A.L.I.Technologies採用担当の徳永です。
2019年に投稿したA.L.I.Technologiesを3分で語るシリーズ、面接に来られる多くの方が読んでくださっていました。
あれから約2年…私たちの状況も大きく変化しました。
そこで、最新版のA.L.I.Technologiesを3分で語るシリーズを公開します!
A.L.I.Technologiesってどんな会社?
私たちは、エアモビリティ企業として世の中を牽引していく存在となる事を目指しています。
そんな私たち、最近Mission・Vision・Valueを刷新しました。(詳しくは別記事でご紹介しますね!)
Visionにもあるように、エアモビリティ企業として、空中域から社会の仕組みを変えてゆく存在を目指しています。
よくドローンやモビリティのメーカーを目指しているとイメージされがちですが、それだけではないのです!
空中域での活用を目指すモビリティが、世の中で活用される為の仕組みづくりにハード面・ソフト面そしてサービス面からアプローチし、新たなインフラを作っていく事が、私たちの使命であると考えています。
どんな事業を展開しているのか?
では、そんな私たちが現在取り組んでいる事業について、紹介していきます。
メインで取り組んでいるのが、この2事業です。
■ 空間を走行するバイクの開発
■ ドローンを活用したソリューション提供
今回は、メインで取り組んでいる2事業について詳しくご紹介していきます。
空間を駆けるバイク『XTURISMO』の開発
2019年3月に公開試験でお披露目を行った機体から研究開発を重ね、現在は『XTURISMO』を開発しています。
それがこちら!
かっこいいですよね!?(最近は仮面ライダーが乗ったりしてるんですよ!)
空間を駆けるモビリティを開発している企業は世界を見ると数百社、国内だけでも数十社あります。
しかし、まだ一般コンシューマーが購入出来るような量産機を開発し販売している企業はありません。
そんな中で私たちは、いち早くコンシューマーが手に取れるような空のモビリティを世に出し、エアモビリティ企業として、業界をリードするポジションを確立する事を目指しているのです。
※現在開発中の『XTURISMO』は量産製品ではなく、その前段階の製品として開発しています。
― A.L.I.が開発を目指す製品の特長は?
製品の大きな特長は、以下の通りです。
(1) コンパクトなサイズのモビリティ
私たちが開発するモビリティは、将来的には公道も走る事を目的としています。
(飛行機等のように航空法の範囲で乗るモビリティではないのです!)
その為道路交通法を遵守する必要がありますので、機体の大きさは重要な要素です。
この為、機体のプロペラのサイズ等は他社の開発する製品と比較すると非常にコンパクトとなっています。その分、開発の難易度が高まっているのです 。
(2) コンシューマー向けの製品
私たちが目指すのは、産業用ではなく、よりコンシューマーに近い製品です。
まずは空間を走行する体験を楽しむ、新しいExperienceを提供できるモビリティを世に出していく事を目指しています。
その為に、乗ってみたいと感じるようなデザインや、ただ走行するだけでなく、走行出来る+ α の体験を提供する為の ソフトウェア開発にもこだわっています 。
特にソフトウェア開発の面では、A.L.I. が開発したソフト ウェアが今後のエアモビリティのデファクトスタンダード のような存在 となる事を目指しています。
機能面や機体構造には他にも多くの特徴があります。詳しく聞きたい方は、選考の中で聞いてみてください。
― 今までの取組と今後の予定は?
今までのホバーバイクのトピックスと、公開できる範囲で今後のスケジュールをまとめました。
2019年3月 有人飛行試験をメディアへお披露目。
2019年10月 東京モータショーへXTURISMOを出展。
2021年9月 『仮面ライダーリバイス』に仮面ライダーの乗用車としてXTURISMOが登場!
2021年10月 代官山蔦屋書店にてXTURISMOを展示
富士スピードウェイにてお披露目会を開催
代官山蔦屋書店での展示の様子。公式Instagramより。
2020年はコロナウイルスの影響もあり、世の中に向けた発信を行う機会が少なくなりましたが、その期間にも開発を着実に進め、2021年には多くの方にXTURISMOを目にしてもらえる機会をつくることが出来ました。
記載した以外にも、様々なモノやコトとのコラボレーションや、イベントへの出展等の提案を頂いています!
― どんなメンバーが開発に関わっているの?
では、まだ世にない空間を駆けるバイク、どんなメンバーで開発をしているのか。
気になりますよね!
まず、開発の総指揮をとっているのは、プレイステーションの開発責任者として世の中に多くの新しい体験を提供してきた三浦です。
コンシューマー向けの製品を開発し、世の中に売り出し、それを多くの方々に愛される製品にした実績のある三浦が『XTURISMO』の開発をリードしているのは、一緒に働くメンバーとしては、心強いですよね!
三浦以外にも、自動車・航空機メーカーや宇宙関連事業会社等のバイクや車・空を浮くモビリティに関連するビジネスに関わってきたメンバーや、スタートアップでモビリティの開発に関わってきたメンバー等、様々な経験をしてきたメンバーがそれぞれの強みを活かしながら、開発に携わっています。
ドローンを活用したソリューション提供
次にご紹介するのは、創業当初から取り組んでいるドローンを活用したソリューション提供に関する事業です。
ドローン関連のビジネスを行う企業は非常に多くありますが、
私たちのドローン事業の特徴は、ただの『ドローン関連製品販売業』ではないという事です。
① クライアントの課題解決の為のコンサルティングや提案
② それを実現する為の機体やソフトウェアの開発
③ 実証実験
これらを通じてクライアントの真のニーズに合ったソリューションを提供しています。
更にドローン納品後の運用もサポートしますので、 ドローンに関するすべてのフローを支援しているのです。
「ドローン活用したいけど、何からしたらいいのかわからない」という企業にとっては、活用の仕方から一緒に考えてくれるのは、導入しやすいですよね!
