ApptioのOffice Managerとして活躍中の篠﨑さん。バックオフィス周りから営業オペレーション等、縁の下の力持ちとしていつもみなさんのサポートをしてくださります。誰よりもビールを飲むスピードが早くそのギャップにいつも魅了されています。そんな篠﨑さんにインタビューさせていただきました。

藤塚：篠﨑さんには本当におんぶに抱っこでお世話になっていますが、これまでどのようなキャリアを積まれてきたのですか？

篠﨑：新卒で東京ガスエンジニアリングに入社しました。Total Utility Mapping SYstemと呼ばれるコンピューターシステムを取り扱うマッピング部に配属となり、右も左もわからないまま、システムのデモンストレーション業務を担当することになりました。入社時は10人足らずの事業部が2年弱で50人を超える大所帯になり、営業事務、デモンストレーション、展示会の準備など目まぐるしい業務の中、コミュニケーションの難しさに悩んだりもしました。何とか乗り越えられたのは、たくさんの周囲の皆さんに助けていただいたおかげだと、今更ながら思い起こすことも多く、感謝しかありません。出産のために退職し、ひと段落したタイミングで前職の経験をもとにガス関連企業に入社し、一般事務やカスタマーサービスを経験しました。子育ても落ち着いたので、より大きな裁量を求めてアクセンチュアに入社後、マイクロソフトに配属となり、バックオフィス全般業務やバックオフィス機能を中国の大連に移行するプロジェクトに参加しました。そのプロジェクトの一環で執行役員4名の秘書業務を担当していました。ここでの経験は、バックオフィス業務や秘書業務の工数を見える化し、効率よく質の高いサービスを提供する術を学びました。

藤塚：色々なライフイベントを経てもしっかりとキャリア形成されていらっしゃり、素敵です。Apptioへの転職の決め手についてはいかがでしたか？

篠﨑：まず、アクセンチュアからマイクロソフトにベンダーとして配属されていたので、仕事をする上でやりたくてもできないジレンマを感じていました。もちろんベンダーとして働くことで勉強になることは非常に多かったのですが、ベンダーの枠にとらわれず、自分の意思で仕事をしたいと感じていました。また、コロナの蔓延を機に暗いニュースが続き、閉塞感を感じていた中で何か希望の光を見出したいなと思っていました。今後世の中がどうなるかわからない状況だったので、今のうちにやりたいことをやるべきだなと思っていた矢先、Apptioについて知る機会がありました。1社目でジョイントベンチャーを設立した際に走りながら色々と仕事をしていく感じが非常に楽しく、その経験からスタートアップに興味があり、Apptioに応募することを決意し、選考を受けたのちOffice Managerとして入社いたしました。

藤塚：Apptioにご入社後はいかがでしたか？

篠﨑：ApptioではOffice Managerとしてバックオフィス全般（人事、総務、経理、購買、契約、秘書業務等）を担当していますが、自分の意思でチャレンジできることばかりで、非常に楽しく働けています。また、チームの皆さんのお人柄に非常に助けられています。入社当初は毎日勉強会が開催されており、意識が高く勉強熱心な方ばかりで、良い意味で触発されました。自分で考えて実行できるので、頑張りすぎることもあるのですが、その辺りは亀の甲より年の功で、自分の中でオンとオフの使い分けを意識するようにしています。また、バックオフィスの業務範囲は広く、労務、人事、総務など、常に新しいことにはアンテナを張っておく必要があります。法律改定や新しい制度については常にキャッチアップできるように心がけています。その点については、Japan Cloud Consulting（以下JCC）関連会社のOffice Managerが集まり、情報交換ができる会が2か月に1回のペースで実施されるので、とてもありがたいです。

藤塚：私もJCCの人事・採用情報交換会に参加しておりますが、他社状況を知ることは通常ないので非常に良い機会だと思っています。Apptioのカルチャーについては篠﨑さんはどのように感じていらっしゃいますか？

※Apptioが入居するフレキシブルオフィス WeWork のスタッフさんと仲良くお話しされる篠﨑さん

篠﨑：そうですね、やはり皆さん個性を発揮しながら、和気藹々としていて、何事も楽しんで取り組まれている雰囲気を感じます。意識が高い方ばかりと前述しましたが、好奇心旺盛だったり、真面目さや誠実さ、優しさ、打たれ強さがあったりetc…良い側面をたくさん持った信頼できる方々ばかりです。皆さん頑張っていらっしゃるからこそ、皆さんがそれぞれのお仕事に専念できるように、バックオフィスやオペレーション業務については全部巻き取れる状況を作り上げたいと思っています。実際にそういった状況を作り上げられているか計測する観点で、バックオフィスのパフォーマンスの数値化ということにも挑戦していきたいですね。

藤塚：私もバックオフィスの一員としてぜひ貢献させてください！今後どのような方と働きたいという点についてはいかがでしょうか？

篠﨑：色々な方に入っていただきたいのですが、まずは「何事にも真摯に向き合う」「全力疾走」「人を思う」「努力を厭わない」といったマインドを持っている方は向いているかと思います。あとは、個人と社会人のスイッチを持ってうまく使い分けられることも大事かと思います。個人的には、自分とは違う考え方やビジョンを明確に持っている方とお会いすると、とても刺激を受けるので、ぜひダイバーシティ溢れる職場になれば良いなと感じています。

藤塚：ダイバーシティ溢れる組織にしていけるよう、採用も頑張ります！篠﨑さん本日はありがとうございました。

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撮影場所：WeWork 丸の内北口