「いつも手元に行動指針"FLAG"を」という想いから生まれた「アクアリングノート」。
表紙をめくると、7つの行動指針が記されています。
「いいものづくりのために」「課題解決をするために」「顧客パートナーであるために」「いい仕事をするために」「信頼しあうために」「連帯感を生むために」「誇りをもつために」
中身は、例えば↓こんな内容。
顧客からの「さすが!」「ありがとう!」を日々重ね いっしょに進む存在となれ
いい仕事をする人は気が利く。1言われたら3で返せ
そういえば入社したばかりの頃よく先輩から、
「どんな些細な依頼でも、あなたに頼んで良かったと思われる対応をしなさい」
「お客さんから1言われたら、そこに隠れたニーズを10は聞き出しなさい」
と言い聞かされたなぁ・・・
これを読んでいたら、むかしのことをいろいろ思い出しました。
「コピーを頼まれてただコピーをとるのは仕事じゃない、“作業”だ。
この資料は何に使うものなのか、
カラーがいいのかモノクロでいいのか、
ホッチキスで綴じた方がいいのか綴じない方がいいのか、
両面印刷か片面か、
しっかりヒアリングして依頼者のニーズにあった対応をしなさい。
それが“仕事”だよ」
入社当時、こんなふうに社長をはじめ先輩スタッフ方は些細な仕事にも熱意と愛情のこもった指導をしてくれました。
まだスキルが無く誰にでもできるような雑用仕事も多かったアシスタント時代。それでも、仕事に日々やり甲斐を感じていられたのは、そういった教えがあったからかもしれません。
あの頃は、わたしが新卒社員だから社会人としての在り方を口酸っぱく教えてくれているんだろうと思っていたけれど、よく見れば古株のベテランスタッフほどそれらを常に意識して仕事をしていて・・・実はこれ、アクアリングにずっと受け継がれてきた「いいモノをつくる」ための“DNA”そのものだったんですよね。
アクアリングでしか働いたことのないわたしですが、13年間意識しつづけ当たり前になったこの仕事への姿勢や細やかな思いやりが、クリエイターとして、パートナーとして、プロとして、とても大切な指針だということが今ならよく分かります。
気づけばわたしも社歴が長くなり、いつの間にか後輩にこのアクアリングのDNAを伝えていく立場に(干支が同じ後輩もできました・・・)。後輩に身をもってこの指針を示せるよう、気を引き締めていきたいと思います!
個性も好みもさまざまなスタッフたちが普段使いしやすいようデザイナーがこだわって作ってくれた「アクアリングノート」。さっそく、スタッフのもとで大活躍。わたしもアクアリングカラーのブルーのペンを買って愛用中です!