「安心・安全な移動体験を」Ancar 代表取締役CEO 城一紘が考える、車業界変革の時代にやるべきこととは

2018年10月に4億円の追加資金調達を完了した株式会社 Ancar。
今までの振り返りから、車業界変革の時代にAncarがやるべきことは何か、代表取締役 CEO 城一紘 の考える展望についてインタビューしました。

中古車業界を再開発したい

私の経歴ですが、実はいきなり車関係の仕事に着いたわけではなく、新卒で某アパレル商社に入社し、法人営業を担当していました。当時はトップ営業としてかなり充実した日々を過ごしていましたが、縁あってITメガベンチャーに転職し、それまでとは全く違うITの世界に身を置くこととなりました。

そんな私が自動車業界に課題を持ったきっかけは家業。
70年ほど続く自動車整備工場を営んでいます。
長男と言うこともあり、IT企業で働き始めて2年ほど経ってから実家に戻ることにしました。
そこから整備業界で働き始めたのですが、大きく2つの課題を感じるようになりました。

1つ目は、整備業界の元気がなくなりつつあり、働いている整備士の社会的地位や待遇が非常に低いこと。
彼らは人の命を預かる『車のお医者さん』にも関わらず、そういった環境で働いてくれていることに違和感を感じました。
そのような状況を作り出しているのは、業界の情報がオンラインで発信されていないことに一因があると思っています。
整備技術はあるにも関わらず、その良さを発信する術がない。
我々が業界をITでサポートできればまだまだ伸ばせると強く感じました。

2つ目は、中古車に対して買い手と売り手にかなり情報格差があると感じたこと。
営業先でお客様がとある中古車販売店で購入したお車が欠陥品だったというお話を聞いたり、実際に購入時の整備不良が原因で事故をされたというお話を聞くことがよくありました。
車には固有の車体番号があるにも関わらず、番号に紐づいて過去誰がどのように運転、整備、修理してきたのかという『車のカルテ』の様なものは存在しません。
買い手はセールスマンの言うことや、表面上の情報を見て判断しなければならず、一方で販売店は多少の事は隠すこともできてしまう。
この情報格差を無くしたいと思いました。

これらから、
車の見える化を行ないフェアな状態で売買を行える世界を作りたい
売って終わりではなくサポートまで含めたカーライフサイクル全てを安心・安全に提供したい
自動車産業を再開発したい
という想いが強くなり、起業に至りました。

いかに『安心・安全』を体感してもらうか

売買における車の見える化を実現するにあたり、まずは売買の合理化が必要だと思いました。
一般的な中古車売買では、"買取店→BtoBオークション→販売店"と、中間業者がたくさんいて、業者の数だけマージンが取られてしまいます。
そうなると売りたい人は買取店に安く買い取られ、買いたい人は販売店から高く買うしかありません。
さらに中間業者は目視、紙データでやりとりしている為、情報に一貫性がありません。
詳細情報は購入者が乗ってみるまでわからないのです。

そこで、売りたい人・買いたい人を直接繋げてマージンを無くしつつ、間に私たちが入って安心を担保する中古車個人間売買サービス『Ancar(https://www.ancar.jp/)』をリリースしました。
Ancarでは、どうしたら安心・安全に取引できるかを徹底的に考えています。
例えば、気になる車だけど状態がわからない場合は『点検』を依頼することができます。
所有者の方はAncarと提携している最寄りの整備工場に車を持って行けば、無料で法定点検を受けることができます。
買い手側も第三者かつプロの整備士のチェックが入るので、情報をもとに安心して購入いただけます。
この仕組みが実現できたのは、実家を含めたオフラインの整備工場ネットワークがあったからですね。
実家が、自動車整備業者による全国組織であるロータスクラブと縁がある関係で、提携してくれる整備工場を一気に増やすことができました。
個人間売買の課題をオフラインで解決できるのは、Ancarだけの強みです。

そして、安全情報を第一にサービスを突き詰めてきた結果、Ancarでは200~400万円の高価格帯の中古車が取引される様になりました。

今後は車両預かりサービスや即時買取、提携整備工場と連携した保証機能など、ユーザーニーズに合わせたサービスを展開し、安心・安全を提供していこうと考えています。

『移動変革の時代車業界でAncarがやるべきこととは

最近MaaS(Mobility as a Service)の認知により、自動車業界全体が変わろうとしています。
将来車は自動運転で移動したい人だけが使うもの、手動運転は娯楽になる日が来ると思います。
『移動の概念』そのものも変わると思っていて、車以外の乗り物なのか、はたまたVRなどに代替されるかもしれません。

ただどんな手段であれ『人が移動という体験に価値を感じ対価を払う』こと自体は不変だと考えています。そして、その裏には安心・安全が必要不可欠。
Ancarは移動手段がどうなろうとも『安心・安全な移動体験をとどける』こと続けていきます。

そんな未来を見据えた上で今私たちが目指すビジョンは、『中古車売買体験の健全化』です。
そのために車情報の電子化(車の電子カルテ)による情報格差排除を目指しています。車の電子カルテには、その車がいつどこでどの様に整備・修理されたかすべて記録。売買時は電子カルテの情報を元に健全な価値判断ができるプラットフォームを提供します。
今は個人間売買のみですが、市場を確立させたらBtoC、BtoBなど、中古車業界全体を巻き込む想定です。

あとは売買以外のカーライフにおいても、車の電子カルテを共通言語に保険料など車業界に関わる業界すべての安心安全を支えるデファクト・スタンダードでありたいと思っています。

安心・安全な移動体験をとどける。』をミッションに、過去の実績から将来の展望までを聞くことができました。
これからもAncarは業界全体を再開発し、安心・安全な移動体験を提供し続ける企業を目指します。


UI/UX designer
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〜クルマの売買・所有体験を合理化する〜 ミッション実現のために、まずは中古車売買の概念を変えたいと思っています。 海外では一般的な「車の個人間売買」。 しかし、日本では買取業者、オークション、販売店の流通が一般的。同じ車でもマージンが上乗せされている状態です。 ・売りたい人は愛車を安く買い叩かれ ・買いたい人は高く買わざるを得ない ・車の状態はオークションを通すと引き継がれない こんな負のサイクルを合理化し、安心・安全に車を高く売り、安く買えるように、 「Ancar」と言う個人間売買サービスを提供しています。 https://www.ancar.jp/ 売買のサポートをAncarが担当することで、売買時不安な車やお金の移動を安心して行うことができます。 また、Ancar提携整備工場のサポートも付帯することで、所有も含めた安心のカーライフを提供しています。 取引額は200~400万円がメイン。高価格帯が売れていることが、安心・安全を提供できていると言えます。
株式会社Ancar


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