消えゆく職種 ①ステレオタイプの営業職
どうも、新井です。
今日は2つのお話。
一つは、「営業」ってこれからどんどんクリエイティブになっていく楽しい職種。という話。
もう一つは、皆さんがイメージしているような「営業」は不要になっていくという話。
私は世間で言うところの「営業職」「人事職」を担当しています。
そのため応募者の方からよく言われます。
「営業さんって大変ですね。」と。
こう答えます。
いや、全然大変じゃないっすよ。
(会社に怒られないかドキドキ…)
と。
なぜ、皆さんが営業は大変そうなイメージを持っているのか。
それは恐らく下記のようなイメージを持っているからでしょう。
・ノルマに追われる
・テレアポ地獄
・飛び込み営業
・クレーム対応で謝ってばかり
・暑い中外回り
これ、非常~~~~~~に古臭いタイプの営業職です。
ただ、残念ながらこの非常~~~~~に古臭いタイプの営業手法をとっている会社が未だにゴロゴロあるのも事実。
そのため、皆さんの営業職に対するイメージも変わらないんでしょうね。
当社はこんな事ありません。
上記したような古臭いタイプの営業手法が通用するのは、
・右肩上がりの成長→数の論理で一定の成約が確保できる。
・情報が閉ざされている→営業マンの押しと嘘八百で成約がとれてしまう。
・通信手段が限られている→実際に足を運ぶケースが多くなり、外回りが増える。
という時代のモノです。
今は、
・成熟社会→数をこなしても成約数は微増しかしない。(コストに見合わない。)
・情報がオープン→営業マンの嘘もサービスの適正さもすぐにネットで検索され、適正に評価される。
・通信手段が豊富→商品さえ良ければメールやネットなどのWEB上で契約が成立する。
という時代です。
ハッキリ言いますが、こんな時代に「飛び込み営業で名刺の数を稼いでこい!」とかいう会社は狂気の沙汰です。
(根性を磨くために研修としてやらせている。という会社もありますが、会社の評判を下げるだけかと…本当に根性が付くかどうかも怪しいですが。。)
という前提で、今の営業職は何が求められるか。それは、
・自社の強み弱み、コンセプト、ブランドの理解と、それらに合致する市場に対する適切なアプローチ
・素人がネットですぐに判断できないような高度な専門知識、コンサルティング能力
・WEB上では解決出来ない人間的な課題が発生した場合の、課題解決能スキルとしての幅広い人間力
となります。
難しく書きましたが、
「ウチの会社って〇〇がコンセプトで☆☆がステキな分、★★はイマイチ。
だから▲▲な人は興味無いと思うけど、△△な人は絶対欲しがるサービス提供できる会社なんだ~!」
と、適当なシーン(WEB上含む)でつぶやきながら、自分の得意領域を勉強して、色んなタイプの人とワイワイと喋る。
…
これが営業の仕事です。
…
凄い楽しそうでしょ!
僕は「営業:Salesマン」という言葉自体が古い時代のイメージに憑りつかれているので、自分としてはあまり気に入っていません。
表現者:expresser
とか、
発信者:Sender
とかいう職種名にしたい。(若干、中二病…)
ちなみに、コンサルタントという言葉は自分自身含めて中身スカスカのコンサルを沢山見てきたので好きではありません。(能力としては必須だと思います。)
何か良い名前無いかな。
まあ、そんなこんなでステレオタイプな営業職は全体的に物理的エネルギーの無駄に感じるのと、単純に人件費コストの無駄なので無くなっていく事を切に祈ります。
あっ、ちなみに当社でも東京とか東京とか東京とかで、当社発想の営業出来る人探していますのでよろしければ是非御連絡を!
おわり。