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Babel, Inc. Story Vol. 4『私のキャリアは正しさの証明〜取締役 一村明博〜』

こんにちは!HRインターンの山岡光太郎です。

前回は、CTOのk2wankoさんからバベルの技術組織についてお聞きしました。
↓詳しくはこちら!
Babel, Inc. Story Vol. 3『CTOに聞く!AI Automationを支えるバベル開発チームについて』

今回は、営業人材育成のプロフェッショナル・バベル取締役の一村さんに、
自身のキャリアとバベル主力プロダクト「ailead」の可能性について存分に語ってもらいました。

どうぞお楽しみください!

自己紹介をお願いします。

こんにちは。一村です。

2021年に取締役に就任し、クラウド型オンライン商談管理・分析サービス「ailead」の営業チームを率いています。

バベル入社前は、複数企業の取締役として営業組織の拡大に従事し、沢山の人材育成を行なってきました。その経験と実績を活かして、現在はバベルの営業組織を拡大するために日々奮闘しています。

PR TIMES『株式会社バベル 取締役に、一村明博氏が就任』

バベル取締役就任前まではどのようなキャリアを歩まれましたか?

振り返ると一貫してキャリアは金融業界で歩んできました。
いつの時代も「営業」には何かしらの形で関わってきましたし、総じて「金融のテック化」に大きく貢献してきました。

大学を卒業後、93年に入社した大和証券では、富裕層や中小企業オーナーを主な顧客とする個人営業をしていました。3年目に手数料ランキングで全国トップを取るなど、沢山良い経験をさせてもらいましたが、他方で「対面営業の限界」も感じました。対面営業では、自分の知識やノウハウを届けることが出来ても、せいぜい20人から30人ぐらいだからです。

そこで、より多くの人、沢山の人に価値を届ける為に目をつけたのが「ネット証券」です。2000年始めの頃、「金融商品は対面で買うもの」という認識が業界では当たり前で、スマホなどもないネットもダイヤルアップの時代でした。そんな中でも「営業という、人間がやってきたことをいかにインターネットで代替していくか」をテーマとして掲げていた松井証券に魅力を感じ、2001年に転職しました。

松井証券では、組織マネジメントや経営の経験をしました。
ネット証券にはいわゆる「対面営業」がない代わりに、必要な情報をネット上に揃え、広告やメールで認知してもらい、コールセンターを通じ必要に応じて顧客をサポートをすることが重要です。私はその顧客サポートに必要なコールセンターを、最大時は200人を超えるメンバーとともに、その立ち上げから運営までを行いました。クオリティとパフォーマンスが評価され、HDI-JAPANのコールセンターランキングで全国1位を獲得するなど、自身の仕事が認められ、2004年に同社営業推進部長、2006年に取締役に就任しました。

大和証券の営業実績、松井証券時代の取締役としての組織づくりや人材育成の経験が買われ、2015年からは、当時、早期のIPOを目標に掲げていたフィンテックベンチャーに参画し、取締役を務めました。ここでは、営業担当として売上を上げつつ、営業部門をゼロから立ち上げ、入社して3年後、同社創業5年後にIPOを実現しました。 IPO後は株式投資型クラウドファンディングを展開するスタートアップのM&Aを主導し、子会社化と同時にこの子会社の代表取締役に就任しました。就任後1年でこの子会社を業界2位に成長させた後、2021年4月、バベルに参画し、取締役に就任しました。

大和証券から「インターネット」の松井証券へ、そして、金融×ITの「フィンテック」ベンチャーからクラウドファンディング企業へと活動の場を変えてきたわけですが、改めて振り返ると、私のキャリアは「金融のテック化を歩んできた」と表現することが出来るのではないでしょうか。

「バベルとの出会い」や「入社のきっかけ」を教えてください。

CEOの杉山さんとは共通の知人を通じて知り合い、2年ほど前からは、外部の人、という位置づけで、組織づくりやBtoB営業に関するアドバイスを行っていました。その頃から「どこかのタイミングでバベルへ来て欲しい」とは言われていました。

そうして杉山さんに関わる中で感じたのが、彼は「会うたびに成長・変化する人だ」ということです。興味を持ったこと、やると決めたことは、情報収集からその実現のための人材のアサインまで、徹底的に「やり切る」人です。必要な知識を身につけ、前例を参考にゴールまでの最短距離を見つけ出し、それを実行する。自分の成長の仕方を知っている人と言えるでしょう。つまり、成長のPDCAのプロです。

そんな杉山さんの人柄と「AIオートメーション技術」を活用し営業組織を育成する「ailead」というプロダクトに魅力を感じ、前職における責務がひと段落したタイミングで、2021年バベルに取締役として参画しました。

松井証券ではインターネットを活用して「金融のテック化」を進め、フィンテックベンチャーでは、金融という枠組みの外からテックを通じて「金融のサービス化」を実現しました。業界や分野に捉われることなく「イノベーションを起こしたい」想いは常にあります。

スタートアップで働く経験は初めてではないと思いますが、バベルならではの雰囲気はありますか?

