FinTechに興味がある方必読!ICOコンサル事業責任者に聞く、「ICOマーケットの今」

こんにちは!AnyPay人事の鈴木です。

AnyPayでは今年の9月からICOコンサル事業を開始しました。FinTech業界では関心を集める「ICO(Initial Coin Offering)」ですが、まだまだ知識が少ない方も多いのではないでしょうか。

今回は、ICOコンサル事業の責任者である山田さんに、ICOについて、またAnyPayの提供するICOコンサルサービスについてインタビュー形式でお話を聞きました!

第一線で数々のICO案件をサポートする山田さんだからこそ語れる、ICOマーケットの現況に関する話が満載です。FinTechに興味がある方も、コンサルに興味がある方も必読の内容となっています!

《山田悠太郎プロフィール》

株式会社ドリームインキュベータに新卒で入社。戦略コンサルタントとして、製造業、エネルギー、不動産等の兆円企業を中心に全社戦略・新規事業戦略策定・実行支援に取り組む。その後独立系ファームへの執行役員としての参画を経て、2016年2月よりAnyPayの事業推進部にjoin。

そもそもICOとは?

ICOについて、まだよく知らない方も多いと思います。ICOとは何なのか、またAnyPayのICOコンサル事業について聞かせてください。

ICOとは、Initial Coin Offeringの頭文字を取ったもので、仮想通貨を使った新しい資金調達方法を指します。株式上場(IPO)では、発行した株式を購入してもらうことで資金調達をするのに対し、ICOではトークン(≒仮想通貨)を発行し資金調達を行います。

よく「通常の調達が(仮想通貨の)コインに変わっただけ」という認識がされがちですが、実施する上で株式調達にはない難しい点が二つあります。

ひとつは、お作法の違いです。仮想通貨投資家に対し投資を募るためアナウンスをするわけですが、株式調達時のそれとは流れが全く異なります。一般的な株式投資では、まずリードインベスターを決めて投資ラウンドを重ねながら資金調達をしていくわけですが、ICOではこういった流れは存在しません。さらに、投資家への見せ方も異なります。なぜなら、仮想通貨投資家の着眼点・考え方が株式投資家のそれとは違うため、どういった情報をどのように打ち出していくのか、その方法が異なるんですね。そういった作法の違いがある故、専門知識がないと実施が困難になります。

もうひとつは、普通の株式投資では事業が伸びれば投資家は株式を売却することで利益を得ることができますが、ICOでは発行するトークンの価格と会社の業績が必ずしも連動するわけではありません。直接配当を出すようなICOは各国の金融規制上困難なので、収益還元以外にどのように投資家へ価値還元を行うか、ビジネスモデル設計とトークン設計を融合させるのかが、特に難しい点になってきます。それと同時に、面白い点でもあります。

コンサルティングというサービスはビジネスモデル上、効率的・収益性を最大化するためには通常、決まったこと・知っていることの横展開を行うことが多いです。定まった方法・知識を複数の案件に共有していくことで、一社当たりの人的負荷を下げていくわけですが、ICOコンサルではそうはいきません。その企業が何をやりたくて、何ができるのか。その企業のビジネスを伸ばすために必要なことは何なのか次第で設計が大きく変わるため、一社一社の新規事業を作っているような感覚です。

まだ新しいマーケットでありながら、注目度は高いですよね?

そうですね。ICOコンサルを開始するというプレスを打った以降、ICO実施に関する問い合わせは150件を超えており、NHKの「経済フロントライン」テレビ東京の「Newsモーニングサテライト」といったTV取材や、WEBメディアの取材もたくさん来ていただきました。

10/5に開催したICO Conferenceにも大変多くの方にご来場いただき、ありがたいことに大変好評を得ています。投資家の方にとどまらず、ICOに対する関心の高さをうかがい知ることができました。

ICOコンサル開始から市場を見て来た中で、現時点でのICOをどう見ているのか

ICOコンサル事業を開始してから当該市場に対して何を感じられましたか?山田さんの所感を聞かせてください

関係するステークホルダーの動きがものすごく早いと感じています。「国」「投資家」「企業」の3つのステークホルダーが存在するわけですが、、各国日々新しい規制やICOに対する方針を打ち出していますので、常に最新の情報をキャッチアップしていかなければなりません。また投資家層もここ1~2か月でかなり変化してきた印象で、一般層にも広がりを見せています。投資家層の裾野が広がっているため、ターゲット層を明確に定め、ICO設計~マーケティングに至るまで一貫性を持った戦略策定・実行が求められます。企業側でみると、ICOの実施数は日に日に増え、競合環境が厳しくなってきました。よりユニークなICOを設計をしないと、他に埋もれてしまいます。

総括すると、様々な変化が1カ月、1週間単位で起きるので、常に色んな角度からのキャッチアップが必要になります。ICO実施に向けて走りながら、設計をどんどん変えていくフレキシビリティが、我々にも実施企業側にも求められるという状況です。

