A.L.I.Technologiesの3つの事業を3分で語ってみた。
こんにちは!
人事の徳永です。
A.L.I.Technologies Wantedly初めてのエントリー。
・・・何がいいかな?
と考えたのですが、私が面接前にもっと知っておきたかったALIのことについて、
出来るだけ噛み砕いて!
そしてコンパクトに!
書くことにしました。
きっとALIのページを見て下さっている方は、「応募してみようかな?」とか「面接前の企業研究で」といった目的の方が多いと思いますので、そういった方のお役に少しでも立てれば幸いです!
第1回目は「A.L.I.Technologiesの3つの事業をコンパクトに語る」をテーマにお届けします。
面接前にサクッと読んで頂けるといいかな~なんて思っています。
A.L.I.Technologiesのホームページ。
※2019年5月末現在
正直・・・事業内容がわかりずらいですよね。 ※絶賛リニューアル計画中です!!
事業内容について4つに分けて色々と書いていますが、現在柱となっている事業は大きく3つです。
・ホバーバイクの研究開発
・ドローン/AIの技術を活用したソリューション提案、開発
・コンピューティングパワープール事業
A.L.I.Technologiesが研究開発を進めるホバーバイク【空飛ぶバイク】その名も“Speeder®”
日本初のホバーバイクの研究開発を行っています。
メディアにも何度か露出しているのでご存知の方も多いかと思います。
※日経新聞、朝の情報番組ZIP・あさチャンなどにも取り上げて頂きました!
このホバーバイクは、
・災害時の人命救助での活用
・地雷等により地上を移動できない地域の運輸への活用
・新しいエンタメツールとしての活用
を目指しています。
競合っているの?
もちろん競合は世界各国にあります。
例えば、アメリカのAerofex社、ロシアのHoversurf社はホバーバイク(それに類似したモビリティ)を開発しています。マーケティングやPRの手法から現在はその2社の方が世界的に知名度が高いですよね。
しかし開発しているもののスペックはALIのホバーバイクも負けていないのです。詳細はここでは書きませんが、知りたい方は面接で聞いてみてくださいね!
日本では、SkyDrive社が空飛ぶ車を開発しているのは有名な話ですが、弊社のバイク型のモビリティとは少し趣向が異なりますので、日本でホバーバイクの研究開発を先行して進めているのはALIなのです。
2019年3月には日本で初めて有人の飛行実験を行いました!
今後の開発スケジュールは?
現在はR&D段階なので、マネタイズできていないプロダクトなのですが、現在実用化に向けて前進しています。
まずは、2019年10月に行われる東京モーターショーに向けて実機の開発を行っています。
ホバーバイク開発チームは、R&D段階なので現在はエンジニアのみで構成されています。
時計のSEIKOや本田技研で経験を積んだ社員や、オートバイや自動車の開発に長年関わってきた社員が活躍しています。
詳細な社員インタビューは近日公開予定。Coming Soon!!
自社製のドローンを売るのではなく、顧客の課題に合わせて機体から作っている
ドローン。最近ドローン系スタートアップ増えましたよね。
私たちのMissionは次世代のインフラ企業となることなので、インフラ分野で必要不可欠になるであろうドローンの分野でも事業を展開しています。
現在はALIの売上の4割はこの事業から成り立っているのです。
他社との違いは?
ALIのドローン・AI事業の強みは…
・圧倒的なコンサルティング力
・ソフトだけでなく機体から開発している
・優秀なエンジニアチーム
この3つです。
現在このチームでコンサルティングを担当しているのは戦略コンサル出身のメンバーです。
ただ自社の製品を販売する形ではなく、コンサルタントがクライアントの課題のヒアリングを行い、課題解決に向けたソリューションの提案、導入後のロードマップの提示を行っています。
その後に提案内容を実現するためのプロダクトをオーダーメイドで制作しているのです。
ドローン・AI系SIerのようなイメージですね。
機体から開発する企業は、日本にはほとんど存在しないのではないでしょうか。
↓こんな感じで3Dプリンターも完備しているのですよ!
