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「仕事」も「生活」も大切にする働き方。育休取得したパパ社員にインタビュー!

こんにちは!auコマース&ライフ採用広報担当です。

昨年弊社のストーリーでは、産休・育休から復職した女性社員2名のインタビューをご紹介しましたが、(「新たな環境で更なるキャリアを。復帰後も第一線で活躍し続ける、たくましいママ社員たちの心境やいかに。」)今回は2020年度に育児休業を取得した、男性社員にお話を伺ってきました。

2020年度のauコマース&ライフの育児休業取得率は(11月末時点で)女性が100%、男性が15.4%です。2019年度の厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると、女性が83.0%、男性が7.48%と言われており、取得率は決して低くはないように思われますが、さらに男性の育休取得が浸透すれば良いなと感じています。

仕事の状況や役割など、それぞれの事情によって取得を諦めている人や、そもそも育休を取得することを考えていない人も多いのではないでしょうか。今回の記事はauコマース&ライフをこれから知っていただくみなさんはもちろん、この記事を見てくれるメンバーにも、男性の育休について考えるきっかけになればいいなと思います。

左:奥野 源(Hajime Okuno)
2019年3月、旧KDDIコマースフォワード株式会社(以下:KCFと表記)へ入社。リードデータサイエンティストとしてデータソリューショングループを牽引。現在は検索機能の改良とデジタルマーケティング分野を中心に担当している。
右:宮崎 大輝(Daiki Miyazaki)
2017年6月、旧株式会社LUXAへ入社。入社後大阪支社に配属、現在ではライフスタイル営業部にて兵庫エリアを中心に担当。前職のモバイル法人営業の経験も活かし、新規開拓を強みとしている。

ーまずおふたりから自己紹介をお願いします!

奥野:
リードデータサイエンティストとしてデータソリューショングループ(以下、DSGと表記)に所属しています、奥野です。DSGはデータアナリストとデータサイエンティストが所属しており、社内のさまざまな部門や領域を各々が担当し、分析支援を行っています。例えば私は新しい機能や施策をリリースした際に、どう効果があったのか、どう改善できるのかを分析したり、お客さまの検索履歴などのログを見ながら、検索エンジンのチューニングなどを担当しています。これまではこうした定量的な事実に基づいてサイトを変えていくという意思決定ができていなかったと感じており、DSGでは統計的手法や数理モデリングを積極的に取り入れて、そういった文化を創っていきたいと考え、日々取り組んでいます。

宮崎:
現在、ライフスタイル営業部にて関西エリアの飲食店、美容サロン、ホテルなどのお客さまを担当しています。前職では携帯電話の法人営業をしており、全国2位の営業成績を上げるまでになりましたが、無形商材、かつ解決型のコンサルティング営業に挑戦し、自分の力を伸ばしたいと思い旧株式会社LUXAにジョインしました。実際有形商材と無形商材では、必要とされる力が全く違い、発見がたくさんありますね。今後も「au PAY マーケット」や「LUXA」において、この無形商材は他のECモールにはない新しい価値を作り上げる重要な役割を持っていると思います。自分の力を伸ばしながら、事業を創り上げる実感を持てるのが面白いです。

リモートだからこそ間近に感じた育児の現場

ー おふたりはそれぞれ第一子のご誕生を機に、育休を取得されたとお伺いしました。
 育休取得を決めたきっかけなどはありましたか?

宮崎:
正直私は子供が生まれるまで、全く育休のことは頭にありませんでした。営業部で日々目の前の数字にコミットしているものですから、『育休』というブランクが想像以上に厳しいのではないか、と感じていたからです。そんな私が育休を取ろうと思ったきっかけは、新型コロナウイルスの影響によるリモートワークという働き方の変化でした。
4月末に子供が生まれ、自宅で働きながら子育てを横目で見るという状態になったのですが、妻が全身全霊を懸けて子育てに向き合っている姿を見て、とても見て見ぬふりはできず、自分も一緒に向き合うべきだと感じました。また、生まれてから猛スピードで成長するこの唯一無二の瞬間に、自分も立ち会っていたいと思ったことも、育休取得の背中を押してくれました。

奥野:
私は周囲に育休を取得した知人が何人かいたので、以前から「子供が生まれた時には自分も取ろう」と心に決めていました。新生児は人生の中でも成長が早い時期。肺呼吸に慣れてきたり、視覚や聴覚の発達が進んだり、その目まぐるしい変化を間近で見ていきたいと考えていました。そのため社内の引継ぎ準備はもちろん、育休取得に向けた下調べもできる限り計画立てて進められたかなと感じています。

ー 育休を取得するまでに、どのような調整を行いましたか?