圧倒的な「若いエネルギー」を感じますね。

当社メンバーの平均年齢は20代です。前職のフィンテックベンチャーでもメンバーの若さは感じましたが、それでも平均年齢は30代だったと記憶しています。

彼ら、彼女たちの変化や成長の速度は目を見張るものがあります。もちろん年齢が全てではありませんが、そこから生まれる爆発的な成果は私がこれまでに経験したことのないものです。

そして、中でも私が気に入っているのが、フラットな関係性と雰囲気です。年齢や経験を問わずに、互いに教え学び合う文化が自然と造られています。この点も、これまで所属した組織では感じられなかった点です。

バベルで成し遂げたいこととは?

主に2つですね。1つ目は、当社サービス「ailead」を世の中に広め、日本の社会問題の1つである「労働生産性」の向上に貢献すること。2つ目は、私のキャリアでは3度目となるバベルのIPOを成功させることです。

実は私のキャリアは「正しさの証明」が1つのテーマとなっています。
当時、証券業界大手からネット証券に移籍する時は、周りから「株をネットで買うわけないだろ」「ネット証券なんてすぐに潰れるぞ」「アホか、何を考えているんだよ」と言われました。ネット証券からフィンテックベンチャーに転ずる際は「フィンテック?なにそれ」「とうとう焼きが回ったね」と多くの人に言われたことを覚えています。そのフィンテックベンチャーでも、株式投資型クラウドファンディング企業をM&Aする過程では、周囲が非協力的だったことを今でも記憶に残っています。

ネット証券はいまでは当たり前の存在となり、フィンテックベンチャーは3年後にIPOしました。M&Aした企業は1年で業界2位まで躍進しています。これが私の「正しさの証明」です。

バベルには非常に熱量の高い若手がいて、サービスを開発するエンジニアのレベルも日本トップクラスです。そんなメンバーと、日本や社会の役に立つプロダクトの開発と展開に全力で取り組みたいです。現状、海外で闘っていける日本発のプロダクトはほとんど存在しません。バベルは「ailead」によってまずは日本でのトップを狙い、その後、アジア、世界へとプロダクトを届けていきたいです。その過程でIPOも成功させます。

「ailead」のどのような点に可能性を感じますか?

会社を通じて起きた出来事は全て会社の”資産”です。
商談、打ち合わせ、そしてミーティング… これらの記録がないということは、ある意味、資産を捨てているようなものです。「ailead」は今まで捨ててきたこの計り知れない資産(価値)を、AIオートメーション技術によって「見える化」「資産化」する画期的なプロダクトです。

1990年代後半から2000年代前半のインターネット革命によって「リンク」「シェア」「フリー」「フェア」「フラット」が実現できる社会となりました。AIオートメーション技術を活用する「ailead」によって、ここに「クリア」「オープンネス」が加わることで、我々は、社会課題の1つである「労働生産性」を大幅に向上することを目指しています。

バベルの営業チームにどのような人を求めますか?

現在、バベルの営業チームには7人のメンバーがいますが、1年後には40人、つまり5倍以上のチームにする必要があります。これまでの「ailead」に対する反響から計画した数字です。今、ここにバベルの営業組織は急拡大のフェーズを迎えようとしています。

上記にあるような、「ailead」がもたらす世界観である「クリア」「オープンネス」に価値を感じる人、AIオートメーション技術が創る世界を好む人に参画してもらいたいと思っています。

最後に一言お願いします!

お客様に「ailead」を届けることが我々の仕事である一方で、私たち自身も「ailead」を存分に活用し、「クリア」で「オープン」な営業組織を創っています。そんな「クリア」で「オープン」な環境の中、仲間を互いに尊敬しながら、思い切り成長したいという意欲のある人に集まって欲しいです。

皆様とお会いできますことを心待ちにしております!

一村さん、ありがとうございました!

今回は、数々の組織で営業人材を育て上げてきたプロフェッショナル・一村さんにお話を伺いました。

次回は、同じ「ailead」セールスチームで活躍する砂合拓哉さんにインタビュー予定です。
砂合さんは昨年2021年10月に転職して入社されたばかりの若手です。そんな彼の「若手」「新人」という側面を中心にお話を聞いてきます!
現在、バベルのセールスチームは2人なので、これらのインタビューを通じて「バベルの営業組織」についてよく知ってもらえたら幸いです。

それでは次回もお楽しみに!

2022年1月 HRインターン 山岡光太郎

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