【社長インタビュー #3】オルターブースはクラウド技術の「面白さ」に全力で突っ込める会社

代表取締役 小島淳

クラウドの時代は来る!

ホスティングサービスを提供する3社目の会社に転職した僕は、統括マネージャーという責任の伴うポジションを任されていました。仕事の中身はどちらかと言えば人のマネジメントが多く、技術をもっと扱いたかった僕は段々と気持ちが乗れなくなってしまって、最後は会社の中でコンサルティング部門を半ば勝手に立ち上げて技術コンサルサービスを始めました。ホスティング以外にも様々な付加価値を出せるようなサービスをつくりたかったのです。

また、当時僕が好んで使っていたMicrosoftからもWindows Azureのβ版が出るのを聞いて、すぐにテスターとして登録しました。クラウドはサーバーをインターネットで上簡単に使えるという概念だったのに対し、Window Azureはアプリケーションをサーバー上で簡単に稼働できるという概念でした。刺激しかない。クラウドの時代は来る。必ず来る。これは明確な予感として持っていました。しかし勤め先の会社にとって、クラウドの推進は逆に主業のホスティングを潰してしまうことにもなりかねません。クラウドに思いっきって舵を切っていきたい自分にとってそのジレンマはストレスで、クラウドの話ができる人も社内外問わず少なく、結局会社を辞めてしまいます。

とは言え、この会社での5年間は今までの人生で一番密度の濃い時間でした。会社が経験した様々な変革を一緒に乗り越えていく中で分かちがたい絆ができたように思います。辞めてからもずっとお付き合いが続いており、今ではオルターブースに出資まで頂いています。


福岡に移住、柔道整復師を目指す日々

IT業界から身を引こうと本気で考えていました。再就職しようにも、クラウドに賭けたい自分の思いを受け止めてくれる会社は日本にはないように思えたからです。自分一人がどんなにクラウドを頑張っても世界は変わらないんだろうなと、諦めのような無力感を感じていました。ITの仕事に正直疲れていたのも理由でした。

人から「福岡は暮らしやすいよ」と聞いて、家族共々縁もゆかりもない福岡に移住しました。そこで柔道整復師になるべく医療系専門学校に通い始めます。IT業界で病んでしまった人を多く見てきたので、そんな人たちを癒せる存在になれたらと考えていました。ただ、整骨院を開業できるまで専門学校に3年間通う必要があります。子どもも既にいたので、3年間の食い扶持を探さないといけません。結局昼はフリーランスのITコンサル、夜は学校、深夜は倉庫バイトという生活を始め、半年間後に過労で倒れました。このほかにAmazonアフィリエイトから中古楽器やビンテージルアーのせどりまで手をつけました。仕事と人生の曲がり角、生きるのに必死でしたね。

専門学校を卒業するタイミングで、一人で請けるには大きすぎるITの案件を頂いたんですね。かなり悩んだ末、整骨院の夢は一旦諦め、戦友の藤崎さんと一緒に2015年3月に会社を立ち上げました。資本金はたったの10万円。今どきのイケてるスタートアップのように、取り立てて何か崇高な動機があったわけではありません。「面白いことをやろう!」これだけでした。それが今のオルターブースです。(終)

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【社長インタビュー #3】オルターブースはクラウド技術の「面白さ」に全力で突っ込める会社
Ac Yang
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