動画の編集はできる。投稿の数字も見ている。
次は、何ができるようになればいいんだろう。
SNSの仕事を続けるなかで、そんなふうに考える人もいるかもしれません。僕が一緒に考えたいのは、「その投稿が、お客様の商売にどうつながるか」です。
こんにちは。ANDGIVEの増島です。
今回は、SNS運用の仕事をもう一歩深く考えてみたい方に向けて、僕自身の仕事の入り口と、売上まで考える面白さを書いてみます。
■ 僕の入り口は....
もともと別の畑にいたのですが、動画制作やSNSには興味があって、企業の業務改善に取り組むなかで、マーケターの目線でも物事を考えたいと思うようになりました。
過去のインタビューでは、自分の役割を「何でも屋さん」と話しています。ワークフローをつくることも、数値を見てリサーチすることも、それをチームに伝えることもある。SNSの仕事には、動画の外側で考えることもたくさんあるんですよね。
だから僕は、編集ができるようになった人にも、その先にある仕事の面白さを知ってほしいと思っています。
■ 同じ商品でも、企画の問いは変わる
たとえば、お店で扱うバッグの動画をつくるとします。
これは説明のための仮の例ですが、「どう撮れば目を止めてもらえるか」と考えるだけでも、見せ方の工夫はたくさんあります。
そこに「どんな人が、どんな理由で買うんだろう」という問いを足してみる。
通勤で使う人なら、パソコンが入るかどうかが気になるかもしれない。子どもと出かける人なら、両手を空けられることかもしれない。商品の特徴を調べるだけでなく、お店の人が接客で何を聞かれるかを知ると、確かめたいことが変わってきます。
実際にそのバッグが条件を満たしているかを確認して、使う場面が伝わる企画にする。どこで買えるのかも分かるようにする。
そう考えると、動画の冒頭も、撮るカットも、最後に伝える言葉も変わりそうですよね。
僕は、こうやって商品やお客様への理解が企画に反映されるところが、面白いと思っています。
■ 投稿したあとも、仕事は続く
前回の記事では、再生数が伸びたときに、お店の売上も一緒に確かめたいという話を書きました。
売上は、SNS以外にもセールや季節、お店の取り組みなどの影響を受けます。だから、売上が増えたから全部SNSのおかげ、と決めつけることはできません。
それでも、紹介した商品について問い合わせがあったのか、商品ページを見てもらえたのか、お店ではどんな反応があったのか。確かめられることをお客様と相談する意味はあると思います。
見られたけれど、買える場所が伝わっていなかったかもしれない。商品の良さは伝わったけれど、使う場面が想像しにくかったかもしれない。
そういう仮説を立てて、次に何を変えるかを考える。数字を見て終わりにせず、次の行動を決めるところまでやってみたいです。
■ 一人で答えを出せなくてもいい
お店のことは、お店の人がよく知っています。撮影や編集には、クリエイターの視点があります。企画を一緒に考える仲間にも、自分にはない気づきがあるはずです。
以前のインタビューでも、僕は、背景の違うメンバーが連携することで、今までつくれなかったコンテンツが生まれる面白さを話しました。
売上まで考えるというのも、一人で全部を背負うことではないと思っています。
分からないことを聞いて、気づいたことを共有して、次に試すことを決める。その会話を、僕は大事にしたいです。
編集の工夫を説明できることに加えて、「なぜこの商品を、この人に届けたいのか」を話せるようになる。
それは、SNSの仕事をしていくうえで、大きな力になると思います。
■ 「なぜ売れたんだろう」も気になる人へ
動画をつくるのが好き。SNSを見るのも好き。
そのうえで、お店で売れている商品を見ると、「どうして選ばれているんだろう」と気になる。
そんな人と、僕は一緒に企画を考えてみたいです。
うまくいかなかったときも、数字を見て落ち込むだけで終わらず、「じゃあ、次は何を確かめようか」と話せる関係でいたい。
SNSの先にいるお客様のことまで、一緒に考える仕事に興味があれば、ぜひ一度お話ししましょう!