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モノづくりへの情熱と技術の力で、中高生の学習を支援する

株式会社葵に入る前

大学・大学院時代は「人の役に立つモノづくり」の研究をずっとしていました。 例えば、「女子高生のオシャレを応援するクローゼット」や、「離れて暮らす家族をつなぐ枕」などを考案し、プロトタイプをつくって発表しました。 たとえば枕型のデバイスは、単身赴任中のお父さんと家に残って暮らしている妻子だったり、一人暮らしのお年寄りと孫だったり、そうした家族に2つセットで使ってもらうことを想定したものです。このデバイスは普段から枕元に置いてあり、一方の家族がベッドに入ると事前にペアリングされたもう一方の枕がボヤっと光ります。すると離れて暮らす家族に「そろそろ寝る時間だな」ということが伝わり、添い寝しながら話す感覚で会話できるというものでした。

そのような、「ある人の、ある課題を解決してあげられるサービス」を作ることに関心があり、大学時代から今までずっと私の興味の中心になっています。

  社会人としての最初のキャリアは大手携帯通信企業での営業職でした。 最初は向いていないと思った営業もやりがいがあり、仕事は楽しかったのですが、やはり「モノづくりをしたい」という想いはずっとありましたので、土日や出勤前の早朝に趣味としてアプリを作ったりしていました。 そうはいっても休日や仕事のない時間だけでは制約も大きく、「モノづくりをしたい」「サービスの作り手として生きていきたい」という気持ちが抑えきれず会社を退職し、小さな会社を作ったのが1年半ほど前のことです。   独立後、社長の石井から「一緒にやりませんか」と声を掛けてもらい、最初は業務委託として働いていましたが、一緒に働くうち最終的には社員としてジョインすることになりました。そのキッカケは、アオイゼミのSNSで目にしたある中学生の書き込みです。 「わたしは母子家庭なので塾に行く余裕がありません。でもアオイゼミの授業のおかげで、学校の授業についていくことができます、本当に感謝しています。」こんな書き込みを見て、このサービスの利用者たちに自分のスキルや時間を投資したいと感じましたね。

現在

肩書きでいうとシステム開発チームのリーダーという役割を与えていただいていますが、簡単に言うと、チームの雑用係です(笑 直接自分で担当しているのはシステムの土台となる所で、具体的には、アーキテクチャ設計、サーバサイドの基盤開発(ユーザ認証・決済システムなど)、チームの開発環境の整備などです。それ以外は、メンバーが働きやすい環境を整えることに注力しています。   仕事の面白さは2つあって、 まず、エンジニアとして、ライブストリーミングを中心とするシステムに取り組むというのがとてもチャレンジングであるということです。本番2~3分前にもの凄い数のユーザーが押し寄せてくるため、限られたコストでそのトラフィックをいかに捌くかという点で、とてもやり甲斐があります。個人的に趣味でアプリを作っていた時には味わえなかった面白みです。

そして、ユーザーの声を直接聞けるのはやはり嬉しいですね。結構な頻度でファンレターが会社に届くのですが、時々「システムチームのみなさんへ」という手紙が入っていたりします。そういうのを見るとグっときます。会社見学会に来てくれるユーザーと直接触れ合えるのもいいですね。

株式会社葵について

多様性を受け入れるカルチャーがあると思います。塾出身の講師とシステムエンジニアが同じフロアで働いているのがわかりやすいかと思います。 全く違うバックグラウンドを持った人たちが、同じ目的に向かってコラボレーションしていく環境は働いていてとても楽しいです。

それ以外では、良くも悪くも成長途上かなという点はありますね。これはスタートアップであればどこも同じだと思いますが、現状では開発環境や働き方のルールがしっかり定まっているかというと、正直十分ではないと感じています。一方で、自ら働きやすい環境をつくっていきたいというスタンスの方には働き甲斐のある職場だと思います。

今後どういうことをしていきたいか

勉強を「続ける事ができるしくみ」、勉強を「続けたら成績が上がるしくみ」をシステムとしていかに支援するか、いずれも壮大なテーマですが、それにチャレンジしていきたいです。 今は、アオイゼミの価値は「授業の分かりやすさ」や「講師の魅力」である部分が多いので、これに技術を組み合わせて、今よりもっともっとユーザーの役に立つサービスにしていきたいです。

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