【仮想通貨・ICOに興味のある方必見】AnyPay ICOコンサルチームが気になるICO市場のトレンドを徹底解説

こんにちは!AnyPay ICOコンサルティング事業部インターンの陣野・田本です。

ICOコンサルチームでは毎月、ICO市場のトレンドを調査し、レポートを作成しています。

本日は、直近2018年6月のレポートの内容を紹介します。初心者の方にもお分かり頂ける内容になっておりますので、仮想通貨・ICOにご興味をお持ちの方はぜひご覧ください!

※ICO(Initial Coin Offering、仮想通貨による資金調達)とは何か、ICOコンサル事業部ではどのような仕事をしているのかが気になる方は、下記の記事をご覧ください。


ICOにもIPOと同様、始めにトークンを発行・売出しする段階と、取引所にトークンが上場し二次流通する段階の二段階があります。早速それぞれの段階におけるトレンドについて、詳しく見ていきましょう。

1: トークンセールのトレンド

 始めに、トークンセール、すなわちトークンを発行・売出しする段階におけるトレンドを見てきます。

 下図は月別のICO開始件数と終了件数を表しています。6月のICO開始件数は337件終了件数は249件となりました。各国の規制の強化、それに伴う仮想通貨市場全体の冷え込みを背景に、3月をピークとしてここ数か月は新規ICOの開始件数が減少傾向にあることがわかります。


 
一方調達金額を見てみると、6月は下降トレンドから一転回復し、合計は1,545.1億円一件あたりの平均は6.2億円となりました。数百億円規模の資金調達を成功させたICOが、合計調達額を押し上げたと推測されます。

これらのプロジェクトは後ほど詳しく紹介します。


 
調達規模別の内訳を見てみると、100億円を超える資金調達を成功させるICOも毎月存在する一方で、10億円未満のICOが増えていることがわかります。斬新なアイディアで大型調達に成功するICOが多かった昨年から一転、今年は似たようなプロジェクトが増える中で他との差別化が難しくなり、資金が分散していると考えられます。また、投資家側のリテラシーが向上し、調達資金の用途に目を光らせる投資家が増えたため、本当に必要最低限の調達に留めたり、トークンが取引所に上場した後も買い需要が保たれるよう、ICOでの販売枠を限定したりするなど、ICO実施側があえて調達目標を低めに設定する場合もあります。


プロジェクトのカテゴリーとしては、P2Pローン・仮想通貨デビットカードなどの金融サービス系や、仮想通貨・デジタル資産取引所などの投資系が、他の分野に比べて突出して多くなっています。現在はブロックチェーン技術と親和性のある分野のプロジェクトが多いですが、今後より幅広い分野でICOプロジェクトが行われるのか注目したいところです。



続いて、6月の合計・一件あたりの調達金額を押し上げた二つの超大規模ICO、EOSTATATUを紹介します。

EOSは、高速かつ大量のトランザクションを可能にする分散型アプリケーション(Dapps)プラットフォームの実現を目指すプロジェクトで、2017年6月より約1年にも及ぶトークセールを実施、最終的に4,300憶円以上の資金調達を成功させました。現在は、既にメインネット(独自のブロックチェーン)が稼働しており、Dappsエコシステムのさらなる発展に向けて動き出しています。

TATATUは、分散型の動画・広告発信のプラットフォーム開発を目指すプロジェクトで、20日という短期間で580億円以上の調達を成功させました。この出資には複数の大型ファンドに加え、有名洋酒ブランドやルクセンブルク王室も加わっているなど、注目度の高さがうかがわれます。


2:セカンダリー市場のトレンド

 次に、セカンダリー市場、つまり一度売り出されたトークンが仮想通貨取引所に上場し流通する市場におけるトレンドについて詳しく見ていきます。

 下図は、毎月末時点で取引所に上場しているトークンの対ICO価格倍率(イーサリアムベース)を表しています。ここ二ヵ月は、倍率1倍未満、すなわちICO時の価格を下回るトークンが増えている一方で、ICO価格の5倍、10倍の高値をつけるトークンも常に存在しており、トークンごとに非常に大きな差があることが分かります。最高では、ほぼICO価格の70倍にまで高騰しているトークンも見られました。



 下図は、取引高が大きく、ICOトークンを取り扱っている主要取引所について、6月中に上場したトークン数を表しています。大半は、10個未満のリスティングにとどまっており、以前はリスティングに積極的だったにも関わらず、今月は一切上場を受け付けなかった取引所もありました。上場候補に対し厳しい審査を課す取引所も増え、ICOプロジェクトにとって取引所上場が高い壁になっていることがわかります。


一方で、短期間内に複数の取引所への上場を果たしたICOプロジェクトも存在します。例えば、クロスチェーン・シャーティング技術を用い、毎秒100万トランザクションを処理可能なブロックチェーンの開発を目指すQuarkChainは、6月初めにICOが終了して間もなく、gate.io、そして世界最大の仮想取引所であるBinanceへの上場を果たしました。また、仮想通貨に対応した店舗型POSシステムの構築を目指し、18年1月にICOを行ったPundi Xは、Bitfinexgate.ioへの上場を果たしています。


レポート内容の紹介は以上となります。お楽しみいただけたでしょうか?

これまで見てきたように、トークンセールで一定金額の調達に成功するICOとそうでないICO、セカンダリー市場で価格を維持できているICOとそうでないICOとの差が広がっています。ICO実施側としては、ホワイトペーパー上のアイディアに止まらない、事業面でも開発面でも実現可能なプロジェクトを創出すること、ICO投資参加側としては、内容・トークン設計・進捗・チームなど各方面の精査を自ら行い、良質なプロジェクトを選ぶことが大切になってきているといえるでしょう。我々ICOコンサルティング事業部としても、ICO市場の健全な発展に貢献できるような、意義のあるプロジェクトを創出していくべく、邁進していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。今後もwantedlyブログにて、ICO市場のトレンドを定期的に発信してきますので、ぜひ注目ください!

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