株式会社アプト(ツクルバグループ)に入る前
2008年中央大学文学部教育学科心理学コース卒業。
小さい頃は「くそ真面目」。 例えば、小学校ではじめて習うひらがなの、練習用のプリントに、 クラスの友達がびっしりと文字を書き連ねているころ、 やっと私は、消しゴムのかすをかき集めながら納得のいく一文字が書き終わる、そんな子でした。笑
それなりに厳しく育てられたせいなのか、気質なのか、 人に褒められる事は、嬉しくても、なかなか心底信じられない。 そんな偏った一面もあります。
いつしか無事、明るい性格に成長し、(笑) 中学〜高校期のしばしの海外生活を得て、大学に入学。 大学ではストリートダンスにのめり込み、寝る間を惜しんで踊っていました。
卒業後、縁あって入社したweb広告代理店では、 自分原因で物事を考えるクセ、課題解決のための思考方法など、今後の仕事の基盤になる、様々なことを学ぶきっかけになりました。
その後結婚し、第一子・第二子を出産。
3年の育休期間をかけて、楽しい育児生活の傍ら、本当に毎日の様に自分について考える日々。(くそ真面目は顕在でした!)
仕事について考えれば、育休1年目は焦り、2年目も焦り。 でも、不思議なことに、3年目、第二子を出産してから、これまで考えてきたことの集大成かのように、頭の中がすっきりとして、考えが180度変わりました。
目の前で毎日一緒に生活しながら育てている子供との関わりが、 本当に人間としての自分の厚みを増してくれていること、 それはどんなに凝縮された1年の仕事にも替えがたい自分の成長だし誇りだということが、やっとやっと腹落ちし、自信になりました。
この時人生で初めて、「相対的」ではなく「絶対感」として、自分を認められた瞬間かもしれません。
そんなことがあってから、これまで考えてもこなかった「転職」の文字が頭をよぎるようになりました。
自分の価値を試したい。やりきる人生を送りたい。
ずっと心の奥で思ってきたけど言えなかった「人を介して、人々の期待を超える空間をつくること」に、挑戦しようとおもいました。
そして、株式会社アプトに入社。
現在私は時短勤務ですが、 「時短じゃできなくなる」と思っていたことも、「今の私だからできる」と思って不器用にも正面から全力で、仕事にぶつかる毎日です。
現在
広報・人事という入り口を得て、ブランドについて会社に提言していくうちに、 「君がやりなよ」と言っていただき、ブランドマネージャーをすることになりました。
仕事内容は主に、サービスの理念に基いて、方針を考えたり、 約10人のプランナーの統括をしたりしています。
統括といっても、サービス業において、また、自社のサービスであるhacocoroにおいて、一番大切なのは現場に出てお客様と接する「人」です。 お客様とどういうコミュニケーションをとっているか、どういった価値を提供できるかというのを、客観的に・且つ自分らしく捉えながら形にしていければと考えています。
自社の強みである、SPACE(会場)+FOOD(食事)+PLANNING(企画)。 設計や料理人など自分の想像を超えた、クリエイターの方々と共存しながら、いかに世の中に「心ふるえる体験」を、数多く産出していけるかを考えるのは、とてもワクワクする仕事です。
これだけの人財とクオリティがそろったパーティ会場は他にないと思うので、 それを世の中のスタンダードにするべく、邁進していきたいと思います。
株式会社アプト(ツクルバグループ)について
若い世代が非常に多い職場ですが、私が彼らのその頃を想像すると信じられない程まっすぐで、熱心な仲間が揃っています。 お客様の事を誇りに思い、しばしお客様自慢がはじまることも。笑
また、いわゆるベンチャーらしい文化は、自分の固定概念を崩しました。 例えば、前職では、(代理店業&対顧客ということもあり)、用意周到にして挑む事を"正"としていたのが、スピード感をもって前に進むために、5割の準備をしたら、まず社長にぶつけてみる、そんな事ができる会社です。
そして、hacocoroとして大切にしている「人に言葉で想いを伝える文化をつくること」。これは、会社のカルチャーにも色濃く現れています。
入社したての頃、なんでもかんでもメールで送る私に、「こういう場合は直接コミュニケーションが良いよ」と、社長に教えてもらいました。 「エビデンス」や「論理的」「簡潔」といった方針とは少し離れてしまうようにも思えますが、今では私も、直接コミュニケーションの大切さを身にしみています。
今後どういうことをしていきたいか
hacocoroというサービスとしては、2年以内に、絶対に、日本のパーティのあり方を変え、広がっていくその中核に在りたいと思っています。 そのために、hacocoroを利用してくださった人が、「私たちが介在しなければ体験できない体験」を沢山していただけるように、ハード・ソフトの両面においての価値を高めていきます。 同時に、「沢山の人に体感していただく」というのは私たちのモットーでもあるので、低価格帯は維持しつつ、最大限のパフォーマンスを発揮する、独自性の高いプロダクトにしていきたいと考えています。
また、個人としては、生き方を通じて、人に影響を与えられる人間になりたいと常々思っています。 いわゆる「王道」とか「ステレオタイプ」な人生じゃなく、その人しかありえないような、一見ちょっと変わった生き方で人を魅了する人に憧れます。
というのは、もしかすると小さい頃少し変わり者だった自分が、最後に自分を認められるような、そんな人生を送りたいと思っているからかもしれません。
「やってやった!」と、自分で言えるほど、やりきり、世の中にインパクトを与える事が目標です。