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都内で防災を体験。オトナの社会科見学|創立記念日【社内イベント】

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2月8日はアスコエパートナーズの創立記念日です。
毎年「オトナの社会科見学」と題し、午後から仕事を離れ、日常で触れない世界を学び、社員同士の交流を深めるイベントです。コンセプトは幹事が決めて、臨んでいます。
以前は、日本科学未来館カップヌードルミュージアム 横浜と、実際に見たり、手を動かしたりと思い出を作りました。

今年は、東京消防庁が運営する防災館 (都民防災教育センター)での防災体験です。
防災館は、都内3拠点で自然災害の多い日本でのより安全な暮らしのために防災に関しての知識やスキルを体験を通じて学ぶ施設で、身近な生活場面から自分にも起こりうる場面を想定した防災体験ができます。全員が同じ場所で体験するのが望ましかったのですが、実施人数の兼ね合いもあり、本所防災館と立川防災館の2グループに分かれて、体験をしてきました。

当日、2月6日は前日に都心で大雪が降り、公共交通機関に影響がないか心配でしたが、無事に開催となりました。

錦糸町にある本所防災館では、防災シアターで災害の現状と地域密着の対策を映像で学び、その後、煙体験・暴風雨体験・都市型水害体験・地震体験と4つの体験。
立川防災館では地震体験・煙体験・救出救助、そして現代的なデバイスを用いて映像体験するVR防災体験のコースです。実際に体験する、社員の様子や印象に残った学びの記録をしていきます。

災害現場で起こる危険をイメージ。
身体を動かして学ぶ防災館

リアルを映像で体験。VR防災体験

火事・地震・水害の3種類から選べ、映像を見ながら、災害に直面にした時の気持ちや行動を自分事として捉えられる体験です。身に危険を感じると、人は慌ててしまい、冷静な判断が難しくなります。
たとえば、キッチンで揚げ物をしていて、いつの間にかガスコンロから火が燃えあがっているとします。消火器を使用して鎮火するのがいいのですが、「火には水で消化する」というバイアスから誤った判断をしてしまうときがあります。

映像を見ている時は冷静に判断できますが、日頃、私たちは予防しているために、目の当たりにしない場面を見ることで、実際に私たちはどのような行動ができるのだろうかと考えさせられました。

また、他のエリアではゲーム感覚で楽しめる消化体験がありました。消化の際に大事なのは初期消火です。出火元の場所・火力の強さの全体を見て、狙う腕が試されました。



大震災を想定した「地震体験」

複数のプレートに囲まれた日本。地震大国と言われ、各地で地震や津波の被災をテレビを通して目の当たりにしますが、1923年に起きた関東大震災から100年が経っており、関東でいつ震災が起きてもおかしくありません。

体験のシチュエーションは、余震がない、いきなり本震が来た時の震度7の地震です。
体験してみると想像以上の揺れで、立つこともできなく、身を屈んでいてもその場で必死に耐えるのが精いっぱいでした。

まず大事なのは、四つん這いの姿勢で身体を安定させ、頭や首を守ること。また、揺れている間は周りを見て、家具や割れ物を避ける余裕がありません。もしもの時のために、日頃から部屋の整理や転倒の対策など、日常の見直しをする必要があることを実感しました。

「Aid for プロジェクト」に通じる体験

今回、”防災”となった経緯は、年明けに起きた能登半島地震と「Aid for プロジェクト(以下、Aid for)」の大事さからです。
この時に起こるとは誰もが想定していなかったと思います。いつ起こるかわからない震災は、事前に対応をどのようにしたら良いか、訓練を重ねることで自分自身や周り人など、多くの命を守ることができます。その行動ができることは日本に住む私たちにとって、とても大事なことから、体験テーマが防災となりました。

先ほどのAid forというのは、311の関東大震災の直後から取り組み始めた、「必要な人に必要な支援を届けること」を目的としたプロジェクトです。 Aid forのWebサイトでは、助成金・補助金など、行政機関の支援制度を中心とした復旧復興に関する被災者・事業者向けの各種支援情報を提供しています。

交流会では立ち上げに参加した社員から、Aid forへの想いを聞きました。

いち早く被災地を助けたい。自分には何ができるだろう。当時の考えや、ご協力いただいた企業様からお力をいただいた感謝、今ではより必要となるサービスになったことなど、これまでの会社の歴史を振り返りました。

能登半島地震の支援情報ナビを立ち上げ、いち早く被災地の復興になることを祈ると共に、利用者に必要な行政サービスや情報が、わかりやすく・探しやすくなるようにこれからも取り組み、社員みんなが基本の考えに立ち直った創立記念のイベントとなりました。


令和6年能登半島地震 支援情報ナビ
必要な人に必要な支援を"被災者が使える被災者支援関連行政サービス"のポータルサイト
https://aidfor.noto-peninsula-earthquake2024.supportnavi.jp/

※公開期間は、発災後一定期間を予定しております。


▽ 参考
防災館

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