― どんなプロジェクトを行っているのか?
- 橋梁・鉄道・プラント等の設備点検
- レーザースキャナーをドローンに搭載し行うレーザー測量
- 離島や山地の遠距離で荷物を運べる 物流・防災
これらの領域でのドローンを活用したソリューション提供の実績が多数あります。
スタートアップでありながら、 インフラ領域の様々な大手企業や自治体から依頼を頂いており、人々の生活に変革をもたらすようなソリューションに関わる事が出来ます!
※取引先企業例:三菱重工社、 NTT ドコモ社、ミサワホーム社、 NEXCO 中日本社、 JR 各社、各地自治体
― ドローン業界は今後どうなっていくのか?
まず、そもそもドローン業界がどのような局面を迎えるのかを簡単にご説明します。
2022年は変革期と言って良い程、ドローン活用が進むと予想されています。
航空法が改正され、新しい制度が導入されます。
- ドローンの免許制度導入
- ドローン機体の認証制度開始
- 有人地帯での目視外補助者なし飛行開始
- RemoteIDの義務化
これらが導入されることにより、私たちの生活してるエリアの上空を多くのドローンが飛び交う時代が訪れるのです。
その為、様々な領域でドローンの活用が一気に進む事が予想されます。
― A.L.I.のドローン事業の今後の展望は?
上段でドローンの新制度について触れましたが、2022年の変革期に備えて、ドローンを活用したソリューション提供の事業だけでなく、新しい切り口での事業展開に向けても準備を進めてきました。
それが、『C.O.S.M.O.S.』の開発です。
『C.O.S.M.O.S.』とは、A.L.I.Technologiesが開発する運航管理システムです。
航空法に新しい制度が導入されることに加え、都市部でのドローン飛行の活性化を進める為には運航管理システムを中心とした安全安心にドローンを活用する為のオペレーションの仕組みをつくっていく必要があります。
道を歩いていたら、ドローンが突然落下してきた!という事があったら怖いですよね・・・
C.O.S.M.O.S.はその仕組みをつくっていく上で必要となる、
「飛行管理機能」「機体管理機能」、そして「オペレーター管理機能」を担うシステムです。
C.O.S.M.O.S.では飛行している際のライブ映像が確認できたり、機体の状態などをリアルタイム把握し遠隔から監視したり、機体に着陸や一時停止などの指示をする事が出来るのです!
今後は、このC.O.S.M.O.S.を中核として、点検・測量・物流の領域でのさらなるビジネス展開を行うと共に、今まで培ってきたドローン操縦士のネットワークを活用したオペレーションに関する仕組みを構築し、ドローンが社会実装される為のビジネスを展開していきたいと考えています。
― ドローン事業のチーム構成は?
ドローン事業を進めるチームは、以下のように構成されています。
エンジニアチーム:
ソフトウェア、ハードウェア両軸で開発を行う事が出来る体制をつくっています。ドローンの機体開発を行うだけでなく、『C.O.S.M.O.S.』やそれ以外にソリューションを提供する上で必要はソフトウェアの開発を行いますので、Web、バックエンド、AI関連のエンジニアも活躍しています。
フロントチーム(セールス):
問い合わせを頂いた企業へのファーストアプローチ、既存クライアントの対応等、よりクライアントを増やし、信頼関係を築いていく為のアクションを起こすチームです。
クライアントは大手企業、官公庁・自治体が中心となります。セミナーの開催やWebメディアの運営等、営業としての役割だけでなく、マーケティング視点での戦略を企画し動かす事が出来ます。
ミドルチーム(戦略立案):
クライアントの課題を解決する為のドローンを活用した戦略立案を行い、それをクライアントへわかりやすく説明する為の資料作成、その後のエンジニアチームとの連携を行い、各種案件の遂行を担っています。
このチームは、戦略コンサルティングファーム出身者が活躍しています。代表の片野がBCG等のコンサルティングファーム出身という事もあり、このチームがドローン事業の要であり、他社との差別化の一つとなっています。
さらに、戦略立案だけでなく、自社で開発を行い運用まで見届ける事が出来る点もA.L.I.で戦略立案する面白さだと思います!
バックチーム(各種申請、事務サポート):
各種事務対応だけでなく、ドローンを飛行させる為に必要な関連団体への申請対応も行っています。今活躍しているメンバーは全員ドローンビジネス未経験でスタートし、今ではドローン関連法令等にとても詳しくなっています!
操縦士チーム:
ドローン操縦に精通した操縦士とのネットワークを全国各地に持っていますが、社内にもドローン操縦のプロが在籍しています。難易度の高いプロジェクトや、よりクライアント・フロント・ミドル・エンジニアが連携する必要のあるプロジェクトは社内の操縦士が対応するケースもあります。
冒頭でもお話したように、戦略立案~開発~製造まで社内で行う為、様々な役割を担うチームで構成されています。
まだまだ各チーム人数構成はコンパクトとなっていますので、一人ひとりの業務の幅が広く、各チームの連携がしやすい風通しのよさも特徴です!
いかがでしたでしょうか?
A.L.I.Technologiesがどんなビジョンを持ち、事業を展開しているのかイメージする事は出来ましたでしょうか。
3分では読み切れないほどのボリュームになってしまいました(汗)
空中域の新しいインフラを生み出す企業になるべく、チャレンジを続ける私たちは、同じ夢を持ち取り組んでくださる仲間を募集しています!
まずは、「どんな事をしているか話を聞いてみたい」といった興味でも構いませんので、
経験が活かせそう!
同じ夢にチャレンジしてみたい!
と感じる方は是非以下よりご応募ください。↓↓↓↓
<A.L.I.Technologies特徴まとめ>
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