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【あすけんインタビュー#11 大澤 卓也】iOSエンジニアからAndroidエンジニアへ、二足の草鞋でモバイル開発をけん引

こんにちは!

asken人事採用の平賀です。

あすけんで働く人々のインタビュー。

なぜaskenに入社したのか、今どんな仕事を、どんな思いで働いているのかなど、コンシューマー事業部でモバイルエンジニアとして勤務している大澤さんにお話を聞きました。


-askenのiOSエンジニアとして入社後、海外事業での経験を経て、現在コンシューマー事業であすけんアプリの開発に携わっている大澤さんですが、これまでの経歴を少し教えてください。

僕は、2020年9月にaskenへ入社して、現在4年目になります。新卒からずっとエンジニアとして経験を積んできていて、今はモバイルエンジニアとして、iOSを中心に一部Androidの開発にも携わっています。


-askenへ入社する前まではどんな会社で働いていて、どういった経緯で転職したのですか?

1社目は、婚活サービスを展開する事業会社に就職して、モバイルアプリ開発をしていました。規模も大きくてやることも多く、やりがいを感じていましたが、3年くらいのタイミングで、iOSエンジニアとしてそこでやれることに限界を感じ、より高みを目指したいという思いから、前職の動画投稿サービスを展開する企業に転職しました。

そこはベンチャー企業で規模もそれほど大きくなく、アプリ開発も自分ひとりでほぼ行ってましたね。いろいろやらせてもらい刺激も大きかったのですが、開発が自分ひとりに近かったので、自身と同じiOSエンジニアで一緒に開発やコミュニケーションを取りながら、仕事をしていきたいと思って転職し、縁あってaskenへ入社しました。


あすけんiOSアプリの機能改善を一手に担いつつ、Swiftへのスムーズな移行を実現


-大規模サービスの開発、ほぼ一人開発とそれぞれ違った環境で経験を培ってこられたんですね。当時、askenに入社を決めた理由も教えてください。

入社を決めた大きな理由は2つ。一つ目は、優秀なエンジニアがいるということ。二つ目は雰囲気が良く自分に合っていると感じたからです。

僕は、今もそうなのですが、エンジニア勉強会やイベントには積極的に参加するようにしていて、当時参加したイベント(ポテトチップス)でaskenのエンジニアに会ったんです。自分よりも少し年上で経験も長いエンジニアだったのですが、話をしてみて優秀な人だなと強く印象に残っていました。そのころはまだギリギリコロナ蔓延前だったので、直接会って話ができて本当によかったと思います。

その後、スカウトメールをもらったことをきっかけにカジュアル面談を受けたのですが、面談では藤原さん(今の自分のマネージャー)が、その後の選考でもいろいろなエンジニアが参加してくれました。面接でも常にフランクな場で自分自身を引き出して、深く理解しようと努めてくれる雰囲気を作ってくれ、自分自身に合っているなと感じましたし、自分らしく働けそうだなと思ったのを今でも覚えていますね。


-入社前にいろいろなエンジニアと接点を持てたことで、askenで働くイメージが持てたんですね!大澤さんは入社して4年目になりましたが、現在はどんな業務に取り組んでいるのですか?

今は、コンシューマー事業部であすけんアプリの開発に携わっています。開発を担うチームがいくつかあるのですが、僕はその中で主に機能改善や改修をメインミッションとする「ハッピーチーム」に所属しています。実はメンバーから公募したりChatGPTを使ったりしてみんなで考えて「ハッピーリワークチーム」になったんですが、今は「ハッピーチーム」と呼ぶことが多いですね。Androidエンジニア、バックエンドエンジニア、外部のエンジニアさん、僕とマネージャーの5名で構成されていて、自分はiOS開発を担当しています。

最近の大きな取り組みとしては、Objective-CからSwiftへ書き換えを行ったことですね。あすけんのサービス運営は2023年で15周年を迎え、iOSアプリの運用も10年目を迎えました。開発当初のiOSのメイン言語はObjective-Cだったため、Objective-Cのコードが一部残っており、それによって様々な問題が発生していたので、その課題を解消するために進めてきたプロジェクトです。

そこで取り組んできた、Swiftへのスムーズな移行を実現するための実践的なアプローチについて、あすけんテックブログで記事にしたので是非ご覧いただきたいです。

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iOSエンジニアから未経験でのAndroidエンジニアへのキャリアチェンジ。そこに迷いはなかった。


-大澤さんは、今年の4月からコンシューマー事業部へ異動し、それまでは海外事業部でAndroidアプリの開発を担っていたと聞きました。その時のエピソードを聞かせてください。

当時iOSエンジニアとして入社しましたが、事業の目標を達成させるためには、Androidアプリの開発をスピード感持って進めていく必要が出てきたんです。でも、経験が合って開発で手を動かせる人がいないという状況に陥ったんです、その時、「自分がAndroidアプリ開発ができるようになることがベストなのでは?」と思い、手を挙げたんです。プロジェクトマネージャーは快諾してくれて、それをきっかけにiOSではなく、Android開発をやらせてもらうことになったんですよw

iOS開発はこれまでずっとやってきましたし、同じような開発をする際はこれまでの成功体験を再現することで実現できる。それが少し自分にとっては嬉しい反面、もっとやれることがあるんじゃないか?という物足りなさも感じ始めた時期でもあったので、「是非!」ということでチャレンジさせてもらいました。サポートしてくれたプロジェクトマネージャーやデザイナーやリサーチャーのみんなにも本当に感謝しています。


-当時、ほぼ未経験でのAndroid開発へのチャレンジは、とても大変だったのではないですか?

