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アンドゲートの事業コンセプトとは?

〜弊社代表、田村の想いを定期発信中〜

第二弾「アンドゲートの事業コンセプトとは?」

こんにちは!株式会社アンドゲート 管理部の藤原です。                      前回に引き続き、弊社代表田村のコラム続編をお送りします。前回はIT業界のこれまでの歩みとプロジェクト推進の需要性についてのお話しでしたが、今回は「アンドゲート事業コンセプト」についてのお話です。弊社創業のルーツ、事業のファクターに触れていきます!


PMに求められる役割を細分化してサービス化しているアンドゲート

昨今、専門領域の細分化と深化が進むなか、すべてを把握できる人材を育てて派遣するというモデルもありますが、すべての領域が理解できるスーパーマンがいない限り、その仕組みは破綻しています。PMの役割を細分化し、必要な能力を提供するモデルにしたほうが健全だと考えて立ち上げた会社がアンドゲードです。

ここでPMの仕事を改めて整理してみましょう。

「要件定義やチームの組成」「スケジュール作成と進捗管理」「タスクの割り振り」「品質チェック」「各所とのコミュニケーション」など業務内容は多方面に渡ります。雑用といえば雑用だけど、これをやる人がいないとプロジェクトを進めていくことは難しい。これをアンドゲートでは「段取り」と呼んでいます。段取りがよくないと仕事は上手く回らず、段取りがよいだけで仕事は上手く回ります。私たちは、PMもIT人材の一つの専門領域として確立させていきたいという狙いをもって、会社を運営しています。

起業当初は、私のバックグラウンドがインフラエンジニアだったこともあって、クラウダーが得意なPMという売り方をしていましたが、事業として狙っていきたいのは、もっと上流のビジネスを生み出すところだと考え、細分化するというアプローチをとり、1期〜2期でプロジェクト推進の「ダンドル」と運用の「次世代MSPサービス」を分離しました。プロジェクト推進と運用という機能を分けたことで、運用・推進をそれぞれ単体で提供することもできるし、この2つを組み合わせて提供することもできます。

さらに、一つのプロジェクトをつくるときに、開発設計、技術選定、言語、フレームワーク、命名規則など、決めなくてはいけない細かなことが無限にありますが、それはエンジニア出身でないとできません。開発ディレクションを担当するためには、エンジニアリングを自社でもつ必要があり、開発セクションをつくることにしました。それらの業務のなかで自然にやっていた新規事業づくり、要求を整理して要件にするという部分をパッケージ化したのが「カベウチ」です。

プロジェクトが組成されたら、推進は「ダンドル」、開発要件は開発チーム、運用案はMSPチームが担当するというように細分化して、プロジェクトのフェーズに合わせて必要な役割を提供。アンドゲートは、PMの包括的な機能を有していて、細分化すると各事業部に分解されていくというイメージで展開しています。

ポストPMで次世代ワークスタイルを実現

現在のアンドゲートは、PM領域の包括的な機能をもつ専門企業ですが、今後もそれが続いていくとは考えておらず、将来的には「推進」はAIエンジン(PROMIS)が行い、人は企画や意思決定に集中する世界を実現したいと考えています。具体的には2030年にはAIが段取りを行い、選択肢を提示し、人は意思決定をするだけという状態にもっていきたい。

その理由は日本が抱える人口減少の問題があり、ビジネスの観点でも、人間がやるべき仕事と機械がやるべき仕事を分け、人間以外でもできる仕事はどんどん機械にやらせていかないと、成立しなくなるだろうと考えているからです。

配膳ロボットなどが働くレストランも出てきていますが、まだ一般的ではありません。でも、それは絶対に広めていかなくてはいけないことです。昔は駅の改札で切符を切る仕事が必要でしたが、イノベーションが起こった後に振り返ってみると、それは人がやらなくてもいい仕事だったことがわかります。未来を想像して今やっていることに無駄がないか考え、否定しながら変えていかなくてはいけないという思いが常にあります。

AIや自動化は、人類にとって嫌だと感じる部分を解放し、不幸を最小化して幸福を最大化するものだと考えています。未来をつくっていくのは人間の発想力や想像力でしかありません。それこそが人間の仕事。不幸の最小化はプロダクトが担い、幸福の最大化は人間が担う未来が、2030年くらいにやってくると考えています。

IT分野の話に戻ると、現状ではPMは人間がやらなくてはいけない仕事です。その都度判断し、各所に指示を出すことが必要で、属人性の高い職種となっています。しかし、2030年ごろにはAIが提案して選択肢を出し、成功率やリスクのパーセンテージなども提示してくれて、人間は意思決定をすることに責任をもつポストPMを実現したいと思っています。次世代のポストPMをつくることは、アンドゲートが達成すべき事業ビジョンです。

なぜ、PMを自動化できると考えているかというと、アンドゲートでは、新規事業を年間数十案件も段取りしてきているプロフェッショナルであり、最初に決めておいたほうがいいことや、途中で確認しなければいけないこと、後半で起きがちなトラブルなど、今までのノウハウや経験の蓄積があります。これは車輪をすでに発明している状態なのですが、始めて新規事業をやる会社は、何の知識もないまま最初からやって、車輪を再発明しなくてはいけないようなもので、これでは人類の時間がとてももったいない。私たちが個別のプロジェクト推進の実績を集めて分析し、仕事術を「人類の英知」として再配分することで、多くの人が新規事業における無駄な作業やトラブルに悩むことがなくなると考えています。                      これがアンドゲートの事業コンセプトとなっています。


今回はここまで。次回はアンドゲートのビジョンマップについて、弊社が目指す「ナナメ上」とはいったい何なのか…!?この部分に迫ります!


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