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僕の価値観と人生に影響を与えたのは、憲法の本との出会い

法律事務所オーセンスに入る前

 僕は小学生のころから、学校の図書館にある偉人の伝記をひたすら読んでいました。 その時に、牧野富太郎という96歳まで長生きしている植物学者を知って植物学者への憧れをもっていました。祖父母の家の近くで、山登りをしているときに目に入る鉱山植物を見るのが好きだったんです。 中学ではサッカー部に所属をし、生徒会長を経験したりとかなりアクティブな学校生活を送っていました。 高校は地元の超進学校ではなく自由な校風の大学付属の高校に行き、近所のクラブチームに所属しながら、アルバイトをたくさんしましたね。  大学はそのまま付属大に進み、コミュニティ福祉学部に入学しました。 その当時は、犯罪心理学者プロファイラーに憧れ、心理学を学ぼうとしていたのですが、想像と違う部分があったので大学1年か2年くらいの時には、別の道も選択肢に入れてみようと考えが変わりました。  3年になり、周りが就職活動をするようになったとき、「普通の就職活動はいつでもできる!自分は何をしたいのか!」と問いかけ、僕は大好きな図書館に答えを探しに行ったんです。大学の図書館って本当に色々な本があって面白いですよね。 そこで出会ったのが、憲法の本。すごく面白いと思ったのは、法律って「~しちゃいけない」とかって規制するイメージがありますよね。でも憲法って真逆で、私たちが守りたいもの、絶対に侵害しちゃいけないものを決めていたのです。 初めてこの仕組みに触れて、100年先まで予想する立法担当者って本当にすごいなと感じ、大学3年の終わりに、司法試験をやろうと決め、大学卒業後はロースクールに通い始めました。「弁護士になりたい」というより「勉強が面白い、仕組みをつくりたい」というようなモチベーションに動かされていた、そんな感じです。ひたすら勉強をして、友達と議論したり、勉強をするのは楽しかったです。ただ、司法試験って3回までしか受けられないんですよね。 僕は3回受けても不合格でしたが、後悔は全くなくて、次は社会に出てみたいと視野が広がりました。 社会に出ようと思ったとき、当時は公務員や、裁判所の書記官にいくコースがあるすごく狭い世界にいたのですが、一回も社会に出ていないので、企業のようで、かつ、自分の好きなことができる、そんな働き方をしたいと考えました。その時に、偶然ベンチャー企業のような法律事務所オーセンスに出会い、すぐに入所を決めました。

現在

 パラリーガルという仕事は、想像しづらいかもしれませんが、弁護士が医者だとすると看護師さんみたいな存在です。 ある程度の法律的知識を持ちながらサポートする役割だと思っています。 ただ今の自分がやっている仕事は、具体的な書面作成や調査だけではなく、所内にいるパラリーガルたちをどう組織するか、どう仕事を割り振ってどうまとめるかという仕事です。 法律事務所って特殊そうに見えても、企業のマネージャーとあまり変わりがないんだと思います。  今の仕事で感じる一番のやりがいは、目標に向かってみんなで頑張って結果が出たときです。余談ですが、目標達成すると元榮さんが祝賀会やってくれるんです。そういう懐の深いところもすごく好きです。

法律事務所オーセンスについて

 企業のような法律事務所。ひとことでいうと、ファミリー。 仕事していてもみんなでやるっていう意識が強く、誰かが困っていれば他の人たちがフォローすればいいというスタンスが根付いています。 「みんなでやろう」という意識があるのでとても働きやすいです。 そして代表の元榮さんはやっぱり懐が深く、温かい雰囲気のある事務所だと思います。

今後どういうことをしていきたいか

 仕事している時間って1日のうち3分の1も占めていますよね。 大変だから仕事になるって僕は思うんです。大変だっていうものを楽しみたい。 今後はいかにみんなが楽しんで仕事をできるか考えることを、もっともっとしていきたいです。 目標は私が非常に尊敬している上司の下山さんみたいな、周りを楽しませるような考え方をもってマネジメントできる人になりたいです。 また、事務所内の仕事だけにとらわれず、新しい分野もしっかり学びたいので、やりたいことを見つけて常に成長を続けたいという想いもあります。

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