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ブランディングデザインの価値と国際的視野/代表上妻が描く未来のビジョン

アナイスカンパニー採用担当です。

先日、弊社代表の上妻が中国広州で開催された化粧品関連の展示会にゲストスピーカーとして招待され、これからのブランディングの考え方や在り方について登壇しました。

今回は講演内容の一部をご紹介いたします。

ブランディングデザインとは

ブランディングデザインとは、自社商品やサービスに関する情報を視覚化して、「デザイン」の形で消費者に伝える活動を指します。具体的にはロゴやブランドカラーを開発することや、広告のデザイン、トンマナを決めることなども含まれます。単純にブランドのイメージを上げるために良いデザインを開発することとは異なり、「ブランドの世界観やコンセプトを表現できているか」という観点がより大切になります。

以下、上妻の登壇内容です。

競争から抜け出すための戦略



クライアント以上にクライアントが戦うマーケットを知らねば満足を提供することはできないため、とことんヒアリングし、資料を読み漁ります。

そして、競合と自社との競争関係を踏まえてマーケティングを進め、簡単ではないですが、競争するために競争しないことを考えていきます。

多種多様の案件に対応していくことで、競争から抜け出すための引き出しをあらゆるところに持っていて、そこから個性や独自性をカタチにしていきます。

通常デザイン会社は、外装的なデザインや過去のマーケティング情報しか分からないのが普通ですが、私は10代からファッション業界にのめり込み、大学生のころにはパリやミラノ、ロンドンのコレクションブランドのバイイングを担当していた経験により、トレンドの先読みや選定する感覚が養われている自負があります。

世界のどういった潮流からトレンドが降りてきているかなど、常日頃考えるようにしていて、いち早くトレンドが分かること、トレンドになりそうなことを先読みすることが、個性を輝かせる武器になることも多々あります。

そのため、企業の差別化・差異化が進み、顧客にとって魅力的な存在、唯一無二の存在となることができ、市場内における確固たるポジションを形成することが可能となります。

企業の独自性や強みを明確にし、顧客とのコミュニケーションを深め、長期的な顧客との関係性構築に注力したオペレーションを徹底させることが、結果として企業やブランドの成長につながります。

徹底したコンセプト設計

例えば、自社ブランドのSINN PURETEで言うと、

①MINDFUL BEAUTYという体験
お金や時間に余裕があり、豊かなライフスタイルを送っている人だけの特権のような"マインドフルネス時間"を毎日のスキンケア時間に盛り込むことで、日々をリセットし、ストレスを蓄積しない環境づくりをつくるお手伝いをします。スキンケアは、内から自分と向き合う時間、自分づくりの大切な時間ということをあらためて思い出させること。時短美容へのアンチテーゼの意味合いがあります。

②フレグランスに機能を付与する
ファッションや自己表現の手段を通り越して、フレグランスをつけることに目的や意味を与えることで、日常のどんなときもフレグランスを使うオケージョンとなります。
香りに対する関心が高まると、自分にとって何が心地よくて何がそうでないかの判断もつくようになり、
同じフレグランスなのに、新しいという印象を与えると考えました。また、香りにストーリーを付与することで、何かを共感しシェアしたり、非日常感を与えることもできると思います。




最後に

日本のようにスムーズにいかないことも多々ありますが、今後は、これまで以上に韓国や中国など海外での案件を増やし、ハイブリッドなデザインやモノづくり、サービスを提供することができればと考えています。

今の環境に感謝しながらも身近なクライアントやスタッフ、関係者を今よりも幸せにできるよう積極的に頑張ります。

と、上妻は登壇を締めました。

私たちアナイスカンパニーの目指す先は世界であり、クライアントの課題に寄り添いのめり込みながら、クリエイティブと向き合っているんだと改めて感じました。

是非、同じ気持ちでスキルアップをしたいと思って頂けたら、気軽にエントリーください。まずはカジュアルに情報交換からはじめていけたらと思っています。

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