AIモデルの精度は出た。シミュレータでも動いた。
それなのに、実機に載せた瞬間に動かなくなる。
Physical AIの開発をしていると、この壁に必ずぶつかります。
原因はモデルそのものではありません。
学習に使ったアセットのバージョン、GPUドライバ、シード値、
Runtimeの起動順序。そうした「モデルの外側」がバラバラだからです。
アプリズムはいま、この問題そのものを解くための開発基盤
「Physical AI IDE」をつくっています。
■ つくっているもの
ロボット、産業装置、ドローン、ヒューマノイドを対象に、
シミュレーション、AI学習、評価、モデル管理、Sim2Real、
そして実機へのデプロイまでを、一つの基盤に統合します。
ブラウザからプロジェクトを作り、ロボットとセンサーを登録し、
タスクと安全条件を定義して実行する。
GPU使用率もVRAMも失敗理由も、同じ画面で確認できる。
合格したモデルだけが、SIL、HIL、そして実機へと昇格していく。
開発者がDockerや個々のRuntimeの起動方法を意識しなくていい環境。
そこを目指しています。
内部ではControl Planeを中心に、Isaac Lab、Genesis、Isaac Sim、
VLM/VLA、ROS 2といったRuntimeを疎結合に分離しています。
IDEからでもCLIからでもCIからでも、同じAPIを叩けば同じ結果が出る。
そういうアーキテクチャです。
■ RTX 4090が、一枚
今回の基準環境は、RTX 4090 24GBを1枚積んだLinuxワークステーションです。
巨大なGPUクラスタはありません。
この一枚の中で、VRAMをどう管理し、GPUをどう排他制御し、
シミュレーションとVLM/VLAをどう共存させ、
それでいて再現性をどう担保するか。
制約があるからこそ、設計で殴るしかない。
ここが、このプロジェクトのいちばん面白いところだと思っています。
■ 「動けばOK」では済まない
Physical AIは、普通のWebサービスとは決定的に違います。
AIの出力が、そのままロボットの動作になるからです。
だから、モデルが出したActionをそのまま実機に渡しません。
スキーマ検証を通し、ポリシーアダプタを通し、セーフティフィルタを通す。
速度、加速度、トルク、動作範囲、衝突、ウォッチドッグを管理する。
そして非常停止は、IDEやAPIとは独立したハードウェアパスに置きます。
ソフトウェアが落ちても止まる、という設計です。
こういう「止め方」から考える仕事は、そう多くありません。
■ 「昨日は動いたのに」をなくす
Gitのコミット、コンテナのダイジェスト、lockfile、スキーマバージョン、
DBマイグレーション、モデルのリビジョン、アセットとデータセットのハッシュ、
シード値、GPUとドライバの情報。
これらをRun Manifestとして丸ごと記録し、
同じ条件を後から再現できるようにします。
再現性は、Physical AIでは品質そのものです。
■ 全部できる必要は、ありません
この領域は、AI、バックエンド、GPU、シミュレーション、
ロボティクス、制御、データ基盤が交差します。
全部わかる人は、たぶんどこにもいません。
ROSは強いけれど、バックエンドはこれから。
PythonとFastAPIは得意だけれど、ロボティクスは未経験。
Isaac LabとRLは詳しいけれど、Web開発の経験は少ない。
GPUとCUDAとLinux基盤には自信がある。
そういう方を歓迎します。
一つの軸を持ちながら、隣の領域に踏み込んでいける人と組みたい。
必須は、Pythonでの開発経験、Gitでのチーム開発、Linux環境、
APIまたはWebバックエンドの経験、Dockerを使った開発。
そのうえで、上に挙げたどれか一つが強ければ十分です。
■ こんな方と話したいです
・ロボット×AIに本気で取り組みたい
・モデルだけでなく「基盤」をつくりたい
・GPUやCUDAを深く理解したい
・ROS 2やシミュレーションを実システムに組み込みたい
・OSSを組み合わせて大きなシステムを設計したい
・研究成果を、実際に動くものにしたい
・「言われた機能を作る」開発から卒業したい
■ まずは話しませんか
Physical AIには、まだ完成された答えがありません。
だからこそ「こうした方がいい」「この技術を使いたい」
「このアーキテクチャなら実現できる」という意見を歓迎します。
決まった設計を実装してもらう仕事ではありません。
応募を決めていなくて構いません。
「Isaac Labを触っている」「ROS 2をやっている」
「GPU基盤に興味がある」「この構想をもっと聞きたい」
その段階で、話しましょう。
現在はPhase 1、Headless Control Planeの段階です。
基盤の設計から関われる、いちばん面白いタイミングだと思います。
技術スタックや募集要項の詳細は、採用サイトに掲載しています。
https://apprhythm.net/news/physical-ai-platform-engineer/
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