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【イベントレポート】9/26にand factory Beer Bash#3を開催しました!

こんにちは。HRの大畑です。

先日9/26にand factory Beer Bash #3を行わせていただきましたので、
今回こちらのレポートをさせていただきます!

第1回は「IoT」を、第2回は「若手エンジニアのキャリア」をトークセッション形式でお届けしましたが、
趣向を変えて、今回は「Firebaseの新機能を使ったAndroidハンズオン!」を行いました。

今回イベントを行うにあたって、Androidエンジニア、丸目(まるめ)から外部の方も巻き込んだ形で勉強会を行いたいという話がありました。これまで社内では毎週1回の勉強会を定例でやっていますが、社外の方をお招きする形は行なっていなかったので、ぜひチャレンジしたいと考えて行うことになりました。中心となって準備してくれた丸目とそのサポートとしてリードエンジニアの渡邉圓谷などAndroidチームの力添えもありつつ、準備を進めてきました。

まずは弊社からの簡単なご挨拶の後、今回ゲストスピーカーとしてご参加頂いたFirebaseエバンジェリストであるFirebase Japan User Groupオーガナイザー村本氏のトークプログラムからスタートします。

村本氏からは何故Firebaseが良いのか、エンジニアとしてFirebaseと出会ったキッカケから、導入に至った経緯、そして今後の可能性などを織り交ぜてお話いただきました。

Firebase Japan User Groupの村本氏(@1amageek


エバンジェリストとしてFirebaseの普及だけでなく、現在はご自身も起業されており、Firebaseの受託開発やコンサルティング、勉強会の運営といった観点でも幅広い活躍をされています。そんな村本氏も一人のエンジニアとして多くのサービスを作ってきたことを振り返っていくところからスタートします。

まずエンジニアの絶対的なモチベーションとして「スピード感を持って開発出来ること」を挙げています。思い浮かんだアイデアをすぐ形にし、フィードバックを受ける。そのフィードバックを元にまたすぐ作り直す。この工程が早くなるほどユーザー評価だけでなく、開発に対するモチベーション向上に繋がっていくため、その点でも簡単に作れること(=簡単に壊せること)が強みであるFirebaseは最適だと定義していました。

村本氏はFirebaseの前身となるサービスの頃から注目しており、2016年8月にあったFirebaseのリリースから、すぐに導入をしています。そのエピソードとして、FirebaseがGoogleに買収される前にあった創設企業の社長やエンジニアと会って直接話された際に、実はGoogleに買収されることを6ヶ月以上悩み、検討に検討を重ねて受け手をGoogleにされたという話から、個人的にも心を掴まれたというお話もありました。

成り立ちのお話もしていただきつつ、Firebaseの全体像や仕様などの説明や、成長中であるFirebaseを積極的に使ってモチベーションを維持した開発を積極的に進めて行こうという話で結んでいただきました。

そんな村本氏の熱量高いお話を聞いた後、早速丸目の主導を元にハンズオンに入っていきます。

今回はアプリ内でユーザーにメッセージを送ることができる、In-App messagingがテーマです。

In-App Messagingとは・・・?
FirebaseAnalyticsのイベントに基づいて、Firebaseコンソール上でカスタマイズしたポップアップやバナー形式のメッセージを表示することが出来る機能。ユーザーのアプリ内行動に応じて適切なメッセージを表示することでアプリ利用の活発化を促進できる。

当日実際に使ったソースはこちらです。⇨https://github.com/andfactory/FirebaseHandson-beerbash


丸目が主導となり実装、デモンストレーションまで大きく3つの工程を進めていきます。

ハンズオンスタート。みなさんお酒を飲みながら、和やかな雰囲気で進めました。

想定していたハンズオンの時間が終了した後、2つ目のコンテンツであるLTの発表を行ないました。

まずは丸目が「RealTimeDatabaseを使ってチャットアプリを5分で作った話」を発表します。
資料:https://www.slideshare.net/andfactory2014/realtimedatabase-5-116863699


RealTimeDatabaseの概要を説明する丸目

今回作るチャットアプリの元となるRealTimeDatabaseとは何か?というところから説明が始まり、この機能を実際に活用した形でのチャットアプリの作り方を説明していきます。

今回は「5分で作る」がコンセプトなので、もっともっと簡易的なものかと思っていましたが、見た目はシンプルであるものの、実際の動きも非常にスムースなチャットアプリが完成していて、Firebaseの可能性を強く感じられる話になったのではないかと思いました。
(参加していた方からも実際のデモを見た際に、おぉ〜といった声があがっていました)

細かく作り込むとなると5分は難しいかもしれませんが、そこの垣根を取ればもっと細かいところまでこだわれると思いますし、簡単に作れることで作る楽しさにも繋がっていくような気がします。

そして外部LT枠として参加頂いた方もおります。

yahoo株式会社の飯島氏(@saekisaekisaeki) 「ソーシャルログイン5分クッキング」
資料:https://www.slideshare.net/SaikiIijima/5-117106461


こちらで取り上げていたのは「Firebase Authentication」という機能。これは安全な認証システムを簡単に構築し、エンドユーザーのログインや初期登録の操作を使いやすくすることを目的とするサービスです。

最近のサービスでは一般的になったメールアドレスとパスワードの組み合わせ以外に、電話認証、および Google、Twitter、Facebook、GitHub のログインが出来るようサポートする機能です。

無料でも1万人まで対応可能であったり、スマートログインにも対応しているなど、かなり充実した内容を簡単に実装出来るよということで、こちらも可能性ある説明からスタートしていただきました。

実際にスライドを元に作り方の説明をしてもらいましたが、こちらも簡単な設定と少しの実装で使えることで、非常に魅力的な機能であることは間違いなさそうです。

そして丸目と飯島氏の内容を合わせると、10分でスマートログイン機能も付く簡単なチャットアプリが作れてしまうことに、Firebaseの凄さを改めて感じました。

LT発表後は皆さんと軽食やお酒を囲みながら懇親会を行いましたが、開発に対する想いなど熱のこもった話が各所で展開されてとても良い雰囲気でした。参加者の方も弊社エンジニアと同世代の方が多かったようで、お話をして頂く中で「良い刺激を受けられました」という感想をいただくことも出来ました。

今後も多彩な機能を持つFirebaseに注目していきたいと思っていますし、その他の技術においても社外の方も参加いただき、一緒に成長出来る場として継続的に勉強会イベントを行っていきたいと考えております。参加いただいた方、ご興味をお持ちいただけた方、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【お知らせ】
10月25日(木)にBeerBash#4の開催が決定しました!

今回も初の試み!はじめてのLTも大歓迎!!

「若手エンジニアあるあるLT ”スマホアプリ開発編”」

を行いたいと思います!


LTテーマは「スマホアプリ開発に関わること」!!

弊社エンジニアからぜひLT会をやりたい!という声をもらい、今回行うことになりました。開発する上のあるある、技術的あるある、チームビルディングあるあるなど、自分の身の回りで起こっている悩みなどは、みんなで共有しながら改善に繋げられるお話が出来たらと思っています。また、はじめてのLTという方、今後どんどん発信していきたい!といった方も気兼ねなく是非ご活用ください。いろんな方との交流の場となれば幸いです!

詳細・申し込みなどのリンクはこちら・・・https://andfactory.connpass.com/event/103233/

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