ICOコンサル事業で一緒に働くメンバーと働き方についても聞かせてください

投資銀行出身や、戦略コンサル出身者などのメンバーが、それぞれクライアントを担当しています。各自がフロントに立ってオーナーシップをもって案件を推し進め、法律、会計、開発、マーケティングといった専門分野は別でモジュールを持ち、縦と横の両軸で連携して進める感じですね。paymoやpaymo bizで培った、C向けの広告・プロモーションのアプローチの知見をうまく取り入れ、弊社ならではの強みも生かしています。また代表の木村とは随時連携しながら、投資家目線・起業家目線のアドバイスを貰っています。

また、クライアントや投資家、提携先は海外勢も多いので、メール・テレカン含めて英語でのコミュニケーションも多く発生します。海外で開催されるICO Meetupや勉強会にも参加し、最新の情報の収集やキーパーソンとのコネクション作り、また自社案件の売り込み等も行っています。ちょうど今週も香港~シンガポールへの出張があり、メンバーがプレゼンしてきました!

現地の投資家もかなり興味をもってくれ、プレゼン後はICOをする企業のCEOのもとに長蛇の列が出来ました。

ICOを一過性のブームで終わらせないために、コンサルタントとしてできること

今後のICOコンサル事業の展望について聞かせてください

「ICOコンサル」と「新規事業」、二つの視点から展望をお話します。

まずICOコンサルとしては、各国の法規制をクリアした、ICOならではの面白い設計の案件を増やしていくことにより、ICOという新しいマーケットを健全で自由なものへと発展させていきたいと思っています。ICOがただの調達手段というだけではなく、調達自体がマーケティングになり、サービスのグロースに繋がる。それが有機的に設計されている案件をどんどん出していきたいですね。

ICOをひとつのバブルで終わらせたくはないんです。今は過渡期なので、良い案件を増やしていくことが、今後より自由な市場で自由な調達ができるような状況を生み出していくと考えています。ICOを起点に世の中にないサービスが、これまでにない成長速度で作られていくような、そんな土壌になっていくと面白いですね。

ただ、弊社はコンサルティングファームではありません。事業を作るIT企業として、コンサルで得た経験から新規事業を立ち上げていくことも視野に入れています。コンサルを通して多くの案件を、様々な各戸から見ていくと、切り出すとひとつの会社や事業が作れるような領域が数多く存在します。バリューチェーンの中でどこが付加価値が持ちやすいのか、どこにビジネスチャンスがありそうなのか、というものを他業界発展のアナロジーも俯瞰して考え、AnyPayで事業化していきたいと考えています。

AnyPayはIT企業であり、決済まわりのインフラも持っています。そういったことを幅広く対応できるメンバーもいますから、コンサル事業とAnyPayの既存リソースをうまく融合させて新しい事業を生み出していくことが、ICOコンサル事業のネクストステップです。

最後に、今後どんなメンバーと一緒に働きたいですか?

そうですね。ひとりひとりが担当案件を受け持つことになりますから、個別案件をひとりの力でまわす能力がまず必要になると思います。調査からクライアントのプロマネだけでなく、時には説得・意見の調整など、多岐にわたって自分ひとりで対応できること、さらに次の新規事業の立ち上げも見据え、目の前の業務だけでなく時には立ち止まって俯瞰して考える、見ることが出来る人は心強いです!

それと、新しい情報をどんどん取り入れながら、柔軟に設計をしていくことが好きな人。知識だけでなく、柔軟に思考して色々なことを試す、という働き方が好きな人にはより向いていると思います。

ICOコンサルでは、ただ戦略立案をしていくだけでなく、実行まで携わり、短期間でまわしていくことができます。検討ばかりで飽きている方、事業の立ち上げに興味がある方など、是非一度話を聞きに来てください。

コンサルタント
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____________________ ● AnyPay株式会社について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アトランティス、Gunosyを立ち上げ成功に導いてきたシリアルアントレプレナーである木村新司が2016年6月に設立。 「テクノロジーに包まれた社会を実現する」をミッションに、複数のサービスを開発・提供しています。 ◉シェアモビリティ事業 https://mobility.anypay.jp/ 日本の移動をもっと便利にするために、決済×シェアリングエコノミーというドメインで新規事業の立ち上げを行なっています。 今まで行けなかった観光地、ストレスフリーな通勤通学、いつもより少し足を伸ばしたショッピングなど、『ラストワンマイル』を支える新たな交通インフラを作ることは、地域の活性化や経済効果にも貢献ができると考えています。 また下記のような社会的課題の解決にも役立つはずです。 ・ 都市部交通渋滞 ・ 観光客向けインフラの不足 ・ 放置自転車問題 ・ 公共交通の待ち時間
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