エンジニアチームは9割が外国籍エンジニアです。
フランス、アメリカ、モロッコ、コスタリカ様々な国で専門的な分野を学んできたエンジニアチームが開発を進めています。
導入事例は?
取引企業は、公共系、インフラ系企業が中心です。
最近では被災地の緑化を支援する種まきドローンを広島県呉市と組んで開発を行い、実用化をしています。
また、火力発電のボイラー点検ドローンや、鉄道点検のドローンの開発も企業と共同で開発を進めています。※他にも進めているプロジェクトは30以上あるのですが、お話出来るのはここまでなのです・・・。
今後の展開は?
プロダクト導入後も、メンテナンスや操縦士の派遣などで継続的に支援する仕組みも構築しているのです。
操縦士の派遣についてはドローンデパートメント社を買収し、ドローン操縦士の育成から派遣が出来る体制づくりを進めています。
ALIのドローンの機体は自社で開発を進めていますので、ALIの機体の操縦をすることによって育成された操縦士を派遣できることでクライアントにもメリットがあるのです。
また、2019年4月にエンジニアを増員した事で、より多くのクライントとの取引が可能となりました。
今後は更にALIの経営を支える事業に拡大していく見込みとなっています。
戦略コンサル出身メンバーと海外で技術を学んだエンジニアがタックを組んで開発を進めているのです!
3DやCG等に必須となる演算能力を、安価で快適に利用できる世の中に
おそらくこの事業が一番イメージがつきずらいのではないかと思います。
このチームでは、分散コンピューティングの事業を行っています。余っている演算能力をつなぎ合わせて、一つのスーパーコンピュータとして使えるようにしていくイメージです。
AMD社やNVIDIA社のつくっているGPUをつないで一つのPCにしていきます。
今後どんどんIoTが活用されていき、それを制御する為に演算能力が必要となります。PCの演算能力だけで足元で2兆円、今後5・6年で4倍ぐらいの市場に拡大していく見込みとなっています。
そのインフラを効率的に利用できるサービスを提供していくことを目指しているのです。
活用イメージは?
まずは大きく3つの分野での活用を想定しています。
・AIのディープラーニング
・3D/CGのアニメーション制作の際のレンダリング
・自動車の開発等の際の工業設計(CAE)
高い演算能力が求められる分野での活用に向けて、サービスの開発を進めています。
なぜAmazonやGoogleでなくA.L.I.Technologies?
なぜ、AWSのAmazonやTech領域で常に先を行くGoogleではなくALIが開発を進めているのか。
それは、クラウド上でサービスを展開する上で必須となる分散処理のアーキテクチャで特許を取得しているからなのです。※具体的な内容は面接で聞いてみてください。
今後の展開は?
まずは、9月ごろの3Dレンダリングのサービスローンチに向けて、マーケティングやサービスの設計、ターゲット顧客の選定を行っています。
例えば、
このように平面の図を立体にしていく作業をレンダリングというのですが、レンダリングはポリゴンと言われる面の数が多ければ多いほど演算能力が必要となります。
つまり最近私たちが目にする映画やアニメのように、複雑な映像であればあるほど演算能力が必要なのです。
このレンダリングには多くの時間と費用が掛かっているのですが、それを安価で高速に提供するサービスをローンチ予定なのです。
エンジニアと事業開発、セールスのメンバーで構成されるCPPチーム。
少数精鋭でまさに次世代のインフラとなる事業の立ち上げを行っているのです!
最後に
コンパクトにと言いつつ割とボリューミーになってしまいましたが、A.L.I.Technologiesの柱となる3つの事業について理解出来ましたでしょうか?
どの事業が中心なのか?と聞かれることがありますが、3つの事業ともそれぞれの強みと将来性がある事業の為、3つの事業を実現することがALIが目指す次世代のインフラ企業に近づくと考えています。
研究開発段階やサービスローンチ前の事業も多いですが、設立2年目にして黒字化を実現しているのもA.L.I.Technologiesの強みです。
理系出身でありながらビジネス感覚に優れた経営陣が戦略を練っているからこそ、地に足の着いたロマンとリアルが共存するスタートアップとして成長を続けているのです。
この記事を読んで少しでも気になる部分があれば是非選考の中で聞いてみてくださいね!