奥野:
私は1か月の育休を取りましたが、定常的タスクはできる限り他のメンバーに引き継ぎつつ、引き継げない部分はできないと明確に線引きもしました。特に他部署と連携するプロジェクトにおいては、進捗がない期間を事前にスケジュールに織り込むことで、スムーズに育休に入ることができました。実際引継ぎ期間に入った際には、周囲から暖かい反応をいただいたり積極的にサポートに入っていただくこともあり、とても嬉しかったです。

宮崎:
先ほどもお話しした通り、育休取得を決意したのが出産後だったので、私は約1か月という短期間で引継ぎなどを行いました。対お客さまの仕事の中なので、自分の目標数字の動きはどうか、トラブルは起きないか、など不安に感じていましたが、メンバーに支えられて乗り切れたと感じています。育休中にお客さまから進捗があった際も、メンバーが臨機応変に対応してくれたので、全く問題なかったです。

奥野:
仕事面に関しては、周囲の方の協力があって心配なかったですね。それよりも子育てに関する不安の方が正直大きかったかな…YouTubeを見て沐浴のイメージトレーニングをしたり、色んな参考サイトを見たりしていました。

宮崎:
本当その通りです。初めての育児なので、何をどうできるのか、全く分からず不安でしたね。奥野さんと正反対で、私は説明書も読まないタイプ。やりながら覚えることが多いのですが、子育てに関しては調べておけばよかったって何度も思いました。笑

真剣に育児に向き合った結果、仕事観にも変化が

ー実際に育休を取得してみていかがでしたか?

奥野:
仕事をしながらでは気付かなかっただろう子供の成長を目の当たりにしたり、妻の気持ちに寄り添うことができ、良い点が多いと実感しました。また実際子どもが生まれると煩雑かつ膨大な行政手続きが待ち受けているのですが、こういった部分を分担できるのも良かった点です。真剣に育児や子育てに向き合ったからこそ、社会の在り方についても見つめ直すきっかけになりました。ぜひ男性にも育休という制度を生かして育児にもっと参加してほしいと感じました。そしてauCLのサービスも、暮らしの利便性に寄与できるようなものを目指さなければならないなと改めて考えさせられました。

宮崎:
妻から「結婚してよかった」と直接伝えられた時に、改めて育休を取ってよかったなと感じました。2人とも初めての育児の中で、辛いことや嬉しいことを分かち合える仲間として絆が深まったのではないでしょうか。また、これまでは仕事に対して「自分の」目標という意識が強かったですが、「家族を守る」という意識が強くなった気がしますね。育休が終わっても育児は続くので、仕事との両立は不可欠です。

奥野:
確かに、自分の生活の中でより家庭や育児における比重は重くなったと思いますね。プレイヤーとして自分が動くだけでなく、時には周りと協力しながら進めることが大事だと感じています。実際育休が終わった現在も、深夜帯の寝かしつけや授乳は奥さんにお願いし、朝6時に起きて引き継ぎ、私の始業まで奥さんに寝てもらう、というように分担していたりします。その点リモートワークは非常に助かっていますね。

宮崎:
自分自身がそうだったように、まだまだ営業メンバーの中には育休に対して取りづら辛さや不安がある人もいると思いますが、「男性も育休は取ったほうが良い!」と断言できます。ただ覚悟しておいてほしいのは、育休は「休暇」じゃないということ。個人的には「育児強化訓練期間」という名前でもいいのでは?と思っています。笑
おむつを替えてミルクをあげるだけと思ったら大間違い。やるべきこと、やりたいことが次々と出てきますし、仕事のように定時もないので体力的には大変です。ただ真剣に向き合ったからこそ、わが子が笑う瞬間が何より嬉しいし、将来自分も胸を張って育児に関わった、とわが子に言える自分になれたことも嬉しいところです。
ぜひこれから育休を取られる方を応援していきたいですし、自分自身も周りに育休を取るメンバーがいたら積極的にサポートし合っていきたいです。


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