どうも。色々担当の新井です。

本日は前回に引き続いてブラックorホワイトなMJ的な記事。

昨今の求人に思わず

「ポゥっ！」

と叫んでやりたくなった話です。

最近のWEB媒体求人なのですが、

ホワイトアピール凄すぎません！？

残業ゼロ・昇格当たり前・プロジェクトの選択は完全自由・右肩上がりの成長・嫌な事はやらせません…

雨上がり宮迫さんもビックリの完全無欠なホワイト文言のオンパレードです。

別に「ウソつくな！」とか「良い面だけ書くな！」とか言いたいのではありません。

実際に実現出来ている会社なのであれば、それでも良いのでしょう。

でも…

そもそもな話なのですが…

そんなに至れり尽くせりの環境で働いて、果たして本当に人生楽しいのだろうか…

と考えてしまいます。

個人的な人生観で恐縮ですが、人生は「喜怒哀楽」をバランスよく経験する事で成長し、その成長に伴って他人から感謝・尊敬される事で、人生の満足度を高める事が出来るのではないかと考えます。

ここに書かれているような求人が本当に事実なのであれば、「任される仕事をしていれば給与は得られる。嫌な事は断ればいい。そして残業はゼロ。それでも昇格はして給与は上がっていく」って事になりますよね。

それはそれで生活は成り立つかもしれません。

でも、どうなんでしょう。

そこまでいくともはやロボットと区別つなかくなりませんか？

やりがいもクソも無いような気がするのですが…

（ある意味、会社側への依存度が凄い気がする。）

最近は仕事と人生を別個で分ける事が主流になっていますし、それはそれで個人的には良い事だと思います。

「人生のための仕事であって、仕事のための人生ではない」

というのは私の持論です。

一方で、仕事と人生（喜び）が混じりあった部分で個々の幸福を見出せる事が一番だとも思っています。

※単純に仕事時間は人生の結構な時間を占めますしね。

～余談～

こんな事言うと生産性の高い仕事をして、労働時間を削減してプライベートを…云々。とか言い出す人いますが、本当の意味でプライベートと仕事が混じりあった人は、所定時間とかの概念無くなる事が殆どだと思います。

～余談終了～

そしてこれは皆もウスウス自覚している事だと思うのですが、

斜に構えてワークライフバランスだとかプライベートを最優先だとか言っていますが、尊敬する人は誰？と質問すれば、殆どの方が仕事と遊びと人生を区別していない人の名前を上げます。

皆、実は気づいているのではないでしょうか。

寝食を忘れるほど仕事に熱中出来れば楽しいだろうな。（例　任天堂の故：岩田社長）

とか

好きな事を仕事に出来れば最高だろうな。（例　所ジョージ）

とか

実績を上げて人から尊敬されたり、感謝されたりする人生は素敵だろうな。（例　安室奈美恵）

とか

でも実際にそれを実現しようとすると思いのほかハードルがたくさんある事にも気づきます。

そこで大体の人が諦めているのではないでしょうか。

厳しい言い方をすれば、要は

素晴らしい人生を送るだけの自信が無い

のではないかと。

私からすると、自信が無いが故にキレイな求人に身を寄せて、その方程式に自分をはめ込む事で、言い訳と安心感を得ようとしているように見えます。

言いすぎかな…

でも、少しでもそんな気持ちが自覚出来たのなら、いきなり環境に依存（周囲に甘える）したスタートを切るのではなく、まずは苦難にチャレンジすべきだと思います。

なぜならチャレンジしてしまえば意外と苦難で無くなる事も多いからです。

要は素晴らしいゴールに辿り着くプロセスだ。と受け止めて前向きに取り組めば、思っていたより辛く無い事も多いものです。

大事なのはゴールとプロセスを認識できる事。

そして相談したり励ましあったり切磋琢磨できる人間関係が存在する事です。（ここ重要）

前回も書きましたがホワイトな職場環境というのは自ら開拓して創り出してこそ価値があるのではないでしょうか。

果たして準備されたホワイト環境に意味はあるのだろうか。

そんな事も考えてしまった今日この頃でした。

「共にホワイトな職場を目指しましょう」という求人が増えれば良いなと思います。

まだまだ理想論ですが少なくとも当社はそう有りたいです。

どうでもいいですが、「MJ」＝「マイケルジ〇クソン」だとわかって貰えているかが一番心配です。

おわり。