はい!とっても大変でしたw

僕はモバイルエンジニアなので、Android開発の仕様は、何となく知ってはいたものの、やはりiOSとAndroidでは言語もしかり、大きく開発方法が違います。失敗ももちろんたくさんありました。でも、新しいことにチャレンジしていくことにやりがいを感じる性格なので、大変だけど面白かったですね。

iOSでは実現しにくい仮説検証などをAndroidで繰り返すことができたり、自分の既存の経験だけではできなかったスピード感でプロダクト開発を進めることができました。

現在はコンシューマー事業に関わっていますが、ここで得た経験のおかげで、AndroidとiOSの差分をコードから見つけ修正したり、軽微な開発は修正であれば自分一人で両方開発することができるようになりました。海外事業部での経験は、なかなか経験できることじゃないと思いますし、自分のエンジニアのキャリアにとっても、すごく濃い時間でしたね。大変でしたけど(笑)



サービスを持続的に品質を保ちながら提供し続けられることが何よりも大事、そのために何をするか

-今はハッピーチームの一員として開発をされていますが、他のチームとの連携やコミュニケーションはどんな風に進めているんですか?

ハッピーチーム以外だと、週1で開催している「モバイル横断会」で連携や他エンジニアとコミュニケーションをとることが多いです。

askenには僕含めて、社員だと6名のモバイルエンジニアが在席しています。コンシューマー事業部の他のチームや、医療事業部のモバイルエンジニアと定期的に話す場を設けています。そこでは、モバイル開発における技術方針について共通認識を定義したり、コードレビューのガイドラインを決めたりしてきました。askenのモバイル開発全体の品質を高く保ち、互いに高め合うことができるよい機会だと思います。

前職までもそういったiOSエンジニアとAndroidエンジニアが横断でコミュニケーションを持つ場を設けたりしていましたが、せいぜい月1回とかの頻度で、askenほど皆がモチベーション高く取り組んでいなかったので、今そういった取り組みを皆で進めていけるのはいいなと思います。

一人で考えるよりもみんなで考えたほうがいいと痛感することも多いですし、課題を提起すると良いアイデアが出てきて、アクションにつなげられる。これからも継続してお互いの課題を皆で解決できるようなコミュニケーションをとっていきたいです。

-iOSエンジニアとしてはもちろん、Android開発や他部署との連携等、いろいろなことにチャレンジなさっていますが、これからどんなことにチャレンジしていきたいですか?

今後は、テストや品質保証に対して、もっと良くしていきたいと思っています。

あすけんは僕が入社した当初は累計会員数が500万人だったのですが、たくさんのユーザー様に支えられて会員数900万人を超えるサービスに成長しています。本当に有難いことですし、日々多くの声をいただき、僕だけじゃなく、askenで働く皆のやりがいに繋がっていると思います。

一方で、サービスや機能に対する要望、大規模なサービスを開発・運営する中での技術的課題など、様々な面で改善が必要になってきます。理想は…もちろんバグゼロですが、致命的なことにならないようにカバーしたり、サービスを持続的に品質を保ちながら提供し続けられることが何よりも大事だと考えています。

-なるほど。それを実現するために、どんなことに取り組んでいく予定ですか?

詳しいことは言えないのですが、これから僕がやりたいと思っている、テストや品質保証の強化を実現しながら、新規機能開発や改修などを進めていくには、今よりもたくさんのエンジニアのリソースが必要です。そのためには、新しくエンジニアを採用するということももちろん継続しつつ、今の開発の仕組みや技術環境から、より効率的に品質を保ちつつ、高速化するにはどうしたらいいか、という観点で皆で検討し、取り組みを進めています。

僕たちはもっとユーザー様に満足してもらうために、そしてサービスを通して多くの方が健康になってもらえるように、やりたいことがまだまだたくさんあります。この取り組みが実現することで、テストや品質保証をもっとよくしていくことはもちろん、よりユーザー様への価値提供ができるようになると思いますので、お楽しみに!



-はい!これから大澤さんたちの取り組みを影ながら応援しています!最後に転職を考えている方や、askenに興味を持ってくださっている方へメッセージをお願いいたします!

askenは、チャレンジしたいと思ったことを応援してくれる社風です。エンジニア同士はもちろん、PdMやデザイナー、栄養士などの他の役割のメンバー、また役員ともコミュニケーションが取りやすいのも魅力だと思います。

チームで何かを実現すること、新しいことにチャレンジし続けることがやりがいになる方にはマッチした職場だと思います。是非一緒によりよいサービス開発をしていきましょう!

僕が運営している、あすけんテックブログも是非ご覧ください!

https://tech.asken.inc/


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参考



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