している間に自然と頭の中が整理され、学びの質を上げられます。
また、参加メンバーのアウトプットも聞くことになるので、重要なフレーズが何度も繰り返され、より印象に残ります。
さらに、全員が印象に残った言葉や考え方がそのグループの「共通言語」となり、それを各々のプロダクトやチームでの日々の業務の中で使用することにより、会社全体の「共通言語」になっていく例もあります。
2. 参加メンバーと深い相互理解ができる。
ー 輪読会では、本の感想や意見の交換を通して、参加メンバー同士の考え方やものの捉え方を交換する場面が多くあります。
また、議論の展開によっては、個人のバックグラウンドを垣間見られるシーンもあったりなど、一緒に輪読会に参加したメンバーのことをより深く理解でき、同時に自分のことも知ってもらえて、心理的な距離も近くなり、プロダクトやチームを超えたつながりが生まれます。
最後に
アカツキ福岡では、今後も輪読会を継続していく予定です。
自分たちが読みたい、共有したい、と思う図書を読み進め、みんなで楽しみながら、お互いの成長を促進し続けようと思っています!